A J フィンのレビュー一覧

  • ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ 上

    Posted by ブクログ

    広場恐怖症で酔っ払いの主人公の女性が、どーでもいいようなことを延々独り語りするばかりで、全然進まないお話なのだが、ミョーに面白い(^^ゞ
    ていうか、お話の舞台も、主人公の家とその近所50メートルくらい(?)で。
    ま、下巻で一度だけ、主人公がカフェに行く場面があるんだけど、それも近所w
    ……という、考えてみれば、この舞台設定でどうやったら話が進むんだよ?というお話なのだから、そもそも話が進むわけがない(爆)

    なのに、思わず★5つ付けちゃうくらい、ミョーに面白く読めちゃうのは、延々語られる主人公のやや自虐気味な独り語りにテンポとユーモアがあるからだと思う。
    井ノ頭五郎のあの語りを思い出しちゃうのだ(爆)
    といっても、この主人公は「腹が減った」、「よし。店を探そう」とせかせか歩き回るのではなく。
    ひたすら家にこもって、メルロー、メルロー、時々、薬。
    それ以外は、望遠レンズのついたカメラで近所の家の覗いて、またメルロー……、みたいな(^^;

    そんな主人公の家にひょっこりやって来て、楽しく語り合ったお向かいの奥さん(?)。
    その後、例によって主人公がカメラで覗いていたら、偶然、その奥さんが殺される場面を目撃しちゃう……。
    警察に通報しても、酔っぱらいの主人公の言うことは信じてもらえない。
    しかも、現れたその家の奥さんは、主人公の家にやってきた女性とは、まるっきり別人。
    とはいうものの、その家の旦那が、なぁ〜んか怪しいw


    アル中の女性が、ある家の中で起こった殺人を目撃してしまうという小説は、前にも読んだことがある。
    あれは確か講談社文庫だったから、同じ小説がハヤカワから出たってことなのかな?と思ったら、全然違う話だった。
    ていうか、そう、あれは電車の中から見ちゃうんだった(^^ゞ
    それに、あっちはイギリスの話じゃなかったっけ?
    ぶっちゃけ、あっちは全然面白くなかったんだけど、これはなかなか面白い。
    主人公の行動半径が極端に狭いこのお話に、どう結末をつけるのか?
    下巻が楽しみw

    0
    2023年05月08日
  • ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ 上

    Posted by ブクログ

    横文字表記を、カタカナにするのか?縦書きアルファベットにするのか?横書きにするのか?
    物語を楽しむだけではなく、「翻訳」に関する編集者の様々な苦労を聞いて楽しんで、内容を議論して楽しんで、3倍楽しめた本。

    0
    2021年09月24日
  • ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ 下

    Posted by ブクログ

    後半に行くにつれて ちょっとした伏線が回収されていく。
    あれ?って思ってたポイントも拾われてくのがよい。
    全員が救われるハッピーエンドじゃないけど、現実ってこんなもんだよなあと。

    登場人物たちがみんなどこか不完全で、自分じゃどうしようもないことを抱えてるのが人間臭くて魅力的。
    けっこう好き。

    0
    2026年01月13日
  • ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ 上

    Posted by ブクログ

    細かく区切られていて読みやすい。
    事件が起こるまでが長め。

    人に信じてもらえないっていうのが本当につらい

    0
    2026年01月13日
  • ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻はアナの感情がひたすら続く感じだと思っていたけど、しっかり結末に繋がっていた。

    エドとオリヴィアがもう居ないというのは予想はつくし、アナがそれによっておかしくなるのもよくあるパターンかなと思っていたけど、そうではないところに真実がたくさん隠れていた。最後の最後まで私は騙されていたし、アナに入り込んで読んでいたのでより一層真実が見つけれなかった。
    イーサンがサイコパスなのは想像できていなかったし、彼がアナを救ってくれる希望の光なのかと思ってしまっていた。

    アナの浮気から悲惨な事故は起こって悲劇は起こり続けるし、読んでいた悲しくなるけど
    ちゃんと結末があるから最後まで読んでいて、これはやっぱりサスペンスだったなぁと思った。

    面白かった

    0
    2021年05月17日
  • ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    注! 思いっきり結末に触れています。これから読む人は見ない方がいいと思います(^^ゞ




    上巻は、ミョーに面白くて、思わず★5つ。
    主人公の行動半径が極端に狭いこのお話に、どう結末をつけるのか? 下巻が楽しみwなんて書いてしまったくらい(^^ゞ

    ところが、読み終わってみれば……。

    な、な、なんだよ、これ!?
    いくら主人公が映画好きだからって、後半、こんなハリウッド映画の定番みたいな話にすることないだろーーーっ!
    みたいな(^^ゞ


    いや。終盤までは前巻に引き続き面白いのだ。
    もっとも、面白いとっても、前巻同様、話が遅々として進まないのに、ミョーに読んじゃうという面白さなのだがw
    この小説は、「10月24日(の章)」から始まって、一日単位で話が進み、上巻は「11月16日」まで。下巻は、「11月16日(承前)」〜「11月15日」、さらに、エピローグの「六週間後」で終わるんだけど。
    ぶっちゃけ、「11月14日」までは面白い(正しくは、「11月14日」の最後の手前までw)。
    ていうか、「11月8日」の章の展開なんて、全く予想してなかったから、もう、ぶっ飛んだ(^^;
    えぇーっ! その人たちって、死んでたの!?ってw

