榊浩平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書と学力の関係など、時間や年齢その他、様々な角度から相関関係だけでなく、因果関係も明らかにしようとした研究を紹介した本。
読書しない小中学生の偏差値は低い、逆に2時間以上、読書している人の偏差値が下がるのは、それ以上に睡眠を削ったりしている影響があるとのこと。
良く寝て、良く本を読み、良く勉強する子は、成績がいい、という、超当たり前の結論。
読書習慣をつける為に、親が読み聞かせをすることが良い、というのも当たり前で、やはりスマホに子守をさせてはいけないんですね。
MRIや脳神経の話は興味ない人は飛ばして読んでも結論が書いてあるので大丈夫です。
やはり読み聞かせしてきて良かったなと色 -
Posted by ブクログ
脳トレの川島教授が監修した「読書」の本ということで、興味津々で購入。
子供向けにも、同じような本を書いていたはず。
以前読んだ記憶がある。
内容は、以前読んだものの内容+理由や補足といったところがたくさん。復習と、より深い勉強ができた。
気がする。
読み聞かせをする大人側の脳の働きは、新しい発見。
お姉ちゃんお兄ちゃんが、より小さい子に読み聞かせするのも、たぶん、同じように良いことなんだろうな。
見ててかわいいし。
これ系の本を読んでいつも思うのが、
「信じたいけど本当かな」。
同じ人間を二人にして実験することができない以上、「本を読んだらアタマ良くなりますよ」は、統計からしか語れないか -
Posted by ブクログ
最近、YouTubeの「NewsPicks」でも著者、東北大学の榊浩平氏が本内容を解説しているので、興味がある方はそちらもご参考で。
スマホ時間が長い子供は、学力低下。そりゃそうだろう、学習時間が相対的に減るからだ、といつもの偏屈な脳内ツッコミをしてみたが、空振り。「勉強時間、睡眠時間が同一でも、スマホ時間が長ければ学力低下という研究結果」らしい。
先読みしてきたな、と思いながら、もう一つツッコミ。そのアンケートの信憑性はどうか。例えば「ながら勉強してないか」だ。スマホを見ながら勉強すると、勉強時間が同じでも学力は下がる。だから、スマホ以外の漫画やテレビでの対象実験があれば「ながら勉強」が -
Posted by ブクログ
MRIの中で読書をしてもらったのだという。普段通りの速さで読む条件と、できるだけ早く読む条件。できるだけ早く読むと言語に関わる脳領域ブローカ野・ウェルニッケ野などの活動が低下し、逆に空間認知に関する脳領域の活動が高まっていることが判明した。読書は、脳活動に影響を及ぼす。それはそうだろう。読書以外も脳の活性部位は違えど、脳が使われる。
面白いのは、その場所の違いで、興味深いのは、活性化により能力が向上するのかという点だ。
意味のない文字記号を見せると、脳の後頭葉が働く。意味のある文字の場合は、後頭葉に加えて頭の横側にあるウェルニッケ野が活動する。ウェルニッケ野は、言葉の意味を理解するときに使 -
Posted by ブクログ
初版2018/9
読み聞かせは、
子どもの感情や情動の脳が動く+大人のコミュニケーションの脳が動く。
◉読み聞かせってだいじ・・・子どもにしよう。
読書し過ぎはダメ。しないのもダメ。1日30分!1時間!!
◉本読むって大切・・・
睡眠時間を増やすことで、レム睡眠を増やし記憶の定着機会を増やす
海馬の成長も睡眠時間から
◉寝よう
細切れで読む方が定着する
◉ツァイガルニク効果??(中途半端の方が記憶に定着しやすい。)
音読>黙読
◉音読します!
スマホ・ゲームは前頭前野の活動を抑制する。
前頭前野は人間を、知的・理性的な生物たらしめる、脳の司令塔
◉友達はゲームしている時、人格が変わ