ヤン・デンマンのレビュー一覧

  • 外国人記者が見た平成日本

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    日本に駐在している外国人記者が、日本の政治、経済、歴史、風俗、慣習など様々な視点で日本文化を語る。雑誌記事をまとめたもの。
    著者は、長年日本にいるベテラン記者ということになっているが、おそらく共同執筆のペンネーム。 記者仲間は、日本への愛着とともに現在の日本が抱える問題点を指摘する。飲み会の雑談形式で、それぞれのエピソードは一言オチがついている。 日本人にとっては普通のこと、当たり前のことでも、外国人には奇異に見えることが多いらしい。記者仲間で議論すると、必ず欧米との比較文化論に発展する。
    仕事では言えないこと、やれないことのウラネタが披露されていて、いろいろ勉強になった。(本当に記者たちは、

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    2021年08月24日
  • 外国人記者が見た平成日本

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    ネタバレ

    欧米では成人すれば完全に独立することになる。個人主義が徹底されているので、たとえ親子でも金銭のやり取りは非常にシビアになる
    高校野球は宗教なんだ。スポーツの目的は勝つことだが、高校野球では敬遠などの駆け引きは毛嫌いされる。勝負とはは関係ない汗や涙、死力を振り絞ることが賞賛される
    小説家の山田風太郎は手話サイアンの人にとって挫折である。しかし、奇妙なことに、それが挫折後であればあるほどその人生は完全型をなして見えるといった
    講談だけでは歴史は学べないが、講談には歴史の魅力を伝える力があるのだ
    舞台映えをさせるために、わざと顔が大きい遺伝子を残してきたからです。だから歌舞伎は血筋が重要になるのです

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    2019年11月22日
  • 外国人記者が見た平成日本

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    週刊新潮の、そういえば最近見なくなったと思ったら終わってたのね。
    外国人とか抜きに、いろんな観点必要だなー
    と思った。

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    2019年11月15日
  • 外国人記者が見た平成日本

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    【感想】
    多くのエッセイがまとめられたエッセイ集であるため、要約は割愛します。

    400ページ以上ありますが、内容はユーモアに富み、スイスイと読み進められる。

    著者のヤン・デンマンは実在するのか、しないのか。
    著述内容から推測すると70代〜90代??のオランダ人特派員記者だと思われますが、その行動力や、物事に対する思考、時事への捉え方を考えると、おそらく実在はせず、ヤン・デンマンを演出する集団がヤン・デンマンを演じつつ、様々な意見を著述しているのではないか、と推察します。

    書かれている内容は日本の経済、政治、文化(アングラも含め)、国際関係、教育などなど多岐にわたり、一概にこういう本、と書

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    2019年05月04日
  • 外国人記者が見た平成日本

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    辛口日本批評として定評があった、週刊新潮連載の「東京情報」から2018.4の終了前5年分からセレクト。リアルタイムなニュース・出来事・関係者言動に対して、イギリス・フランス・アメリカ・ベルキー・スウェーデン人他の記者たちの自国感覚をベースとしたコメント。

    日本人と日本的感覚だけが全てじゃないってことを、相対化してくれます。各国のお国柄というのも、なんとなくみえてきます。

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    2019年04月14日