ミヒル・A・デサイのレビュー一覧

  • HOW FINANCE WORKS ハーバード・ビジネス・スクール ファイナンス講座

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    最近製薬業界の負債比率が上昇している。
    大手製薬会社はバイオテクノロジー企業から技術を買うことによって、研究開発のリスクを下げているため、大きな負債に耐えられるようになっている。

    LBOの対象となりやすい業種は?
    安定したビジネスモデルで顧客が固定化している会社が標的になりやすい。
    タバコ会社、ゲーム会社、電力会社など。

    売掛金の多さは
    BtoB企業が一番多い

    ROEのレンジはなぜどの会社も似たような数字になるのか?
    株主へのリターンがあまり大きく外れると、資金がよりよい業績を上げているところに移ってしまうから。

    銀行はレバレッジ比率高い

    インタレスト・カバレッジ・レシオ
    「金利負担率」=営業収益が金利支払金額の何倍になるか

    フリーキャッシュフロー
    =営業利益−税金+減価償却費−運転資金の増減−設備投資

    ROE=純利益÷自己資本(純資産)

    全体の3分の2は1標準偏差に入る。
    成人男性の平均身長は172センチ、標準偏差は6センチだとすると、3分の2は166センチから178センチの間に入ることになる。

    シャープレシオ=一単位あたりの超過リターンを測るもの。
    年次平均リターン÷年次平均標準偏差

    株が市場に連れてどの程度変動するかを測るのは、「ベータ」と呼ばれるもの。
    ベータが高い企業は高い加重平均資本コスト(WACC)を負うことになるので、会社の価値は低くなる
    ベータが低い業界は不況に強い。(日用品、ガス、生活必需品)
    ベータが高い業界は不況に弱い。(テクノロジー、エネルギー、その他金融など)

    株価収益率などのマルチプルは同じ事業同士でしか比較できない

    NPVがプラスのプロジェクトは価値を創出する。
    現在価値は価値創出については何も教えてくれない

    「配当」は税金の高さや投資戦略がないことの表れだと思われネガティブ。

    「自社株買い」はこの会社が過小評価されているという強いシグナルを送る。

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    2023年05月22日
  • HOW FINANCE WORKS ハーバード・ビジネス・スクール ファイナンス講座

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    所要:3時間
    ケースと理論のバランスがよくさっと概要を思い出すのに最適
    「価値評価は科学ではなくアート」

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    2021年05月16日
  • HOW FINANCE WORKS ハーバード・ビジネス・スクール ファイナンス講座

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    ネタバレ

    第1章 財務分析入門
    p.28 在庫回転率は、ある年に何回在庫を全て売るのかを測る。数字が高いほど、会社は製品を売りさばいてて在庫を効率的に管理しているのがわかる。

    第2章 ファイナンスの思考法
    p.50 ファイナンスの実務家は、経済的なリターンを計測する1番優れた方法はなにかと問題意識を抱いた。会計では純利益を重視するが、いくつかの重要な問題を無視するから、ファイナンスの専門家は純利益には欠陥があると考えた。この問題き答えを見つけようとしたファイナンスの専門家は、経済的にリターンの計測にはキャッシュの方が優れていると考えようになった。キャッシュには色々ある。利払前•税引き前•減価償却前利益、営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフローの3つだ。そして、なぜフリーキャッシュフローが投資判断や評価決定において重要なのだろうか。
    p.51 純利益のみで会社の業績を見る問題点としてさら現金と非現金費用を対象的に扱うことが挙げられる。第二に、純利益は金利支払額を差し引いているので、類似の運営をしていてと、資金調達方法が異なると比較するのが難しい。

    p.54 営業キャッシュフローは、まず重要なことだが、運転資金のコストを考慮する。第二に、当期純利益から税金と金利支払額ふくむ。そして株式報酬などら減価償却外の非現金費用を最終計算に含む

    p56. 運転式の影響を考えるシンプルな方法は、他の資産と同様、会社の日常業務遂行に必要な資金調達額はなるからと考えることができる。

    第3章 ファイナンスを使うプレイヤーたち
    p.89 ファイナンスでは、機関投資家をマネーマネージャー、アセットマネージャーなどいろんな名称で呼ぶが、広くはバイサイドと呼ぶ。ファンドには、投資信託、年金基金、政府系投資ファンドかどらいくつかの異なるタイプのものがある。

