平沼孝之のレビュー一覧
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読み終わってしまった。が、これは何度でも楽しめる類の本。下巻はアルハンブラそのものより、現地で見聞きした伝説や噂なんかの小話が多い。
ああ、行ってみたい。
しかし3年も住んでたっていう当時の事情もすごいなあ。Posted by ブクログ -
『アルハンブラの思い出』を聴きながら、遠いスペインの地グラナダのアルハンブラ宮殿に想いを馳せる。著者がアルハンブラ宮殿を訪れ幸運なことから主となり宮殿の歴史や逸話を語る紀行&滞在記。宮殿内の建物や広場の描写やまた挿し絵が素晴らしく、宮殿内の住人のエピソードも楽しいし、著者が言うように幻想的で魔法のか...続きを読むPosted by ブクログ
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久しぶりに岩波買った〜。憧れのアルハンブラ宮殿!という思いで手にとったけど、アルハンブラに行くまでの旅の様子だけでも非日常に心踊ります。鉄道でも車でも飛行機でもない移動は、それだけでかなりのあじわいがあるよね。Posted by ブクログ
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上巻より面白かった!!
作者が出会った人たちとの交流や、彼らから聞いた伝説や噂話などが盛り沢山。グラナダに行きたいな〜。アルハンブラ宮殿に行ってみたいな〜。Posted by ブクログ -
2014/4/23
ようやく読み終わった。グラナダ周辺の歴史が多い上巻に較べると下巻はおとぎ話てきな伝承中心なので読みやすい。
この本、多分文学的価値はそれほどでもないんだろうけど、全編に著者のアルハンブラ愛が流れてて今すぐスペインに行きたくなります。危険w行く予定のない人は読まない方がいいかも。あ...続きを読むPosted by ブクログ -
アメリカ公使館書記官であるアーヴィングは1820年代にグラナダを訪れ、荒れ果てたアルハンブラ宮殿に滞在した。その日々を幻想的な伝承を織りまぜながら語った本。上巻は歴史や建物、グラナダでの暮らしにまつわるが多い。
アルハンブラ宮殿を築城した王アルハマールは、戦争で持ちこたえられないと判断した後、カステ...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻よりも伝説の収録が多くて、千夜一夜物語的な世界を楽しめました。スペインの昔話として馴染みのあるストーリーもいくつかあって、なんとなく懐かしい気持ちにもなったり。描写もやっぱり好みだなあ。描き出される風景もどこか懐かしさがある気がしました。Posted by ブクログ
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いろいろとロマンに満ち溢れております。素材だけでなく、描写も綺麗。妄想を刺激する要素もたくさんあるので、何度か読み返して拾い上げたいものです。Posted by ブクログ
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上巻に引き続きアルハンブラ宮殿にまつわる伝説や物語が散り並べられている。地下に眠る金銀財宝、王女にまつわる伝説、幻想的な世界はアラビアンナイトの雰囲気が漂う。いつかグラナダを訪れてみたい。Posted by ブクログ
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19世紀アメリカの作家アーヴィング(1783-1859)が、スペインのグラナダにあるアルハンブラ宮殿に滞在した際に執筆した旅行記であり、かつ当地で見聞したいくつかの伝説を記録したもの。初版1832年、改訂版1852年。本書の影響により、当時あまり知られていなかったアルハンブラ宮殿は、"異国情緒"あふ...続きを読むPosted by ブクログ
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おじいちゃんにお話を聞かせてもらっている心地がする内容でした。
アルハンブラ物語の下巻はアルハンブラ宮殿の伝説集って感じ。ロマンチックなイスラム文化と融合したスペイン文化の歴史を感じるね。
こんなの読んでアルハンブラ宮殿に訪れたら、ついつい「財宝が埋まってるかもしれない」とか「ムスリムの兵士が封...続きを読むPosted by ブクログ -
アルハンブラ宮殿に行くので読んでみた。
スペインの荒涼とした雰囲気がよく伝わってくる。
宮殿に関するたくさんの逸話が登場するのだが、彼が歴史に魅了されたオタクだっていうのがよくわかる。
フランス軍よくやった!!っていうのが一番の感想ですね。
アルハンブラ宮殿の挿絵が入っていて、実際この本を宮殿...続きを読むPosted by ブクログ