中野さとるのレビュー一覧

  • にっぽんスズメ歳時記 WE LOVE SUZUME

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    われと来て 遊べや 親のない雀 (小林一茶)
    『おらが春』所収。6歳の時作った句とされている。それほどまでに、スズメは人見知りしない。私も河岸でぼーとしていた時に、気がつけば足下にちょっと痩せぎすのスズメが来ていたので、ポケットからお菓子の片割れを出して食べさせたことがある。その時に、この句を思い出した。普通表紙写真みたいにまんまるの印象があるスズメなので「痩せている」と思ったのであるが、あとで「そういう種」もいることを知る。

    総数100頁ほどに、解説記事は20頁ほど、マツダユタカの漫画4頁もついて、あとは200ー300の凡ゆる姿態の日本の雀の写真が満載の本。まだまだ不明のところがあるスズメという種らしいが、解説記事で充分スズメのことが満遍なくわかった。

    日本の文献に初めて登場するのは、日本の最初の文献「古事記」である。それどころか、次の文献「日本書紀」にも登場。古代から、それほどまでにも身近な野鳥だった。さらには『枕草子』に「心ときめきするもの。雀の子飼い」とあり『源氏物語』には「雀の子を犬君が逃しつる」という一節もあるよし。歌川広重が『名所江戸百景』にスズメを描けば、北斎が「舌切り雀」をモチーフにしたりしている。当然俳句には、一茶以外もいろんな人が詠んでいる。
    稲雀 茶の木畠や 逃げ処 松尾芭蕉
    いそがしや 昼飯頃の 親雀 正岡子規
    某は 案山子にて候 雀どの 夏目漱石
    世界のスズメを解説する中で、この前レビューした『ある小さなスズメの記録』についても言及。イギリスのスズメは頬に斑点のない「イエスズメ」でしたが、日本ではあの特徴的な頬の斑点ある「スズメ」と「ニュウナイスズメ」と主には2種らしい。ニュウナイスズメはオスには頬の斑点がない。

    秋から冬にかけてよく見かけると思っていたら、雪を避けて移動してきているらしい。放棄たんぼの野生稲の間に無数にいるスズメたちを写真に撮ろうとして、いつも失敗する私ですが、中野さとるさんの写真は、そういう群れも含めて絶妙瞬間ばかりです(当たり前か)。

    むかし一度だけ「スズメの串焼き」を食べたことがある。飼うことさえ禁じられているのに、どういう仕組みなのか知りたかったけど、スズメ愛に溢れた中野さんの文章には一言たりとも言及はなかった。

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    2023年02月15日
  • にっぽんスズメ歳時記 WE LOVE SUZUME

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    ユーモラスで可愛い写真がたくさん。
    「にっぽんツバメ便り」に比べると、文章(生態などに関する情報量)は少なかった。

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    2022年03月21日
  • にっぽんスズメ歳時記 WE LOVE SUZUME

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    スズメを知ろう!スズメを見よう!スズメを愛でよう!
    スズメ愛溢れる、スズメ尽くしの本。
    ・でも考えてみるとよく知らない・・・スズメの基礎知識
    ・スズメの四季が見えてくる!にっぽんスズメ歳時記
    ・スズメにまつわるTopics & Essey
    参考文献有り。
    一冊丸ごと日本のスズメの本。
    オールカラーのスズメの写真がたっぷりと。
    スズメの知識もあるし、グッズや本、CDの紹介もあります。
    スズメ大好き漫画家のコミックエッセイまであって、楽しめます。
    うちは街中なので、冬はほとんどスズメが見られないけど、
    その理由がわかってよかった。エサがある地へ行っていたのね。
    痩せた姿が子スズメだということも、知りました。

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    2022年01月02日
  • にっぽんスズメ歳時記 WE LOVE SUZUME

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    マツダユカさんの鳥マンガが読めるとのことで読んでみました。スズメってどこにでもいてカワイイのだけど写真で大きく見るとけっこう「鳥」なんだなと思いました。マンガはあるある感あっておもしろかった。

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    2021年01月14日
  • にっぽんスズメ歳時記 WE LOVE SUZUME

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    春夏秋冬のスズメまみれ。
    こんなにスズメがたくさんいる場所…いいなぁ。
    ゆっくりスズメ観察に出向きたくなりつつも
    今はツバメが旬につき、悩むわー。

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    2017年06月09日
  • にっぽんスズメ歳時記 WE LOVE SUZUME

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    スズメの可愛さを沢山の写真におさめています。すばしこいので、なかなか難しかったと思います。とても可愛い写真です。スズメのしぐさ、スズメの一日、スズメの春夏秋冬 などが描かれています。古事記、日本書紀に登場したスズメ、昆虫や植物(穀物を含み)が主食、人間と長く共生してきたスズメ、「自然」を大切にしたいなと改めて思いました。弱肉強食の世界はあろうとも、人間の自然破壊が続くと、「生物の生命」そのものが無理になりそうな気がします。小林一茶の「われと来て遊べや親のない雀」いい歌ですね(^-^)

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    2016年12月23日
  • スズメからの贈り物

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    基本は写真集なのですが、可愛らしい姿でありながら色んな生き抜くための知恵や生態を持っていることがよく学べる本だと思います。
    人間はバイオミメティクスと言って動物や植物が持っている仕組みを技術に活かして工業製品などに応用しています。そうであれば、人間がどう生きるべきか、すなわちソフト面としての精神も動物に倣うべきだと思います。スズメからもその点を多く学べます。

    興味深い共通点ですが、世界のベストセラーである聖書の中でキリストはこのスズメから学べると言ったことがあります。

    「スズメ​2​羽​は​小額​の​硬貨​1​枚​で​売っ​て​い​ませ​ん​か。それでも,その​1​羽​で​さえ,天​の​父​が​知ら​ない​うち​に​地面​に​落ちる​こと​は​あり​ませ​ん。ところが,あなたたち​は​髪​の​毛​まで​全て​数え​られ​て​い​ます。 ですから,恐れる​こと​は​あり​ませ​ん。あなたたち​は​たくさん​の​スズメ​より​価値​が​ある​の​です。」

    私たちは思い上がることなく、自然およびそのシステムによって生かされていることを考えさせられます。 可愛らしくも先生である、そんなスズメたちが楽しめる良い本でした。

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    2020年12月09日
  • にっぽんスズメしぐさ

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    小鳥好きにはたまらない1冊。ページをめくるたび、その可愛さに溶けてました。惜しむらくは値段の割に、ページ数とか紙質が…とか思ってしまうこと。でも、ジャンル的にしかたないのかな。

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    2017年06月06日