中村恒子のレビュー一覧
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購入済み
心が救われる。。。
いい歳になって、色々な不安を覚えるようになりました。将来のため、法律のこと勉強しなきゃ必要な物を準備しておかなきゃ、と考えていたところにこの本と出会いました。
読んでいると、確かに、と思えることが多くて、そんなに上手くいかないとしても、何もこんなに不安にならなくても良いのかな。と思えました。「幸せでなければいけない、と思わない方が幸せ。」「細かく計画はしない。」「仕事の質は、中途半端で大いに結構。」「孤独死、大いに結構。」など、目次を見ているだけでも、ああ、なんだか、こんなに焦って変になるのはやめよう、と思いました。
もちろん、「大いに結構」といっても、周りにひどい迷惑をかけないように事前 -
Posted by ブクログ
ちょっと精神的に疲れたなと感じた時に、
たまたま本屋て見つけて、直感で購入!
インスピレーションって大事。
「こうあらねば」とガチガチな頭を、
程良くほぐしてくれました。
関西弁で読み手に話しかけるような書き方も◎
【学び】
■あきらめる の語源は、『物事を明らかにする』。
自分の生き方をハッキリさせることとも
捉えられる。
■相手を変えることばかり考えずに、
自分がどうしたらいいか、どう動けば少しでも
快適に過ごせるかを考える。
■相手に物事を頼みたい時は、
「やってもらえる?」「どう思う?」と
意見や意思を尋ねると上手くいく。
(→→→再読記録も入力しました〜) -
Posted by ブクログ
おばあちゃんの知恵袋 精神科医の中村恒子さん、書内では89歳のお婆さん先生の本です。亀の甲より年の劫といいますが、年功序列、歳を重ねてきた方の精神論には重みがあるように感じます。もちろん、若くても人生経験が豊かな人の話も面白いのですが、私自身が幼く、同年代の意見に関しては斜に構えて対峙してしまいます。なので、89歳のお婆さん先生の本は私に合っていました。
- メンツとか、ちょっと人よりお金がもらえるとか、そんなことのために自分を犠牲にするのはどうなんやろか。
→メンツとかルックスとか、お金とかにとにかくとらわれています。時間もかなり犠牲にしてきたように思います。もったいない -
Posted by ブクログ
【お疲れ気味】な人におすすめ。恒子先生の人生観を読むと、心が軽くなると思います。
出世や肩書にとらわれず、頑張り過ぎず仕事を続けていくこと。天職みたいなものを探し求めがちですが「大好きじゃなくても長く続けられる仕事」を見つけていけばええと恒子先生は言います。
恒子先生が実際に働いてきた経歴に照らしても説得力がありますが、本書の先生のやさしい関西弁の語りにも心を軽くさせるものがありました。
>人は根本的には、自分一人で生きていかねばなりません。何が起きても、これは自分の人生なんやと主体的に考えること
この言葉が印象的でした。孤独死してナンボみたいに言っていて、死ぬスタイルについてもあっけら -
Posted by ブクログ
ネタバレ医師として70年のキャリアを持つ中村恒子先生の人生が詰まった一冊です。
それは、妻として・母として・医師として・・・駆け抜けた人生。 傍目には、壮絶そう。 でも、悲壮感がない。 戦争あり、夫の酒癖あり・・・なのに。
そこに、魅力を感じます。 また、多くの患者に頼られる精神科医としての顔も見えてきます。
『情っていうのは、一見いいもののように見えますけど、それは見方を変えると他人さんへの執着であって、こちらの身勝手さの証でもあるんですわ。』
『ほとんどの問題は「きっと、なんとかなる!」』
『そんなにすぐに、結果は出ない。
焦るときほど、上や下、過去や未来ではなく、
「今この瞬間」を -
Posted by ブクログ
語り口調ですんなり入ってくる。
「人生、ほどほどでいいのよ」と声をかけてくれているようだった。
職場の人との距離感については勉強になった。
仲が良くなるとつい近づきたくなるけど、それは働いている時間のいい面だけを見て感じていることかもしれない。
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頼まれたことはなるべく断らない。相手の都合を大切にする、そしたら自分の都合も大切にしてもらえる。例:相手にお願いする時は、相手の状況を尋ねる→やってもらえるかな?どう思う?と相手に常に意見や意思を尋ねながら一緒に決める
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理想だけ高くして、あれができない、これができないと悩むよりも、親がニコニコ笑って機嫌よく子供のそばにいてあげる方が、