石井暁のレビュー一覧

  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    2024シーズンのTBSドラマは『不適切にもほどがある』で盛り上がってるけど、ここはやっぱり『VIVANT』!
    と、ドラマ好きが集まる宴会にむけて読破。(動機!)

    これはネタ元の一つだわ!と疑いようのない内容でお腹いっぱいになった。前半がルポ、中盤からは取材ドキュメンタリーという周回構成。どのくらい真相に迫っているかは確かめようもないが、ミステリーのようにベールが解かれていく様はハラハラする。思わず二度読み。

    真偽はともかく、考えるべき点が2つ用意されている。

    1.別班はシビリアンコントロールから外れとるよ
    2.別班は人権侵害しとるよ

    ジャーナリスト視点なので批判的なスタンス(名古屋弁

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    2024年02月25日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

    購入済み

    モリカケ太郎

    安倍政権下でいくつもおかしな横暴な振舞いがあった中で良くここまで危険な国家機密を調べたものと感心しきりです。

    #タメになる #感動する #深い

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    2023年10月13日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    最近流行ったテレビドラマの中で言及が在った存在の「実際」ということで、2018年に登場した本書に脚光が当てられていた。関心の在る分野でもあるので、本書を入手して紐解いてみた。
    ゆっくり読んでみた。「“謎”が更なる“謎”を招じる?」というような側面が在る内容だとも思ったが、興味深く拝読した。
    「特定秘密保護法」というモノが在る。2013年に成立して2014年から施行されている。「防衛」「外交」「スパイ活動防止」「テロリズム防止」という4分野の中の特定の項目に関連する情報を「特定秘密」に指定し、その取扱い方を定めて情報漏洩を防止するという主旨であるという。そういうようになると、「特定秘密」に「何が

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    2023年10月13日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    T B S のドラマV I V A N T を見て関心を持って読んだ。別班員になるための面接時の口頭試験問題はドラマと重なり興味深かった。自衛隊にこのような組織が秘密裏にあったとしても国際情勢からすればある意味理解できなくもない。今の自衛隊は旧陸軍とつながっているんだなと感じさせられた。加えてスパイ活動をしなければならないような国際情勢を憂える。よく取材されていて、考えさせられる。お薦めです。

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    2023年09月24日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    自衛隊に公表されていない組織「別班」についての一冊。別班について記者である著者が、数年にわたる取材経過をまとめ、記事として発表した内容が記されている。自衛隊に公表されていない組織があるということ自体、この本を読んで初めて知った(本著でも紹介されているが自衛隊関係者等が過去の著作で触れたりはしていたようである)ので、大変興味深く読むことができた。ヒューミントは必要だと思うけれど、何故公表してないのか、その点はよく分からなかったし、大変闇が深いような印象付けする形で本著は記されているけれど、本当にそれほど深い理由等があるのかも含めてよく分からなかった。
    そういう意味でタイトルである正体という点より

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    2024年06月01日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    VIVANTの原作として興味深く読んだ。結論存在すると信じているが決定的な証拠はない。こうした国家が機密としている事は他にも色々あるのだろうと感じる。

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    2024年04月28日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    ネタバレ

    ドラマ Vivant みて興味持った内容

    現代の日本でシビリアンコントロールを受けない自衛隊組織があるとは驚き。
    でも、ドラマと違って半端ないストレスなんだろうなと想像すると恐ろしい

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    2024年03月19日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    「別班」という自衛隊の闇組織があるというお話。

    国会でも何度か取り沙汰された問題で、(知らないことになっている)政府答弁は「無い」の一点貼りだが、本書を読む限りあって当然なのだが・・・

    国防という観点で必要な組織だと思うが、シビリアンコントロールできていないところが問題で、それをやるにはまず憲法変える必要あるので、知らないことになっているのでないかと思う。

    それにしてもこういう本が普通に出版されて、何のお咎めなしというか、ワードショーなんかで取り上げられないお国ぶりはどうなんだろ?

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    2023年12月31日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    日本人って自衛隊が好きだよね。
    災害が起こったときには、自衛隊が派遣される。そのことにビックリするほど感謝する。
    もちろん、プロフェッショナルな方々への感謝は大事だ。でも、他のエッセンシャルワーカーらへの感謝と比べて、自衛隊へのそれは大きすぎないか?と感じることはよくある。

    自衛隊という名称のせいで誤解しがちだけど、自衛隊は立派な戦力だ。
    もしコントロールが効かなくなれば、先の大戦時のように、軍部の暴走という結果につながってしまう。
    だけど、そのことを真剣に考えている国民はいったいどれくらいいるのだろうか…と思う。

    本書は、そんな自衛隊に対して深くメスを切り込む。
    取り扱うテーマは自衛隊の

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    2023年12月30日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    本書は、身分を偽装した自衛官に海外でスパイ活動をさせている、陸上自衛隊の非公然秘密情報部隊「別班」の実体に迫ったものである。
    「別班」は、ロシア、中国、韓国、東欧などにダミーの民間会社をつくり、民間人として送り込んだ「別班員」に、ヒューミントつまり情報工作活動を展開させている。
    日本国内でも、在日朝鮮人を抱き込み、北朝鮮に入国させて情報を送らせる一方、在日本朝鮮人総聯合会にも協力者をつくり、内部で工作活動をさせている。
    たしかに、アメリカのDIA(国防情報局)のように、海外にもヒューミントを行う軍事組織は存在する。
    しかし、いずれも文民統制(シビリアンコントロール)、あるいは政

