税理士・田村麻美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ブスであるという己の逆境をいかに攻略していったか,そしてそこはどういうマーケティング戦略で説明できるか
読み物としても苦しくない.結構赤裸々.
己を客観的に分析し,一つ一つ対処していく様は「ブス」に限らなくても有効そう
ーブスであるという現実の認識,受容
ーディスアドバンテージを加味して戦略を立てそれを実行
ー100回の合コン⇨トライアンドエラーで嗅覚を高める.経験値を無駄にしない.
美人は経年劣化があるがブスは最初からゼロで失うものがない,というのはストア哲学的である.
ブスである=「武器として容姿を使えない人」
ブスと容姿,に適切な言葉を当てはめれば汎用性たかそうである -
Posted by ブクログ
ヤフーかなんかで記事を見て、気になって読んでみた。面白くて、メモを取るほどためになって、一気に読めた。読み終わった直後、私は愕然とした。自分は今までなんて漠然と、なんの努力もせず生きてきたのかと。そこそこの大学も出たし、就職して自立できるよう頑張ってきたつもりだったけど、私は自分のことを客観的に見て、具体的な目標や期限を定め、プランを立てることが足りていなかった。著者は、幼少の頃から自分がブスであることを認識、自分というものを客観的に分析し、真剣に考え、時に欲望のまま、実直に行動してきたのが素晴らしい。だからこその今のしあわせな生活があるという。もっと早くこの本を読めていたら…そう思っても仕方
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Posted by ブクログ
「夢みることを諦めたブスと、劣化が始まった美人へ」「ブスのマーケティング戦略」
タイトルと帯を見ただけで期待大でしたが、面白さだけでなく、マーケティングをわかりやすく解説してくれています。
・目的の設定
・自分を商品として、俯瞰し、何が強みで弱みなのか分析する。
・市場で勝てる要素を的確に捉え、自分を売り込む。
・売れない場合、市場をかえる。
etc
著者は自分をブスとして俯瞰し、どうしたら自分の目的(結婚したい、年収1000万円になりたいなど)を達成できるか、実経験を例えにあげているため、非常に理解しやすい。
著者は大きな失敗にぶつかった時に他者との比較による勝つ(売れる)という相対的な価値 -
購入済み
子供に読んでほしい
大人になると見慣れ過ぎて自分の顔がブスなことを気にしなくなってしまう人が多いのではないか。ここまでの熱量を持てない気がする。容姿を気にしている子供達に読んでほしい。
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Posted by ブクログ
ブスという弱点は変えられない、その弱みを打ち消すために何をすべきかという話がずっと進んでいく。最初はブスなせいでこんなに考えなきゃいけないんだ、がんばらなきゃいけないんだ…著者は10代から目標設定してやってきてるけど、私この年からのスタートなのに!みたいな暗澹たる思いに。
でも、読み進めていくと自分もブスがゆえに多少はやってきたことがあるな~と思った。それをちゃんと整理して、理論立てていけばいいだけというところは、これを機に考え直してみたい。
あと、美人は年取っても美人だけどね?!というのがどうしても最後まで拭えなかった。努力する美人のほうが圧倒的に多い環境なので、美人だけをとりえにしてきた人