    第4章 価値創出の本質
    p.118 簿価は、株主が会社に投資した会計上の資本金額だ。市場価値は、金融市場が会社をいくらとら評価しているかを示すものだ。フェスブックの時間総額は5128億ドルだが、簿価ははるかに低い743億ドルでしかない。

    p.126 資本コストとなる期待収益はどこから生じるのか。資本の提供者は、彼らが負うリスクはどの程度になるかを測り、そのリスクがどの程度になるかを測り、そのリスクを埋め合わせるだけのリターンを期待する。

    p.133 資本コストや期待収益率を考える上で、CAPM(資本資産評価モデル)が有効である。株主がリスクに対して求める金額には2つの要素がある。ある株のリスク量、そしてそのリスクの価格だ、

    第5章 価値評価のアート科学
    p.154 数を買う、起業を買収する、住宅を買うら何をするにしても評価のプロセスは避けれない。提案された投資はもっともだと思えるか。いくら払うべきか。これらは基本的な質問だ。
    p.155 評価でよく使われるマルチプルは、株価収益率だ。これは会社の株価を、一株あたりの利益で割った数字だ。言い換えれば、会社の株主資本の価値を純利益で割った数字だ。
    p.157 マルチプルには多くの欠陥がある。マルチプルがよく使われる特徴である比較可能性、市場に基づく論理であるということが、同時に混乱を陥れる。マルチプル分析でこちらの1ドルとあちらの1ドルが同じかどうかは明らかではない。(また市場からの評価が正しいとは限らない。)
    ※DCFとは
    ・DCFは、将来の大きなお金が今の価値でどれくらいになるかを計算して、投資が本当に価値があるかを判断するための方法です。
    ・ステップ
    - 将来もらえるお金を予測する。
    - 割引率を決める。
    - そのお金を今の価値に直す。
    - 今の価値を全部足す。
    - 初期投資を引く。
    - 残ったお金がDCFの結果(NPV)。

    ※DCFとNPVの関係
    DCFは、将来のお金を今の価値に直すための「計算方法」や「プロセス」。
    NPVは、そのDCFを使って計算した「結果の数字」。

    ※IRRとNPVの違い
    ・IRR(内部収益率)とNPV(正味現在価値)は、どちらも投資の良し悪しを判断するための道具
    ・NPVは、投資したお金が将来どれくらい増えるかを、今の価値に直して計算したものです。例えば、100円を投資したら、1年後に120円になるかもしれないけど、その120円を「今の100円と比べてどれくらい価値があるか」を考えます。
    ・IRRは、その投資がどれくらいの「パーセント」で増えるかを教えてくれる数字です。つまり、その投資が「どれくらい上手くいったか」をパーセントで示すものです。

    ※IRRとWACC
    ・IRRがWACCを超えたら、その投資は良い投資だよ、という関係になっています。
    ・IRRは「どれくらい上手くいったか(成功度)」を示してくれる数字。
    ・WACCは「その成功を測る基準(合格ライン)」

    第6章 資本配分
    p.193 経営陣が最初に答えるべき質問は、投資するのに値する、正味現在価値(NPV)がプラスのプロジェクトがあるかどうかだ。価値を創り出すことは経営陣に課された仕事の中心だ。そして、それを、毎年毎年、資本コストをうわまり、成長しなくてはならない。

    p.193 もし価値を創造するようなプロジェクトが見つかなかれば、つまりNPVがプラスとなるプロジェクトが見つからなければ、経営陣は配当や自社株買いで、キャッシュを株主に分配するべきだ。
    参考:NPVの考え方 NPVとは未来の価値-現在の価値
    「現在の価値に換算する」というのは、将来もらうお金が今どのくらいの価値があるかを計算することです。
    例えば、今日は100円を持っていたらお菓子を買えるかもしれません。でも、もしその100円を5年後にもらうなら、そのときにはお菓子がもっと高くなっているかもしれません。だから、5年後の100円は、今の100円と同じ価値じゃないかもしれないんです。
    そこで、「現在の価値に換算する」という考え方を使って、5年後の100円が今ならいくらの価値があるかを計算します。たとえば、5年後の100円は今の90円くらいの価値だと計算できるかもしれません。これを「現在の価値に換算する」と言います。

