緒川怜のレビュー一覧

  • 冤罪死刑
    テクニックに走りすぎで人を描き切れていない様に感じられた。簡単に書けない内容を多分に含んでいるにも拘らず、取り扱いが軽い点に若干の嫌悪感を感じる。これまでの作品は好意的に見ていただけに残念。
  • 冤罪死刑
    ちゃんと真犯人がわかる書き方だったので、
    さてどう終わるのか? と思っていたら、
    意外とあっさり終わってしまった。

    読み応えは十二分にあっただけに、ちょと残念だなぁ。
  • 特命捜査
    5月-5。3.0点。
    陶芸家の老人が、自宅で殺害される。捜査が始まり、
    元公安警官と判明。しかもテロ未遂事件後に退職。
    公安の影と戦いながら、警部補と女性巡査部長が秘密捜査。
    驚きの事実が。

    ま、ありふれたテーマではある。簡単に読める。
    そこまでやるの公安、ていう感じ。警部補と巡査部長の関係も、
    ...続きを読む
  • 霧のソレア
    ミステリー文学大賞新人賞を獲得した作品。ミステリーですが、航空パニック小説です。
    テロリストが仕掛けた爆弾で、飛行中にボーイングが爆破。穴のあいた飛行機で何とか成田空港を目指すという話です。しかし、内容が盛りだくさん。
    爆破を仕掛けたテロリスト、女性副操縦士の奮闘、アメリカ政府、CIA、日本政府、自...続きを読む
  • 霧のソレア
    飛行機大好き人間にとっては、大変楽しめましたが、サスペンスとしては、非現実すぎて…。ミサイル発射するか?
  • 霧のソレア
    アメリカから日本に向かうジャンボジェットが、トラブルに巻き込まれる、という話。

    巻き込まれる内容は、テロリスト、亡命者、機器トラブル、ヒューマンエラー、など。

    単なる飛行機の話と言うだけでなく、当自国の思惑が絡んで来るので、政治陰謀モノな小説とも言える。
    ただ、ちょっと広げすぎたかな、と言う感。...続きを読む
  • 霧のソレア
    パニックと国際謀略の緊張感がいい。
    専門用語をたくさん使うことでリアルな場面を描写しているがやりすぎな感もある。