子どもたちの実家(と、私どもの終の棲家)を作ることを念頭に家探しをしているものです。
海外にいることから、頭でっかちでいいから予習からと、色々と本を読んでいます。
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でもまあ、皆さんそれぞれのポジショントークを展開されますね。
そうした毛色が分かってくると、どれも味わい深く読めてきます。
建築士は注文住宅が良いと言う。かつてのやり手建売営業マンは建売住宅の欠陥を指摘する本を書く。同じように営業マンからコンサルティング営業に転じた著者は中古+リノベーションが満足度が高いという。
で今回の本は、所謂リフォーム会社の社長さんが書いた本です。
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今更ですが、中古でも新築でも、一戸建てでもマンションでも、住宅を購入した後は一生リフォーム会社とのお付き合いが必要になります。それは、人間生まれれば必ず医者と接するがごとくです。
3年経ち、5年経ち、メンテナンスが必要になる。さらに10年20年とたち、より大規模な改修が必要になる。
本書を読んで、改めてそのことに気づかされました。
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また、リフォーム会社には値段交渉は悪影響というのも、確かにと合点がいきました。
工事費の大まかな構成は、部材代、人件費、交通費とのこと。これを割引するとしたら人件費しかなく、短期間で粗く作るか、櫃の悪い職人を雇うかということしかできない、と。
働く人も人ですから、自分の技術提供にたいして値切られたらいやですよね。まあそういう購入者側の心構えも書いてありました。
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どの家庭でも最大の制約条件はお金でしょう。予算範囲で、広さや間取りや駅からの距離等と満足度の総計とのバランスを考えると思います。
そうした中で、一つ重要な切り口が中古か新築か、という話。
SUUMOを画面が壊れるくらい(その前に私の目が壊れそう)見ていますが、駅から徒歩圏内というのは、中古と新築の値段差はそこまでない、という印象を持ちました。
増してや仲介手数料を入れると中古と新築は殆ど変わらないといっても過言はないと感じています(もちろん内装のグレードは違うのでしょうが)。
当初中古物件を検討しましたが、本書P.130-131に掲載されているリフォーム費用概算を参考にSUUMOで見ていた物件のこことあそこを直して、仲介手数料を入れて、と計算すると新築値段を超えることもしばしば。
そういうことを気づかせてくれたことも、本書を読んでよかった点であります。
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ということで家系の本でありました。
家を買うとき・買ってからのちもリフォーム会社との付き合いは大切だ、と学べました。なにしろ避けられない・逃れられないですから。