緒川怜のレビュー一覧

  • 冤罪死刑

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    テクニックに走りすぎで人を描き切れていない様に感じられた。簡単に書けない内容を多分に含んでいるにも拘らず、取り扱いが軽い点に若干の嫌悪感を感じる。これまでの作品は好意的に見ていただけに残念。

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    2015年01月14日
  • 冤罪死刑

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    ネタバレ

    ちゃんと真犯人がわかる書き方だったので、
    さてどう終わるのか? と思っていたら、
    意外とあっさり終わってしまった。

    読み応えは十二分にあっただけに、ちょと残念だなぁ。

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    2013年12月02日
  • 冤罪死刑

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    少女誘拐殺人事件を巡り、通信社の記者と女性弁護士が事件の真相に迫る冤罪ミステリー。

    期待して読んだのだが、無駄に詳細な死刑執行シーンの描写と伏線というよりは余りにも断片的な描写が続き、最後は呆気ない幕切れに期待を大きく裏切られた。

    解説にはデッドライン・サスペンスなどと書かれているが、ジョン・グリシャムの作品のような緊迫感も迫力も感じなかった。

    この秋に土曜ワイド劇場でドラマ化されるようだが。

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    2013年10月21日
  • 特命捜査

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    5月-5。3.0点。
    陶芸家の老人が、自宅で殺害される。捜査が始まり、
    元公安警官と判明。しかもテロ未遂事件後に退職。
    公安の影と戦いながら、警部補と女性巡査部長が秘密捜査。
    驚きの事実が。

    ま、ありふれたテーマではある。簡単に読める。
    そこまでやるの公安、ていう感じ。警部補と巡査部長の関係も、
    偶然に出来すぎ。

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    2013年05月12日
  • 霧のソレア

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    ミステリー文学大賞新人賞を獲得した作品。ミステリーですが、航空パニック小説です。
    テロリストが仕掛けた爆弾で、飛行中にボーイングが爆破。穴のあいた飛行機で何とか成田空港を目指すという話です。しかし、内容が盛りだくさん。
    爆破を仕掛けたテロリスト、女性副操縦士の奮闘、アメリカ政府、CIA、日本政府、自衛隊がそれぞれの思惑で絡むやり取りなど。国家陰謀的なところもありスケールが大きいです。それゆえ、逆に現実感があまり感じられない。さらに、登場人物も多くて、途中でわけがわからなくなりそうでした。また、飛行機に関する薀蓄、ディテールのこだわりはすごいです。説明がさっぱりわからないぐらい(笑)

    っとネガ

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    2011年11月12日
  • 霧のソレア

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    飛行機大好き人間にとっては、大変楽しめましたが、サスペンスとしては、非現実すぎて…。ミサイル発射するか?

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    2010年11月22日
  • 霧のソレア

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    アメリカから日本に向かうジャンボジェットが、トラブルに巻き込まれる、という話。

    巻き込まれる内容は、テロリスト、亡命者、機器トラブル、ヒューマンエラー、など。

    単なる飛行機の話と言うだけでなく、当自国の思惑が絡んで来るので、政治陰謀モノな小説とも言える。
    ただ、ちょっと広げすぎたかな、と言う感。
    筆者が飛行機関係の記者らしく、このあたりの描写が細かい。当然ながら専門用語が多くなるが、好きな人にはたまらないだろう。

    巻末の解説にもあったが「飛行機が描けている」というのが魅力かな。

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    2010年10月01日
  • 霧のソレア

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    パニックと国際謀略の緊張感がいい。
    専門用語をたくさん使うことでリアルな場面を描写しているがやりすぎな感もある。

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    2010年05月18日