天津向のレビュー一覧
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緊張の巻。
7巻を読み直して臨んだ。
7巻で「ヒキタニさん何間違ったの?」という疑問が、私の結論を裏切る形で鮮やかに描かれ、そこにむしろ、「ヒキタニさんだからこそ」の<若さ>の苦さが描かれている。
頭が良すぎて人が良すぎると、こんなに苦い人生を歩むことになるのか。
それでもヒキタニさんは戦う。
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読者に違和感を与えつつ、物語としては完結させて、最後にその違和感の理由を形にして次回に引くとか、ずるいー。
超面白かったがゆえの、ずるさ。Posted by ブクログ -
8巻のメインテーマは「生徒会長選挙」。八幡や雪乃がいる奉仕部に対して生徒会長選挙に関する依頼が平塚先生経由で舞い込んできます。
予想できる展開はいかにして生徒会長に当選させるか、という話だと思いますが8巻は全くその逆。依頼内容は「生徒会長選挙で当選させないようにしたい」というもの。
立候補した、とい...続きを読むPosted by ブクログ -
評価:☆5
間違い続けるひねくれボッチの青春ラブコメ第8弾。
※最新刊で発売後まもないのでネタバレ注意です。
7巻もなかなか後味悪かったけど8巻もなかなか・・・。
今回は、一年のいろはすこと一色いろはが周囲の(多分に悪意を含んでいるであろう)悪ノリで生徒会長に立候補してし...続きを読むPosted by ブクログ -
7巻に続いて、とても楽しませてもらった巻でした。また、同様、「まちがいつづける」巻でもあったんでしょうね。奉仕部が生徒会にそのまま移動って何それたぎる未来。でも、得られなかった未来。馴れ合いに堕してしまった感があるいま、どのような破壊が待ち受けているのか。いかにして再生するのか。大いに期待したいPosted by ブクログ
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唯一、密室トリックを作ってしまったところにがっくりきましたが、流れ的には最高潮。ヒッキーとゆきのんの魅力満載の巻でした。ついでに葉山くんも。Posted by ブクログ
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間違っていない話になり始めているような。あの卑屈さ加減が、自虐的に感じているのだが、間違っていなくなったときのテイストは、どんな感じなのだろう。Posted by ブクログ
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最後の数ページの展開が良かった。なんだ、間違って無いじゃないか。そうなると、この小説のテーマから外れてしまう。今後の展開に期待。間違っていて欲しいな。Posted by ブクログ
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誤解と犠牲と変化の話。文化祭巻。入学式の日からのわだかまりが解決。雪ノ下はどんな人間にも比企谷を相手にする時のようにつっけんどんな扱いをしているのかと思ったら、陽乃の妹という立場もあるのだろうが思いのほか優等生っぽい対応の仕方でちょっと意外だった。相模南を傷つけたおかげで総スカンをくらい、特技も趣味...続きを読むPosted by ブクログ
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文化祭編。
何と言うヒッキーらしい解決方法だろうか。
そして、それにより救われた人の多いことだろうか。
こんな手段は思いつかないし、思いついても取れないだろうなあ。
リスクが高すぎ。
こう言う手段を実行に移せる強さと言うのはすごいです。
見習いたいとは思わないけど(w
しかし、この巻で俺ガイルの道は...続きを読むPosted by ブクログ -
アニメが面白かったので購入。
ゆきりんも絶賛していたが、やはり面白い。
とりあえず、アニメ版までの感想(~文化祭)を下記にまとめる。
描写がうまいとか、ストーリーが面白いというよりは
孤独な主人公とヒロインの言い争いやツッコミが実に面白い。
作者と友達になりたい。
読んでてクスクス、ニヤニヤしち...続きを読むPosted by ブクログ -
短篇集.
メールに依るお悩み相談とか
あと柔道部との暑いバトル?
葉山くんマジイケメン.
でもきっと僕は仲良くなれないんだろうな.
そして平塚静ちゃんが可愛い.
メインヒロインだよな,もう.
八幡も静ちゃんを貰っちゃえよ.Posted by ブクログ -
なんか巻を重ねる毎に面白く、作風も磨かれている。作中で八幡が言ってることは捻くれていて多分まちがっているのに、妙な説得力が確かにある。
不思議な魅力を持ったシリーズだ。Posted by ブクログ -
ラノベって実はあんまり読まないのですが、なんとなく気になり手にとる。
序盤、ヒロイン達の猛烈な毒舌に「ちょっと…」と思いましたが、
このシリーズは回を重ねるごとに面白い!
わりとこういうまわりくどいラノベの一人称語りが好きだったりするので、その軽快な台詞回しだけでも色々と笑いました。
なんで、古...続きを読むPosted by ブクログ -
アニメ観ておもしろかったので、興味をもった。
周りの人の評判も良かったし。
アニメのノリで楽しめたよ。
とてもいい。
でもね、これ、ネタが北斗の拳とかガンダムとかなんていうか、おっさんホイホイじゃないですかー。Posted by ブクログ -
序盤は小ネタやパロディーネタをじわじわジャブのようにしつこく使い揺さぶってくる。そして最後、主人公の巻き起こす衝撃の結末は右ストレートを放ちノックアウトされる感覚に近い。このやみつきになる構成は一巻同様二巻も健在だ。萌えより高校生独特のキャラクターを描いているラノベだと思う。Posted by ブクログ
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このシリーズは、よくある日常的な高校生活を描いている内容かと思いきや、その中に人と付き合う上での些細なやりとり・その際に生じる感情が、気持ち良いくらいにザックリ掘り返されている本。人によっては嫌悪する人も出てくるかもしれないが…誰もが大なり小なり経験をしている事なので、共感する人も多いと思う。今回は...続きを読むPosted by ブクログ
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6巻に引き続き重い内容。様々な人の思惑があって、その全てに応えることはできない。そのことを理解した上で変わらず、自分を犠牲にして依頼に応えようとする八幡の姿が痛々しかった。
文化祭の時と違うのは理解者が少ないこと。雪乃や結衣と再び気まずい関係になってしまった八幡が今後どのような関係を気づいていくのか...続きを読むPosted by ブクログ -
文化祭で起こった問題を自分が憎まれ役になってでも解決する八幡がとても格好いい。
大勢から嫌われる形となってしまったが、理解者もいることに救いがある。Posted by ブクログ -
他の巻と比べてページが少なかったが、ボリュームは満点。
各ヒロインと八幡のからみが見れたので面白かった。
次の文化祭編への布石となる話で登場人物の関係がどのように変わっていくのか気になるところである。Posted by ブクログ