中村恒子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ書店に行く度に気になっていた本です。思い切って読んでよかった。腑に落ちるとはこのことか、と想う事ばかり。
本書の中では、『ふと、40代後半になって、「私はこのままでいいのかな」という不安が湧き上がってきて眠れない』という女性を例に『漠然とした不安』について教えてくれます。
○無意識に他人と自分を比べていないかチェックすること
○自分の人生の不完全なところにばかり目を向けないこと
○不安の根っこを探し、それを解消するような行動をする
彼女の場合は、『老後に一人になってしまう不安』という根っこが見つかり、『一生付き合える親しい友達が欲しい』という答えが見つかりました。そして、友だちに誘われていたボランティア活動に参加することでより親しくなり、新たな友だちも出来、少しずつ不安な時間が減ったそうです。
わたしにも、不安のようなちょっとした"モヤモヤっとした気分"を感じることが増えてきました。
それは何なのか?
アドバイス通り、わたしもモヤモヤの根っこ探し。見つかりました。モヤモヤ解消です。心を掘り出すって大切ですね。楽しみが増えました。
92歳の中村恒子先生は、元気で明るく何をも『こだわらない』、その生き方を聴く(読む)だけで、自然とポジティブになります。
『今は「自己実現の呪縛」を抱えている人が多くて、・・・』
『友達が多い方がいいというのは、思い込み。
たくさんの人と関われば関わるほど、価値観が合わない知り合いが増えるだけ。』
『かとにかく寝る』
嫌なことがあっても、自己嫌悪になっても、疲れても・・・etc、寝る。
天晴れです。 -
Posted by ブクログ
89歳で働きはじめて70年。関西弁の語り口。精神科医を目指したのは、医療が未発達で死にゆくしかない結核患者に何もできないという葛藤から。戦争も経験している人。時代背景があまりにも違うから、現代の人とは、考え方、感じ方が全然違う。今の時代には、今の時代の生きにくさ、難しさがある。
働くしか選択肢のない時代ではない。仕事が好きとかではなく、お金を稼ぐためにやるしかないという感覚。
結局は、自分の考えを変える。周りを変えようとしたり、比べたりしないこと。がんばろうではなく、できることをやろうと考える。
職場で息抜きができる。職場の人と出かけるのも。 -
Posted by ブクログ
2024/05/19予約 58
生きていくため、生活費のために働いていた時は、向いている仕事か?やりがいがあるか?など考えることもなく目の前の仕事をすべてハイハイと受けていた。その時代のほうが幸せだった。
とあり、忙しく暇が無いのはいいことだったのかも、と改めて思った。その時代にメンタルが…などと言っていたら、生存できなかったのだろう。
もちろんその時代に戻る事はできないし、昔はなかった今ならではの悩みもあるので、どちらがいいとも言えないが。
すべてを正しいと受け入れることはないけど、考え方の一つとして覚えておこうと思った。
あと、孤独を嫌がらず仲良くすること。他人と関わらないためストレスも減る、人と比べないため気持ちも安定、そして最後は、みんなひとり。
気の合わない人とは付き合わない。
92歳の中村先生が昔は、など暴走しかけると、50代の奥田先生がうまく今もこんなことが…と方向を変えていく、それがあったからこそわたしたちはストレスを感じないで読めたのかも、と後で気づいた。
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Posted by ブクログ
よく言われている事が書かれているだけだけれど、改めて人生の先輩に言われると心がほっとした。
一番心に残ったのは、「今」を大切に生きる!ということ…
つい〈老後に備えろ〉〈残りの人生そのままでいいんですか?〉〈よりよく生きよう〉〈レベルの低い人とは付き合うと時間の無駄です〉〈ミニマムに生きよう〉などの文句に不安を煽られ、色々な物を切り捨ててスマートに生きるのが良いと先導されてしまうが、それぞれ個人のペースで好きなように生きたらいいんだよなと思わせてくれた。
医師が語る、高齢者に対する終末医療のあり方に対しての本音も興味深かった。日本は死ぬことについて、あまりにも否定的すぎると常々思う。