アーティストアライアンス企画課のレビュー一覧

  • 竹下幸之介 ALONE -孤高の挑戦-

    Posted by ブクログ

    読んだ感想を噛み砕いて自分なりに考察すると、本書はまさに「人生の教科書」です。
    人によって受け取るものは違うと思いますが、特に人生の進路を定めている最中の人や、普段プロレスを見たことがない人にこそぜひ読んでほしい一冊です。

    本書の中で、個人的に特に心に刺さったのが以下の2点です。
    - 逆算の人生
    - 主観的な孤独と客観的な孤独

    「逆算の人生」がもたらす圧倒的な行動力

     小学生からの夢と実現に向けたステップ
    まずは「逆算の人生」についてです。
    竹下選手は小学生の頃からプロレスラーになるという夢を抱き、卒業時にはプロレス団体に履歴書を送るほどの行動力に満ち溢れていました。その時は直ぐに叶わなかったものの、中学生の頃には陸上競技で結果を残し、現役高校生としてプロレスラーデビューを果たすという偉業を成し遂げました。「プロレスラーになるためにはどうすればいいのか」を常に逆算し、行動し続けてきた結果です。

     25歳での転機と世界への挑戦
    特に印象的だったのは、25歳の時に占い師から「プロレスラーとしての全盛期は32歳」と告げられた際のエピソードです。
    普通の人であれば、「あと7年もあるから、とりあえず頑張ってその時を待おう」と守りに入ってしまいます。
    しかし彼は、「それまでに自分を高めなければならない」と捉え、そのタイミングで積極的に海外へ飛び出しました。国内のDDTから単身武者修行に出て挫折を経験しつつも結果的にアメリカのメジャー団体AEWと契約。さらに日本の新日本プロレスにも逆輸入という形で参戦し、史上初となる主要3団体同時所属という前代未聞の快挙を成し遂げました。

    プロレスをよく知らない人にとっても、この「日本から世界、そして国内最高峰へ駆け上がる」というスケールの大きさと行動力は圧倒されるはずです。

    「主観的な孤独と客観的な孤独」

     ジェーン・スーさんの表現から読み解く「視座の違い」
    もう一つの「主観的な孤独と客観的な孤独」は、本書を読んで私が独自に考察したポイントです。
    竹下選手が新日本プロレスのシングル最強決定戦「G1 CLIMAX」優勝後のドキュメンタリーで孤独について少し語っていましたが、ここまで深くその内面を明かした姿は初めて見ました。

    もともと「孤独」とは、周囲から孤立している人や、文字通り「1人で生きている状態」を指す大雑把なものとして捉えがちです。
    しかし、この本を読んでその見方が少し変わりました。

    ジェーン・スーさんとの対談の中で、スーさんは竹下選手について「一般人の持つプロレスへの視力が1.5だとすると、竹下選手は3.5ある」と表現していました。ファンから見れば、竹下選手は身長190cm近くの巨体に筋肉隆々、国内外でのめざましい活躍や圧倒的な存在感から「スケールの大きい選手」と映ります。しかしスーさんは、それを単なる体の大きさではなく「視力が良い人」と表現しました。

     孤高の道を切り拓く竹下選手の姿
    彼が見ている世界は、他の選手とも、ファンとも違います。圧倒的な「視力の違い」があるのです。
    逆算の人生を歩み、人生の節目を自分で設定しては達成し、またさらに遠くのピリオドを置いて達成する。誰も経験したことのない道を1人で切り拓き、孤独の中で戦い続けているからこそ、彼はそこまで見えているのだと強く感じさせられます。

    竹下選手の孤独は、単なる寂しさではなく「物事を見る解像度ゆえの孤高」です。
    前人未到の世界で闘い続けるアスリートの覚悟と、その裏にある底知れない孤独に触れることで、物事に対する視座やアプローチの仕方を深く考えさせられる一冊でした。

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    2026年10月28日
  • 近鉄バファローズ豪快伝説 球団消滅から20年、今明かされる、真実

    Posted by ブクログ

    もうあれから20年。消滅した近鉄バファローズを往年の名選手たちのインタビューで振り返る。
    弱小球団ボロ鉄から三原脩監督変わりつつある頃から消滅まで。登場選手に偏りがないところが素晴らしい。
    伊勢、永淵、佐々木、有田、栗橋、金村、加藤、新井、阿波野、佐野、磯部、梨田と立花トレーニングコーチ。亡くなった西本、仰木両監督と愛されキャラだった早逝した入来智のエピソードなど。
    阪神以上にコテコテの関西の球団。藤井寺球場近くでスナックシャムスンを営む栗橋やテレビ番組で活躍する金村の語り、どれも素晴らしい。
    貧乏な球団の割にトレーニングでは最新の資機材を導入したり野茂、吉井などメジャー球団に進む道が存在していたのもおもしろい。
    プロ野球本として屈指の一冊だろう。

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    2026年01月29日
  • BoyAge-ボヤージュ- vol.15

    A

    購入済み

    大満足。

    赤楚くん目当てで購入しました。表紙、写真、インタビュー、全てにおいて大満足です。購入後ずいぶん経っていますが、何度も繰り返し読みたくなるお気に入りの1冊です。

    #ハッピー #癒やされる #カッコいい

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    2021年10月06日