彩樹のレビュー一覧

  • アルヴ・レズル 機械仕掛けの妖精たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    SF小説。アルヴィンという企業のスーパーコンピューター、アルヴレズルと、それによって作られたVRサービスが事件の鍵になってる。サービス内でハッカーが暴れたせいでアーリーラプチャーという事件が起きて、人々の魂が肉体から切り離されてしまう。それは同時に、ネットを生身で操れる能力者、アルヴの出現に繋がる。主人公は妹をそれで失っていて、沖ノ島フロートシティへやってきていたが、そこで、妹の体に入った別の人格の人間に出会う。
    キャラクターはかなり典型的(火、水、風)で、主人公に簡単に惚れてる感はあったけど、設定は本当に練りこまれていて面白かった。技術発展による人間の魂とか肉体に関する価値観の変化、みたいな

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    2014年01月21日