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    2023年12月17日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    ドラマVIVANTが面白かったので興味本位で拝読。結局、別班が存在するかどうかはわからないがどの国にも同じような組織があるのだろう。

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    2023年12月02日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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     別班についての情報と経緯などを取材を通して書かれた、一種のドキュメンタリーを追体験させられた作品でした。
     別班の真実のみについて言及するのであれば、最後まですっきりするものではなく、フィクションとノンフィクションの狭間を行き来する感じを否めません。しかし、取材という見地から見れば、別班の在り方や組織、職制、そして情報収集の心得など、色々と知ることができました。
     謎は謎のまま、別班情報を得るというスタンスで読めばそれなりに楽しめる作品だと思います。
     個人的には得るものがあったので、星四としました。

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    2023年11月17日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    ネタバレ

    内容が内容なのでぼかして書かれてる部分があるのは否めないが、それでも懸命で地道な取材を微かながらしれなと思う。日本はまだ「大日本帝国」の亡霊に憑かれているのだと思うと恐ろしい。
    「茶番」のような無くてもいい情報を得るために税金が使われているなら、国民の立場から是非とも無くしてほしい組織だと思った。
    ドラマで見る分はワクワクするが実在し、存在を隠され、そのくせ税金はしっかり使っているのは話が別。現実ではしっかりしてほしいと思う。

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    2023年09月10日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    別班について、徹底的に取材された本。
    やたらと難しく書かれているので時間はかかるが、別班について書かれていることだけ読めば、誰もがそれなりに充実できる。

    ただ、ここまで労力をかけたのだから、全文読むのが礼儀な気がして全てのページに目を通した。

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    2023年09月07日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    自衛隊別班についての取材内容が分かりやすくまとめられており、読みやすかった。取材から報道までがストーリー仕立てに描かれており、緊迫感が伝わってきて面白かった。別班になった人のその後については恐ろしい内容だった。
    取材は会食を絡めてが多かったようだが、取材される側からすると、気持ち良く食べたり、飲んだりしてる時に、知られたくない事を聞かれるのは嫌だろうなぁ。「今日の話はなかったことに」って相手から言われても、そう言われた事自体を本に書いちゃったり。相手が質問に答えなかったとしても「おそらくこういうことではないだろうか」という感じに話を進めたり。その結果、命を狙われたりもしてるけど、それでも書くと

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    2023年09月02日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    ネタバレ

     時間をかけ、難しい素材に挑んだノンフィクション。

     自衛隊の諜報防諜機関、「別班」。その任務の特殊性から存在すら公式に認められなかった組織。

     首相や防衛大臣すらその存在を知らず、しかも海外においても諜報防諜活動をしている。

     同種の組織は各国にあるが、日本の場合、「シビリアンコントロール」原則に明らかに反する。

     報道できる質量充分な情報をどのように集めるのか。現役の自衛官に聞いても、OBに聞いても、「知らない」「答えられない」。

     最後、「報道するときは48時間前に報せてくれ。あなたを死なせないようにするため、護衛をつけるから」とまで言われた上での報道となった。

     労作。

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    2023年08月27日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    1、ドラマ「VIVANT」を観てるなら、なお理解が深まる。
    2、別班は海外で情報活動をしているか、否かが争点。
    3、内容が内容なだけに重苦しさが読む前はあるが、凄く読みやすく、テンポも良い。普通に面白い

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    2023年08月16日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    『VIVANT』を観て、関連して購入。「別班」の正体を明らかにすべく、自衛隊幹部らに取材。元共同通信記者による著。文民統制を逸脱するスパイ活動、海外での武力行使等。総理、防衛大臣は存在を否定しているが。市ヶ谷の別班本部には、本作著者の写真と経歴が貼られ、「要注意」と記載されているとのこと。「独善的な国益感を持った分子が、別班の名の下に「私的インテリジェンス」を行って、国家権力を簒奪している。民主主義国では考えられない。」

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    2025年01月19日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    196ページ
    800円
    12月2日〜12月5日

    災害派遣は自衛隊の一面に過ぎず、その本質はあくまでも軍事組織である。非公然の秘密情報組織部隊「別班」は、首相、防衛相にも知らせずに海外展開し情報収集活動を行うという、帝国陸軍の「負の遺伝子」を受け継いでいる武力組織である。5年半の月日をかけて50人以上の話を聞き、その断片をつないで紡いだ一冊。

    読みながらずっとVIVANのテーマ曲が頭の中を流れていた。本当にこんな秘密組織が存在するのか?とある種の理想のような気もするが、全くの空想でもないのだろう。政府もあえて知ろうとしない存在があったり、情報がコントロールされていたりするのだろうと疑う心をも

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    2024年03月25日
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

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    TVドラマで初めて知った別班の存在。どうも架空の組織ではないらしい、と言う事を早くから疑念に思っていた著者のスクープ記事。
    別班の輪郭、別班の掟、最高幹部経験者の告白、自衛隊制服組の独走、と4章でなる。が、ほとんどリアル中心には近付いてないと思う。何故なら誰も何も知らないと言うスタンスだから。記者としての苦労が前面に出ていた。

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    2024年03月09日