宮入裕昂のレビュー一覧
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本当に最終選考作品?
電撃小説大賞の最終選考作品だそうですが、全く面白いと思えませんでした。
八坂が好きになれなかったのが大きいかもしれません。
ひたすら価値観を押し付けて、ポエムを吐き、傍若無人に振る舞い、とても不愉快でした。
なのにやることなすこと全て正しいらしくて何もかも上手くいってしまいます。
ほぼ全ての登場人物が彼を肯定して称賛して感謝して、彼の突飛な夢も世界の手助けによって現実のものになります。
なろう小説でも読んでいるかのようなストレスに襲われました。
スカートの中に秘密を抱えた人たちの話かと思いきや、その人たちを利用して八坂が好き勝手する作品でがっかりしました。