興梠一郎のレビュー一覧

  • 毛沢東 革命と独裁の原点

    Posted by ブクログ

    読みやすい。

    この人の何が問題だったかは、序章だけで十分。お手前の権力維持のためには、国民と称する人間がどれだけ死のうがまるで意に介さない。

    そんなお方の、半生をたどる。

    よくわかんねえ。

    当時世界が色々揺らいでいて、シナ地の文明圏であった清も、世間の荒波に小突き回されて立ち行かなくなって、有志の民がこれではいかんと色々な方向を模索する。
    それが実を結んで行くんだから凄いと言えば凄いのだが、元々、この方は、暴力的な革命を否定しておられた。

    それがなぜ、人類史上稀に見る暴君になられたのか。

    敬拝する人物の思想転換にも、かなり影響はされている。ならば、意思薄弱だったのか。そんなはずないよね。

    理知的にやろうとしたがどうにも上手くいかなくて、その時、少なくとも、短兵急に何かを変えるとすれば暴力的なものしかなく、たまさかその装置として、共産主義と、ソ連が目の前にあった。

    そう言うことなのだろうか。
    組織も、ノウハウも、金もそこにはあった。
    相当うまく使われていたと言うか、ソ連共産党の都合で振り回されてはいたのも間違いない。

    それでもやっぱりわからないのが、なんで、多分、最初は国の為を思って始めたことが、個人の権力維持が最優先になったのか。

    その辺、この本では全く語らない。当然のように淡々と進む。
    その辺が不満ではあった。

    大半のシナ庶民は、おそらくそう言う流れの埒外だったんだろうとは思う。

    本当、内戦しかやってないのな。
    それでなんでこんな態度デカいのかも、よくわからない。

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    2024年05月24日