西花池湖南のレビュー一覧

  • 猪木は馬場をなぜ潰せなかったのか 80年代プロレス暗闘史

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    1980年代。
    プロレスは、国民的娯楽であり大衆のスポーツだった。

    東洋の巨人・ジャイアント馬場。
    燃える闘魂・アントニオ猪木。

    プロレスを全く見ない人でも、プロレス界のトップ2人を知らない人はいなかった。

    その2人が、アスリートとして、社長としての危機を迎えるところから1980年代はスタートする。

    栄光と挫折。成功と失敗を繰り返しながら、2人は生き抜いていく。

    トップにしがみつく執念。
    慎重を期した後継者選び。
    避けることのできない老いとの戦い。

    やがてプロレスはテレビでの大衆娯楽から、東京ドーム興行を頂点にしたライブ中心の文化になっていく。

    その文化を支えたのは、1980年代

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    2018年04月26日
  • 猪木は馬場をなぜ潰せなかったのか 80年代プロレス暗闘史

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    面白いなあ。
    モロの世代なので読んでるだけで幸せになる笑
    同じような本を何冊も読んでいるから、
    特に新しい情報はありませんでしたが、
    こうやって時系列で読む方が楽しいですね。
    当時は余裕しゃくしゃくに見えていた
    馬場側の苦悩がよく分かりました。

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    2025年01月24日
  • 猪木は馬場をなぜ潰せなかったのか 80年代プロレス暗闘史

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    内容は、ほぼすべて既存本から得ていた情報から成り立っていた。ただし、なぜそれら既知の出来事が結果そうなったのか、については考えたことがなかったため、そこへの踏み込みに読み応えを感じた。例えばなぜ馬場のNWA交代劇は地方で行われたのか、など。

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    2020年05月29日
  • 猪木は馬場をなぜ潰せなかったのか 80年代プロレス暗闘史

    購入済み

    昭和のプロレス史がここに凝縮

    タイトルに書いた通りですが、
     全日、新日の歴史がぎっしり詰まっている。
    馬場、猪木が共に苦境に立たされていた時代が有ったり、引き抜き合戦で互いに疲弊している時代が有ったり、
    そこにレスラーのジェラシーが入ったことで、レスラーの移籍、裏切りが起きた。
     「たら、れば」であのとき、長州力がこうしていれば、とか前田日明がこうしていれば、とか
    猪木が動いて入れば、とかがたくさんあり非常に楽しめる。

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    2020年05月26日
  • 猪木は馬場をなぜ潰せなかったのか 80年代プロレス暗闘史

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    昭和プロレスは一つの文化だった。
    平成になっていろんな団体が乱立して、なんだか色々軽くなって、テレビで観れる時間の放送がなくなって、結婚したら嫁さんがこういうのに理解がなく全く見なくなってしまったが、一連の事件が有機的によくわかる。

    やはり、猪木、馬場とも強烈な個性であり存在であったのだ。

    「プロレスというジャンルの歴史読み物」という自評は正にその通りだと思う。

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    2017年06月15日
  • 猪木は馬場をなぜ潰せなかったのか 80年代プロレス暗闘史

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    自分がずぶずぶにプロレスにハマった80年代の新日と全日の企業戦争史。知っている話ばかりなのに新鮮に感じるのは、新日vs全日という二項対立だけではなくて、新日vs猪木、全日vs馬場という組織と個人の葛藤も含んだ複雑な構造の読み解きです。猪木の囁きによる長州のジャパンプロの全日参戦が松根社長と馬場の勢力争いにおいて、馬場を利した、という指摘とか、なるほど。経営者としての適正を問われた猪木と馬場はこの時期、それぞれの組織との闘いにおいてタッグだったのか!今まで出版されたプロレス本を読み重ねて、新しい取材無しに、この著作を成立させていること、凄いと思いました。昭和プロレスを俯瞰してクールに分析する本書

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    2017年05月16日
  • プロレス 名言の真実 あの咆哮の裏には何が渦巻いていたか

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    やはり有名な言葉が多いですね。
    収録されている発言がちょっと古い(新日が落ち目になった頃ぐらいまで)なのは物足りない感じが。
    新日のレスラーと、全日のレスラーの発言の温度差感がなかなかに面白いですね。
    今活躍している人達の発言を集めた続編を希望。

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    2021年01月09日
  • 猪木は馬場をなぜ潰せなかったのか 80年代プロレス暗闘史

    Posted by ブクログ

    「全盛期にあった猪木・新日は破滅寸前の馬場・全日をなぜ潰せなかったのか」が本書の内容。
    日テレとテレ朝の視聴率争いでもあった舞台裏の事情も含め、猪木・馬場時代がバブルと共に終わっていく1980年代のプロレス界の話。
    時系列で対戦カードや、経営状態、人間関係がまとめてあり当時の思い出に浸るにはちょうどいい。
    ラッシャー木村が、猪木と馬場の両者にとって救世主だったのは今振り返ると納得する。
    地上波TVがプロレス興行の命綱であり、スーパースターが負けてはいけない時代の必死の生き残り合戦でしたね。
    今や、BS,CS,YouTube,AbemaTVなどのメディアをうまく使って38ものプロレス団体がビジネ

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    2017年10月30日