加藤光一のレビュー一覧
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ネタバレ「ほめる」ことの本当の意味は、
この本を読むまではわかりませんでした。
ほめるとやる気が出るなど、
何のためにほめるというのがあいまいでした。
でも、この本に答えが書いてあります。
「ほめる」=今どのくらいの基準に届いているかを知らせる
相手のできていることは○○です、次は○○だね!など、
今の現状を伝えること、次につながる行動を起こしてもらうことのために
ほめるんだということがわかりました。
だからこそ、相手を観察して、先入観にとらわれず
前と比べてよくなっているところを認めていく。
本当にスッキリわかる本でした!
実践していきます -
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「叱る教習所」から「ほめちぎる教習所」に方針転換した結果、入校者数右肩上がり、免許合格率アップ、卒業生の事故率ダウンした自動車教習所のお話。
「ほめる」ことのメリットが数字で提示され、「ほめちぎる教習所」になるまでの経緯や導入方法などが丁寧に書かれています。
ほめることの目的は次につながる行動を起こしてもらうこと。相手が慢心してしまうほめっぱなしではなく、ほめて上がったモチベーションを何に使うかまで伝えることが重要。ここでなるほど!と思わず唸りました。
相手に成長してもらうことがゴールで、「ほめる」はあくまでその手段。上司部下の関係だけでなく、親子関係でも使えそうな考え方で、とても身にな -
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教習所といえば、叱られる、怖いところというイメージでしょう。私も運転が下手なので、こっぴどく叱られた、苦い思い出がよみがえります。
この本は、そんな教習所のイメージを覆す、褒めまくる教習所(南部自動車学校)のお話。
教習所の数が減り続けている業界のなかで生き残るために、それまでの叱る方法から、褒める方法に変えたことで、生徒からは人気が出て、卒業生の事故率は減って、教官たちの気持ちもよくなったと。
書いてあることにもなるほどと思うことがたくさん。
教官たちが、なかなか褒めることができないことに対する、褒め方のアドバイス(タイプによるほめ方の違い)なども多々具体的に書いてあって、面白い。
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2年ぶりに新卒が入ってきた。これまでほとんど後輩の育成というものをしたことがない私はやる気に燃えていたけど、その一方で「どう育成していいかわからない」という壁にもぶち当たっていた。教え方というのはきっと、「自分がどう教わったか」が影響する。私が新卒だったとき、あまりにも教える態度が悪い先輩たちの姿を見て「自分に後輩ができたら絶対にこうはなりたくない。反面教師にしよう」とたくさんのことを学んだものの、あまりにも反面教師ばかりだったせいで正しい教え方がわからなかったのだ。
わからないなら自力で学ぶしかない。本屋に行ってみると、教え方の分野で一番気に入ったのがこれだった。表紙を見たとき、「私も新人だ -
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先生が厳しいとされている教習所を「ほめちぎる」教育方針に変えた南部自動車学校のお話と、ほめることのメリット・その方法を説明した本。
ほめることはプラスになるのか。会社の後輩を見てるとついつい教育という名の指摘をしてしまい、いいところは全く見てないのかもしれない。ほめることでやる気を上げて前向きにすることが大事なのかもと考えさせられた。ただほめるのはむずかしいんだよね、なんとなく。
いろんなほめかたがあるのだけれど、要は、その人・行動のよいところを見つけて肯定してあげること。これみたい。指摘はそのあとで、こうすればいいよ的な言い方で。
後輩のよいところを探すのが、上司の仕事なのかもしれない。 -
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ほめると社員のモチベーションが上がった。
全国に広がるほめる自動車教習所
銚子太陽自動車教習所、東名自動車学校(静岡)、ドライビングスクールアジマ(長野)、関自動車学校(岐阜)、八戸ノ里ドライビングスクール(大阪)、南部自動車学校(三重)、南福岡自動車学校(福岡)
担任制=生徒の成長過程が見える。
ドンマイよりナイストライ。
怒りの正体は相手が思い通りにならないこと。
532回言わないとわからない=何回言ってもわからない、はあたりまえ。
外面だけでなく内面をほめる=相手の良いところを見る。
すみません、をありがとう、に言い換える。ありがとうを口癖にする。
すごい、さすが、すばらしい、をま