村井米子のレビュー一覧

  • 食道楽

    Posted by ブクログ

    明治36年に報知新聞で1年間連載された小説。

    文学士 大原とその友人の妹 お登和との恋物語。
    だけど、食材(お肉の部位や鶏のしめ方に至るまで多種多様)、和洋中などの調理法、調理器具、食育学、衛生学など情報満載。
    今でも作ってみたくなるレシピもあり!
    タピオカも登場したことにビックリ!
    明治時代の恋愛模様がユーモラスに綴られていて笑いもあり!

    村井弦斎さんってすごいひとだなぁ。

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    2024年01月31日
  • 食道楽

    Posted by ブクログ

    レシピがない時代にお料理を勉強するのはさぞ大変だっただろう。
    美食家談義が、想像以上に社会をより良くしたいという熱い思いと重なり合って時代性も感じる一冊。
    登場するお料理もなかなか美味しそう。現代とは作り方が少し異なるものもあり、興味深い。
    恋愛エピソードも面白い。

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    2024年11月18日
  • 食道楽

    Posted by ブクログ

    村井弦斎さんの考えを思いのたけ綴った一冊。

    食に対しては洋食が多く、バター、ミルクが多用されていて、あまり参考にはならなかったけれど、食に対しての考え方は、その通りだと思う。

    ずっと以前の本だけど、とても興味深い一冊でした。。

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    2022年01月23日