しんやゆう子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
重度の知的障害のある5年生すずちゃんの内面の独白と、支える家族や先生の、連絡帳やブログなど文章で状況を浮かび上がらせ話は進んでいく
このようなテーマは初めてだったので新鮮
そして軽く衝撃。
例えば若い頃初めてダイビング体験をした時、目に見えるところだけが海ではなく、見えなかったその下こそこんなにも世界が広がっていたんだ!と体感した時(知識としてはあったんだけどね)その類の感じ。
わかってる、相手の気持ちになってということもなるべく良心的に行いたい、でもやっぱり表面しか見ていなかった、と思ったり。
新しい視点のきっかけを得られたかもしれません。
読み終わってタイトルに唸る。
講座課題図書 -
Posted by ブクログ
ネタバレめちゃくちゃ泣いてしまった。
支援学校の話。あるあるすぎてもう。
これに近い育児をしているので、ここのお母さんやお兄ちゃんに同調が強くて、ヘトヘトになった。読むのが大変だった。
連絡帳もリアル(私はこんなにきちんと書けていませんすみません)、同級生の様子もリアル、先生たちも、お母さんたちの距離感も、学級通信も。
何よりこの界隈の離婚率の高さたるや…。ブルブル。
バスで出会った老女、交流の普通小学校の子どもたち、こんな和解が現実にもあったらいいなと思う。
しかし、まあこれはフィクション。そこは期待しない。
こんな世界がありますように、といつもいつも願うし、すずちゃんの新生活が素晴らしいもの