波光史成のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ副題の「その仕組み、ディールの流れから、法務・契約上の留意点まで。実務者向けの一番やさしい解説書」に期待して購入。著者は、レゾンパートナーズの波光氏と山田氏、森濱田の松下氏。松下氏は同学年(1982)、山田氏は1つ下の学年であることにビビる。
感想。期待通りの内容で、素晴らしい。
備忘録。
・ロールアップ戦略。PEファンドの投資後に、同業他社を追加買収する戦略。
・PEファンドを映画製作に例えると、黒子のプロデューサー。映画監督は投資先の社長、俳優は経営陣や従業員。プロデューサーであるPEファンドには、当該業界の経験値よりも、戦略立案力や統率力、推進力こそが求められる。
・事業再生ファ -
Posted by ブクログ
ネタバレPEファンド。興味あったこともありとても面白い。
q&a豊富でとても丁寧真摯に語られており良著
メモ
・PEファンドの活動
ファンド組成→投資実行→経営参画と課題解決→投資回収
・本質的な機能と特長
大規模な資本提供(リスクマネーの提供機能)
アドバイザーでなく当事者(事業成長の推進機能)
ガバナンスの徹底(会社の断捨離機能)
事業シナジーの創出(業界再編の触媒機能)
・バイアウト投資 経営権を取得する大型出資 出資比率51%以上
グロース投資 経営権を取得しない成長のための大型出資 出資比率20-40%
・創業から成長 ベンチャーキャピタル
成長から成熟 -
Posted by ブクログ
【選書理由】
社会人になって以来、就職先として憧れていた業界。
(その原点は学生時代にお世話になったファンド出身の師匠にあり)
現在従事している仕事でも関わることもあり、ある程度理解しているつもりであるため、お隣の業界とちうイメージではあったものの、体系的に理解したいと思い、読むことに。
ちなみに、これまでに、ファンドにまつわる本としては、『ハゲタカ』、『ブラックストーン・ウェイ』、『生涯投資家』を読んだことがあるものの、今回のような「教科書」を読むのは初めて。
【身につけていたい知識】
・PEファンドのビジネスモデル
・具体的な投資スキーム
・活用の意義
・投資検討からエグゼキューション、