土屋昭之のレビュー一覧

  • 新装版 少年少女の仏教 生きるって、なに?

    Posted by ブクログ

    これは、お坊さんが少年少女のために分かりやすく仏教を説いた本。
    高校3年の時に読んで、おもしろくてずっと借りっぱなしだった。

    納得させられる素晴らしいお話ばかりだが、中でも”ほとけさまのことば”という部分が好きだった。これは金沢のあるお寺の坊守さん(住職の奥さん)が書かれたものらしい。『おまえはおまえでちょうどいい』というその文章に、当時どれだけ救われ、癒され、温められたか。


    お前はお前でちょうどよい
    顔も身体も名前も姓も それはお前にちょうどよい
    貧も富も親も子も 息子の嫁もその孫も
    それはお前にちょうどよい

    幸も不幸も喜びも 悲しみさえもちょうどよい
    歩いたお前の人生は 悪くもなけ

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    2010年03月06日