    いや。全く予想してなかったといっても、上巻の時から、その人たちが出てくる度、ずっと違和感はあった。
    それが、むしろよかったんだと思う。
    その人たちが出てくる度、ずっとムズムズ感じていたことが、「11月8日」の章で赤の他人によって、さらりと明かされる。
    たぶん、その出会い頭感に、ぶっ飛んじゃったんだと思う(^^ゞ

    なもんだから、「いっやー、この作家巧いわ!」って。←単純w
    遅々として進まない、極端なまでの“クローズドサークル”(爆)なこの話、「この後、どんな面白い結末が待ってるんだ!?」と、期待が上がる、上がる!w

    なのに、「11月14日」の最後。
    「夜、この家に来ていたからだよ」
    なんだ、その絶妙なタイミング?
    ありがちなハリウッド映画じゃあるまいしw
    いっそ、死んだはずのイーサンが蘇って、ホッケーのマスクをかぶって人を殺しまくる「続編」も書けーっ!(^^ゞ

    いや、実はその前のページで、一昨日イーサンが来た時に猫を見たかどうかを、主人公が思い出している下りを読んでいて、イヤぁーな予感はしていたw
    えー、人って、一昨日に来た人の視線の先を頭の中で再現できるもの?
    ていうか、その人のことを一挙一足、一瞬たりとも逃さず見ていることは出来ないわけで。
    例えば、飲み物を飲もうとグラスを取ったりして主人公の注意がそっちに行った時、その人が猫の怪我に気がついた、ということはあってもおかしくない。
    まぁ、主人公としては、イーサンに対し、明確に意識しないまでも違和感がずっとあって。
    猫の怪我をイーサンがいつ知ったんだろう?という疑問を抱いた途端、違和感が一気に不審さに変わった…っていうのは、あってもおかしくはないとは思う。
    思うんだけど、うーん、ちょっと、ちょっとこじつけめいているかなぁーw
    本格ミステリーによくある、現実を無視した屁理屈的こじつけっていうか…(^^ゞ

    という風に感じちゃうのは、その次の章「11月15日」の展開が、あまりにバカバカしいからだろう(^^ゞ
    イーサンが、主人公のケータイのパスコードをいつの間にか変えていたり、主人公がSNSで会話していた相手はイーサンだったとか。
    あと、主人公が腹と顔を思いっきり蹴ったり、階段から落としても不死身のごとく追いかけてきたりw
    屋上に逃げた主人公の前にちゃんと現れる…、なぁ〜んていうイーサンの超人さは、まぁ物語において悪役は常にオールマイティーというお決まりだからしょうがないとしても。
    天窓を突き破って落ちて終わりという、その定番すぎる陳腐さはなんなんだろう?w
    だって、そういう終わり方の映画、今までに何本も見たぞ。
    あっ、それとも、それって、もしかしてオマージュってやつ?(爆)
    ていうか、この著者ってさぁ。これより全然気の利いた結末を書けるような気がするんだけどなぁ…。

    思うに。
    この結末にするなら、前半〜後半までの主人公の独り語りは長すぎるし。
    その主人公の延々独り語りの面白さを活かすなら、この定番すぎる結末は大味すぎる。
    著者の作風がどっちなのかはわからない。
    ただ、延々続く主人公の独り語りがミョーに読ませるだけに、もしかしたら、結末の上手いアイデアが思いつかなかったってことなのかなぁー。

    そういえば、デヴィッドやリトルといった魅力的な人物、逆に、アリステアやジェーン、さらには、リトルとは対象的なノレッリといった登場人物たちのストーリーへのからみ方が妙に尻切れトンボなのも雑に感じたかなぁー。
    ま、それらの人のその後はエピローグでさらっとは書いてあるし。
    主人公がそもそも「広場恐怖症」という内にこもる傾向のある人だから、外のことにそれほど意識が向かないということで、その方が自然というならそうなんだろうけど。
    でも、そこまで手が回らなかった(描ききれなかった)感じの方が強いかな?w

    あとさ。“サイコパス”っていうの、お話に出すの、もぉ〜やめよぉ〜(^^ゞ
    犯人は「サイコパス」だったんです。「パーソナリティー障害」だったんです。
    だから、こんな事件起こしちゃったんです。だから、平気で人を殺しちゃったんです、みたいな精神疾患(?)的科学的根拠を犯人の動機として言い訳にしている小説、最近、そんなのばっか!
    もう飽きたよ! つまんない!(^^ゞ
    プロの作家なら、犯人を巡る状況やその内面を描くことでその事件が起きたことを読者に納得させられるような話を書けよ!w
    そんな手垢にまみれたお話なら、ChatGPTに小説書いてもらうんで充分じゃん(爆)


    ちなみに、★は「11月14日」までは、文句なしで5つ。
    でも、「11月15日」以降は、文句タラタラで2つw

    0
    2023年05月08日
  • ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ 上

    Posted by ブクログ

    精神分析医で広場恐怖症、薬とワインが手放せず、近所をカメラで覗き見ることを止められない。妄想なのか事実なのか判然としない。もやもやとしたまま、過ぎて行く。

    0
    2021年08月01日