廣橋猛のレビュー一覧

  • 素敵なご臨終 後悔しない、大切な人の送りかた

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    ネタバレ

    2019/03/07リクエスト
    他館借受
    看護していた、あのときに知りたかったことがたくさん。

    息苦しいときには、うちわであおぐ。

    がんの転移は、どうして手術しないのか、できないのか、抗がん剤とは治療でなく延命治療であることをわからず患者は受けている。

    本当にわかりやすく、素人が理解できるように書かれているので、どんな人も一読の価値あり。
    ドクターにも読んでほしい。
    素人がどれくらい理解できていない中、治療を受けているのか、知ってほしい。

    とてもいい本でした。

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    2019年04月03日
  • 緩和ケア医師ががん患者になってわかった 「生きる」ためのがんとの付き合い方

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    緩和ケア医が甲状腺がんになったお話。
    普段は医者としてガン患者に接しているが、自分がガンになり、患者の気持ちになって、ガンとの向き合い方を教えてくれる貴重な本。
    泣けた。

    緩和ケアとは、終末期のでケアではなく、病気の時期を問わず、全てのがん患者のつらさをやわらげる試みである。

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    2025年07月15日
  • 素敵なご臨終 後悔しない、大切な人の送りかた

    Posted by ブクログ

    私自身が高校生の時に、祖父の肺がんが再発して終末期を迎えるとき、この本を読んでいたら祖父もストレスなく最後の時を過ごせたのかなーと少し後悔の念がわいた。
    息苦しさや痛みにはうちわを仰ぐことが患者にとって痛みを紛らわせることなんていうのはこの本を読んでいなかったらわからなかった。世間一般的にはモルヒネは、最強の麻薬でそれを使ったら中毒性があるという固定概念があるが、正しく使えさえすれば患者にとってもとてもストレスフリーになる薬なんだなと思った。近年アメリカではオキシコンチンの麻薬中毒でなくなる人が増えている。それも、アメリカでは痛みに耐えるということをしないために、終末期を迎えるような病気でもな

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    2020年08月29日
  • 素敵なご臨終 後悔しない、大切な人の送りかた

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    ネタバレ

    【書評】大切な人の最期に、私達がしてあげられること『素敵なご臨終』

    大切な人の最期の時、あなたに何ができますか?
    大事なのは、その時が来る前に私達が出来る事と正しい知識を「知る」ことである。

    家族や友人は、患者のことを最もよく知る理解者である。
    痛みや苦しみを緩和する役割は、おそらく医師よりも家族や友人なのである。
    だからこそ医療素人の我々が「患者の状態を正しく理解する」ことが大事なのだ。

    また「モルヒネ」という薬をどのような薬であるか説明できるだろうか。
    名前だけ見て「危険!」と判断する方は非常に多いのではないか。
    実際はモルヒネを使うことで、海外旅行に行くこともできるし、仕事をするこ

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    2018年10月21日