    要するに、未来のお金が「今だったらどれくらいの価値があるのかな?」って考えることです。
    例えば、割引率が5%で、最初に100万円を投資し、5年間で毎年20万円ずつ得られるとした場合、その未来の20万円を現在の価値に換算して、合計が最初の投資金額を上回るかどうかを確認します。これがNPVの考え方です。


    p.198(コングリマリットを正当化する理由)第一は、資本コストの議論だ。「多角化を目指した買収をすれば、うちの資本コストを買収企業に適用できる。うちの資本コストは10%、買収先は15%なので、そのつち高い価値に再評価されるだろう。」しかしながら、使うべき資本コストは、その事業そのものだ。

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    2024年08月21日
  • HOW FINANCE WORKS ハーバード・ビジネス・スクール ファイナンス講座

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    ネタバレ

    良著との話を何かで目にして、ファイナンスの振り返り、実務への接続強化を目指すべく読書。
    お金に関わるさまざまなステークホルダー関係性、インセンティブ、リアルの一端、全体感を学べる良著。

    メモ
    ・銀行はスプレッドビジネス。短期資本を長期資本に変える、信用供与の部分が価値部分。資産と負債のミスマッチ、高いレバゆえミスが許されない。資産の質に疑念を持たれてしまうと、資金が逆回転して破綻につながる。
    ・価値を創出する方法
     資本コストに勝つこと
     長年にわたって資本コストに勝つこと
     成長を通じて利益を高いレートで再投資すること
    ・WACCを使う際の過ち
     一つの資本コストをすべての投資に利用する
     もっと債務を利用してWACCを下げる
     WACCを勝手に応用する(資本コストを対象資産で決まることを忘れる)
    ・バリュエーションのミス
     インセンティブを無視する(関係者インセンティブの存在)
     シナジー誇張し、統合コストを無視する
     資本集約度を過小評価する(成長に必要な設備投資を過小評価する)
    ・実務家は永続価値の全体に対する依存度を常に意識する。事業売却の部分を重要視する。
    ・資本配分の過ち
     意思決定を遅らせる(アクティビストリスクも)
     自社株買いで価値創出
     手っ取り早い買収を優先する
     楽だからという理由で自社株買い選好する
     現金再投資して大きな事業構築を好む
     短期投資株主を満足するため過剰現金分配する

    ・ファイナンスは本質的にプリンシパルエージェントの問題、所有と経営の分離といった近代資本主義の根深い問題を解決しようとするもの。

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    2021年08月22日
  • HOW FINANCE WORKS ハーバード・ビジネス・スクール ファイナンス講座

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    とんでもなく良書。
    会社経営におけるそれぞれの数字、比率、指標の持つ意味を定性面から理解できたし今までのファイナンス基礎知識を腑に落とせた。

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    2020年05月30日
  • HOW FINANCE WORKS ハーバード・ビジネス・スクール ファイナンス講座

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    ファイナンスの基礎が書かれてあるHBSで使用された本
    第1章のような分析は非常にためになるので、独自でも取り組むと良いレベル
    数値を見ながら業界や企業の分析を可能にする観点で書いてあるので1章および2章だけでも読むと良い
    企業価値に関する内容も書いてありわかりやすいので、総合的には良書になると思う

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    2020年03月02日
  • HOW FINANCE WORKS ハーバード・ビジネス・スクール ファイナンス講座

    Posted by ブクログ

    素人向きではないが、ためになる一冊。
    特にグロービスでファイ基礎やったけど、イマイチ腹落ちしてない方々には、オススメかな

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    2020年03月01日
  • HOW FINANCE WORKS ハーバード・ビジネス・スクール ファイナンス講座

    Posted by ブクログ

    ファイナンスにおける基礎の重要ポイントが学べる、具体的な会社の事例を通して知識を身につけられる点で分かりやすいと言える。ただ、基礎の知識があってもまだ理解しきれていない箇所もあり、読み返して勉強が必要。特に、ファイナンスを実行するときの、人の心理面についての考察が注意深く描かれており、意思決定は単純計算、合理的な計算だけでなく、人の感情や心理面による非合理な意思決定があるということが学びとなった。
    実務的というより、基礎理解という位置付けで貴重な本だと思う。

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    2023年08月15日
  • HOW FINANCE WORKS ハーバード・ビジネス・スクール ファイナンス講座

    Posted by ブクログ

    ケースを基にファイナンス理論を学べる本。ある程度の知識か実務経験がないと読み切るのに多少骨の折れる本であると思う。

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    2022年12月22日