萩原京子のレビュー一覧

病児の母～難病を生きるということ～

萩原京子

おもしろいです。

いろんな病気を持って生まれてきた子供たちと家族の人間ドラマで、読みやすいです。
でも1話目、主人公(母親)にイライラしました。普通あんなに子供の成長、発達が遅かったら、病気や障害を疑うものだと思います。8ヵ月でやっと寝返り、1歳5ヵ月でやっと歩く…母親はあくまでも個人差と主張して、気にならないのだろうか、と思いました。私なら絶対病院に検査に行くけど。呑気というか、そこが親としとイライラしてたまらなかったです。

私の居場所～妻として母として～

萩原京子

[G]

最後だけ。

全体的に、主婦目線での物語。
結婚、出産して子育ての大変さの上に、仕事をしていない事や育児休暇中の自分はこのままで良いの？とか、夫の実家は会社経営で夫が本来ならば後継者だったのに、縁を切られても平凡な自分を選んでくれた夫の本心は…など、様々な悩みを抱えている主婦達。
結果的にはハッピーエンド。

ただ、最後の話だけはタイトル通りの結末でした。
自業自得でしょうね。