松村憲のレビュー一覧

  • プロセスワーク入門 歩くことで創られる道

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    ミンデルの本は結構読んだけど、プロセスワーク全体について体系的に書かれたものはないので、これはとても貴重な本ですね。

    入門と書いてあるけど、かなり凝縮した内容なので、プロセスワークを体験したことがある人でないと、意味不明だろうな〜。

    プロセスワークは何度か体験したものの、入門したか、しないかのレベルなので、結構、難しく、少しづつ読んでみた。

    ワークの内容は、どこかでみたようなものなのだが、その解説を読むと、その背景にある思想というか、スキル、メタスキルが、明快に説明されていて、左脳的にスッキリする。

    とともに、すごい繊細さというか、美しさを感じる。

    多分、まだまだ表面的にしか読めてな

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    2018年07月03日
  • 対立の炎にとどまる――自他のあらゆる側面と向き合い、未来を共に変えるエルダーシップ

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    ミンデルの長らく絶版になっていた「紛争の心理学」の新訳の完訳版。

    ひさしぶりのミンデル。

    最近は、ナラティヴのほうに関心が向いていて、方法論的にはナラティヴとプロセスワークは対極にある気がしていたのだが、この本を読むと、意外に共通点があることを発見して、驚き。

    つまり、権力関係の見方とか、社会的なコンテキストの捉え方とかは、かなり共通点が多い。

    ただ、状況を見立てたあとの介入の仕方は、かなり違う。でも、もしかするとなにか統合することができるかもしれないヒントもあるような気がした。

    この本がでたのは、ソ連崩壊後の時期。さまざまな問題がでてくるにもかかわらず、なんらかの新しい世界が開かれ

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    2022年12月26日
  • 対立の炎にとどまる――自他のあらゆる側面と向き合い、未来を共に変えるエルダーシップ

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    対立を解決しようとするのではなく、そこから学び、なるがままに任せるエルダーシップ。対立は解決するべき問題ではなく理解するべき現象である、というNVCやミディエーションの考え方にも近いのかなぁと思った。
    また自分のあり方、ランクという言い方をしているけれどもその場における影響について自覚的であれ、というメッセージも響いた。

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    2024年01月04日
  • 対立の炎にとどまる――自他のあらゆる側面と向き合い、未来を共に変えるエルダーシップ

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     冒頭から「ワールドワーク」「エルダーシップ」「アウェアネス」など聞き慣れないカタカナ用語が雪崩のように出てくるので頭を抱えてしまった。自己啓発本の類を読むといつも思うけれど、こういう独自に意味を付与された用語を使うことなく内容を説明することは本当にできないものなのだろうか…何が言いたいのか全然頭に入ってこないよ…

     とは言え中盤以降、少しずつ用語に慣れてくるにしたがって徐々に内容を掴めるようになってくる。まず本書で語られる「ワールドワーク」という試み。対立や衝突が起こったとき、それを直ちに止めたり仲裁したりしようとするのではなく、その只中(「ホットスポット」と呼ばれる)に敢えてとどまること

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    2023年01月10日
  • 対立を歓迎するリーダーシップ 組織のあらゆる困難・葛藤を力に変える

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    ネタバレ

    ・紛争地域に住む人々は、まず愛と励ましを必要としていて、教育は二の次なのです。
    ・それ以上に必要なのは、善悪や自分の国の境界線を越えた感覚を持ち、他者を理解して助けることができる思いやりのある人々なのです。

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    2022年02月26日
  • プロセスワーク入門 歩くことで創られる道

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    たぶん体験しないとわからない、というかピンと来ないのだと思う。体験後に改めて字引的に使えるのではないかな。用語がかなり独特。読むだけではわからないことがわかっただけでも今は良しとしよう…

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    2021年05月05日