榊浩平のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
読書と学力の関係など、時間や年齢その他、様々な角度から相関関係だけでなく、因果関係も明らかにしようとした研究を紹介した本。
読書しない小中学生の偏差値は低い、逆に2時間以上、読書している人の偏差値が下がるのは、それ以上に睡眠を削ったりしている影響があるとのこと。
良く寝て、良く本を読み、良く勉強する子は、成績がいい、という、超当たり前の結論。
読書習慣をつける為に、親が読み聞かせをすることが良い、というのも当たり前で、やはりスマホに子守をさせてはいけないんですね。
MRIや脳神経の話は興味ない人は飛ばして読んでも結論が書いてあるので大丈夫です。
やはり読み聞かせしてきて良かったなと色々思い当たる事も多かったです。
今度は、読書と仕事の出来・不出来など(評価方法が難しいだろうけど)を調べてくれないかなぁ、と思いました。 -
Posted by ブクログ
脳トレの川島教授が監修した「読書」の本ということで、興味津々で購入。
子供向けにも、同じような本を書いていたはず。
以前読んだ記憶がある。
内容は、以前読んだものの内容+理由や補足といったところがたくさん。復習と、より深い勉強ができた。
気がする。
読み聞かせをする大人側の脳の働きは、新しい発見。
お姉ちゃんお兄ちゃんが、より小さい子に読み聞かせするのも、たぶん、同じように良いことなんだろうな。
見ててかわいいし。
これ系の本を読んでいつも思うのが、
「信じたいけど本当かな」。
同じ人間を二人にして実験することができない以上、「本を読んだらアタマ良くなりますよ」は、統計からしか語れないから。
(統計だって立派な根拠だけど)
もともと読み聞かせしたり本が身近にある家は、遺伝的に頭いいのかもしれない。
なんてイジワルを考えちゃう。
でも、「じゃあ意味ねぇから本なんてイラネ」とゼロにしてしまうのは、余りにもったいない。
可能性がある以上、読書はした方がいいよね。
楽しく。 -
Posted by ブクログ
小学生のスマホ使用時間と学力との関連についての研究や、LINEの通知音が集中力に与える影響の実験、オンラインコミュニケーションでの脳活動を検証した実験等、現代の生活になくてはならないスマホが脳に与える影響について、研究をまとめた一冊。
スマホ使用と学力の関係が数値として確認できる。
それだけでなく、スマホを使用しながらの勉強の効率の悪さもはっきりと示されていたのが分かりやすかった。
単に勉強するときはスマホをしまっておくように伝えるだけよりも、具体的に数値を提示してデメリットを伝えたほうが、コスパやタイパを重視する現代の若者たちには特に伝わりやすいのかもしれない。
また、オンラインでのコミュニケーションの脳活動がほとんどないという実験結果は驚きだった。
コロナ禍により一般的になったオンラインでのコミュニケーションであるが、それに頼りきるのではなく、対面でのコミュニケーションと上手く使い分けて行く必要があると感じた。
当書は研究結果がまとめられていて分かりやすかった一方で、研究報告がメインであるため、なぜゲームではなくスマホが特別脳に悪影響があるのか、オンラインと電話では違うのか、理由や原理についての考察は少なめに感じ、もう少し詳しく知りたくなった部分もあった。
しかし当書のタイトルが「どこまで」であることを考えると、「なぜ」の説明はメインではないという認識で読んでいれば気にならなかった点かもしれない。 -
Posted by ブクログ
本書には、下記のようなスマホの弊害が書かれている。
●子どもはスマホを使用すると脳が発達しない
●スマホ・オンライン活動が認知症のリスクを高める
●対面コミュニケーションとは違い、オンラインコミュニケーションでは、脳活動が同期しない(脳活動のリズムが揃わない)
