中村恒子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【お疲れ気味】な人におすすめ。恒子先生の人生観を読むと、心が軽くなると思います。
出世や肩書にとらわれず、頑張り過ぎず仕事を続けていくこと。天職みたいなものを探し求めがちですが「大好きじゃなくても長く続けられる仕事」を見つけていけばええと恒子先生は言います。
恒子先生が実際に働いてきた経歴に照らしても説得力がありますが、本書の先生のやさしい関西弁の語りにも心を軽くさせるものがありました。
>人は根本的には、自分一人で生きていかねばなりません。何が起きても、これは自分の人生なんやと主体的に考えること
この言葉が印象的でした。孤独死してナンボみたいに言っていて、死ぬスタイルについてもあっけらかんと語っていてこんなおばあちゃんになりたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
89歳で働きはじめて70年。関西弁の語り口。精神科医を目指したのは、医療が未発達で死にゆくしかない結核患者に何もできないという葛藤から。戦争も経験している人。時代背景があまりにも違うから、現代の人とは、考え方、感じ方が全然違う。今の時代には、今の時代の生きにくさ、難しさがある。
働くしか選択肢のない時代ではない。仕事が好きとかではなく、お金を稼ぐためにやるしかないという感覚。
結局は、自分の考えを変える。周りを変えようとしたり、比べたりしないこと。がんばろうではなく、できることをやろうと考える。
職場で息抜きができる。職場の人と出かけるのも。 -
Posted by ブクログ
2024/05/19予約 58
生きていくため、生活費のために働いていた時は、向いている仕事か?やりがいがあるか?など考えることもなく目の前の仕事をすべてハイハイと受けていた。その時代のほうが幸せだった。
とあり、忙しく暇が無いのはいいことだったのかも、と改めて思った。その時代にメンタルが…などと言っていたら、生存できなかったのだろう。
もちろんその時代に戻る事はできないし、昔はなかった今ならではの悩みもあるので、どちらがいいとも言えないが。
すべてを正しいと受け入れることはないけど、考え方の一つとして覚えておこうと思った。
あと、孤独を嫌がらず仲良くすること。他人と関わらないためストレスも減る、人と比べないため気持ちも安定、そして最後は、みんなひとり。
気の合わない人とは付き合わない。
92歳の中村先生が昔は、など暴走しかけると、50代の奥田先生がうまく今もこんなことが…と方向を変えていく、それがあったからこそわたしたちはストレスを感じないで読めたのかも、と後で気づいた。
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Posted by ブクログ
よく言われている事が書かれているだけだけれど、改めて人生の先輩に言われると心がほっとした。
一番心に残ったのは、「今」を大切に生きる!ということ…
つい〈老後に備えろ〉〈残りの人生そのままでいいんですか?〉〈よりよく生きよう〉〈レベルの低い人とは付き合うと時間の無駄です〉〈ミニマムに生きよう〉などの文句に不安を煽られ、色々な物を切り捨ててスマートに生きるのが良いと先導されてしまうが、それぞれ個人のペースで好きなように生きたらいいんだよなと思わせてくれた。
医師が語る、高齢者に対する終末医療のあり方に対しての本音も興味深かった。日本は死ぬことについて、あまりにも否定的すぎると常々思う。