姉森カナのレビュー一覧

桐島、部活やめるってよ

朝井リョウ / やまもり三香 / 桃森ミヨシ / 姉森カナ / 佐藤ざくり / 斎藤ジュリア

桐島、部活やめるってよ のオムニバス構造は漫画にしても鮮やかで、教室のこちゃっとした感じも絵だとよく分かります。各漫画家さんが自分の担当したキャラクターについて一言書いているのも良かったです。

＊～アスタリスク～

姉森カナ

画そのものは粗く、個人的にはもうちょっと、丁寧に描いた方がいいんじゃないかな、と思う半面で、その独特のタッチがキャラ達の感情を鮮明に表現している、とも感じた
「嬉しい」も「愉しい」もハッキリとしているが、私としては恋が叶わない苦しさ、相手に気持ちが伝わってくれない切なさ、青春時代の葛藤の描き方がより巧い、とも思った
ほろ苦い恋愛漫画の名手になる可能性が大
デビュー作の『カワイイコにしかキスできない』は画こそガタガタだが、自分の描きたい物を紙に全力で描いていて、少女漫画の王道を大股で駆け抜けているような内容。
良くも悪くも、溢れ余ってる勢いが、他の作品で失速していないのは実に素晴らしい
私としては、数ｐに大好きな相手と別れなきゃならない辛さを受け入れて、「次、会う時までにもっと可愛くなる」と決意を固く出来る少女の強さをギュッと詰め込んでいる『九州男児のキス』を強く推したい

桐島、部活やめるってよ

朝井リョウ / やまもり三香 / 桃森ミヨシ / 姉森カナ / 佐藤ざくり / 斎藤ジュリア

原作＆映画にくらった身として、漫画も読んでみた。
小説のかなり正確な漫画化で、漫画という画になった分鮮やかに見られる。短編一作ずつ別の漫画家に任せているのも「桐島」の作品観に沿っていてよい。
原作者と同じ地域に住んでいる者としては、原作の方言を生かしてほしかった。

桐島、部活やめるってよ

朝井リョウ / やまもり三香 / 桃森ミヨシ / 姉森カナ / 佐藤ざくり / 斎藤ジュリア

同名小説のコミカライズ。
オムニバス形式。

5人の登場人物について、それぞれ違う漫画家さんが描いているので、話によって絵の好みとかはあるかもしれないけど、ストーリー自体はおもしろかった。（というか、原作が面白いのか？）
原作読んでみようかなぁと思った。（そして読んだ笑）

ていうか、桐島ってほぼでてこないんだな（笑）

桐島、部活やめるってよ

朝井リョウ / やまもり三香 / 桃森ミヨシ / 姉森カナ / 佐藤ざくり / 斎藤ジュリア

「桐島、部活やめるってよ」の原作小説は実質、不朽の名作といっていい位置にもうきていると思うし、映画の方は神木隆之介の代表作の一つになっていると思う。
しかし、少女漫画はその時代の流行り廃りの問題なのか、今読むとなんか辛いものがあったような気がする。
ただ、巻末の作者コメント、「桐島〜」で本来伝えたかった事について書かれた文章は一読の価値があったと思う。

＃感動する ＃憧れる

ぼくらのStory

姉森カナ

なんだか、ふわっとしてた…。上手くいきすぎて現実感ないというか…。たとえば、『ウラ×ウラ』の落ち葉文字。発想は素敵だけど、あんなの箒で出来ないと思うのだけど…。どんだけ器用なの(＾＾;)

桐島、部活やめるってよ

朝井リョウ / やまもり三香 / 桃森ミヨシ / 姉森カナ / 佐藤ざくり / 斎藤ジュリア

5人の作家は一人ひとりのキャラクターを描く形式の単行本。「桐島」を外部から観て評価する部分と、各々の人物の内面、問題を描いているという感じかな。どの作者も描くサジ加減が難しそうだった（笑）

ぼくらのStory

姉森カナ

[あ]

失敗したー

幼なじみ系が好きで、こういう作者さんと知らず買っちゃって大失敗！！ 片言＝不思議ちゃん＝可愛いって感じのはかなりイラッ💢として無理だわー。で、内容も全然でした。