これらのことは、現代を生きる私たちにとって極めて重要なことであるが、これ以上踏み込まない。ここでは、本書の監修者である川島隆太氏が、本書の約2か月後に出した、『スマホ依存が脳を傷つける デジタルドラッグの罠』(宝島社、2023年)と比較をしてみたい。
この2冊は、ほぼ同じ内容である。好事家でない限り、2冊とも読む必要はないだろう。
内容は同じでも、違う点はある。『スマホ依存が脳を傷つける』は端的に書かれ、要点だけをうまくまとめている。さすが、本を書きなれているだけあると思わせる筆致である。
一方で本書、『スマホはどこまで脳を壊すか』は、実験の背景や過程は詳しく書かれているが、冗長と思える箇所も少なくない。分量も多い。脱オンライン体験では、著者と彼女とのデートを書いている。題材選びも、まだ若い(甘い)と感じた。
著者の榊氏は1989年生まれだ。著者より若い読者であれば、本書でもいいのかもしれない。著者より年上なら、川島氏の方がお勧めだ。年齢にかかわらず、要点だけをつかみたいのであれば、川島氏の『スマホ依存が脳を傷つける』の方がわかりやすく、断然お勧めである。 -
Posted by ブクログ
スマホ脳を読んですぐあとにこちらも読んだ。なぜ良く無いのか、なぜこんなに取り憑かれたように使ってしまうのかはスマホ脳で読んだので、申し訳ないけれど、どうしたら辞められるのかを中心にして読んだ。
まずはどれくらい使ってるのか知る。
スマホ以外でもできることはスマホ以外でする。
LINEなどは時間を決めてまとめて返信する。
それだけで辞めれたら苦労しないと正直思うけれど、要は脳をだますしかない。私には必要がないものだと自分の意思で決める。
私まだ3日目だけど、子供と約束した手前スマホのスクリーンタイムを1時間にして、それ以外は玄関に置くことにした。出かける時もカバンの小さいポケットに入れて出さない。
3日で3冊本が読めて、朝も10分くらい余裕ができた。
嬉しい〜!でもこれいつまで続くかなー。 -
Posted by ブクログ
初版2018/9
読み聞かせは、
子どもの感情や情動の脳が動く+大人のコミュニケーションの脳が動く。
◉読み聞かせってだいじ・・・子どもにしよう。
読書し過ぎはダメ。しないのもダメ。1日30分!1時間!!
◉本読むって大切・・・
睡眠時間を増やすことで、レム睡眠を増やし記憶の定着機会を増やす
海馬の成長も睡眠時間から
◉寝よう
細切れで読む方が定着する
◉ツァイガルニク効果??(中途半端の方が記憶に定着しやすい。)
音読>黙読
◉音読します!
スマホ・ゲームは前頭前野の活動を抑制する。
前頭前野は人間を、知的・理性的な生物たらしめる、脳の司令塔
◉友達はゲームしている時、人格が変わっていた(ように見えた笑)のはそのせいか・・・
ワーキングメモリは、脳のメモ帳。
◉前頭前野Lvをあげよう・・
-
Posted by ブクログ
ネタバレ本と学力の関係、本がもたらす脳や心への好影響をザックリと知ることが出来る。
▪️良い
・難しく書かれていないので、さらっと知る分にはいい
・読む(読み聞かせ)時間数が、学力向上に関係しているという事をデータで表示
・どんなジャンルの本(ミステリー、ファンタジー等々)が脳のどの部分に影響があるかの検討
・紙の本とスマホやタブレットで読むことの違い
・時々はさまれるコラムが雑学ネタで面白い
▪️惜しい
・後半は読み聞かせの内容が多いので、子供が読み聞かせ時代を過ぎていた場合、微妙
・読書と学力の関係は分かったが、本のタイトルほどはっきりとは言えないのでは?と読後に思ってしまった(つまり、説得しきれてない感がある)
▪️まとめ
本を読むと学力に好影響がある。読み方も意識すればよりよくなる。それを裏付けるデータを本書では示してくれている。
けれども、学力が決まる、本を読まないと平均以下になっちゃうよ!というのは、ちょっとどうよ?という感想が残りました。