テレサ・サウスウィックのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ内容としては、結婚と即位を控えた砂漠のシーク、皇太子が昔ながらの許嫁と結婚するというもの。そして、その許嫁の女性がうり二つの双子で、結婚をためらう姉の代わりに妹が入れ替わる、いわば王道ものだ。
ただ、私はこの作品を通しても、とても大切なことを教わったと思っている。
ー父上は悪くありません。原因は僕の愚かな行為にあります。
ー例のぺてん師ジャーナリストのことを言っているのか?
ー誰も信用せずに生きられる者はいない。お前の判断は適切だ。自信を持ちなさい。私はおまえを信頼しているのだから、心の命ずるままに決断しなければならないよ。
本書からの抜粋部分は、父王と息子である皇太子の会話である。
彼は過去に愛した女性に手酷く裏切られ、女性を愛することにトラウマを持つようになっている。
女性を信頼して愛してしまった我が身を責め続ける皇太子に対して、王がかけた言葉がとても印象深い。
「誰も信頼せずに生きられる者ははいない」。特にこの部分が深く響いた。
自身も最近、恋愛ではないが、似たような体験をしたからだ。もちろん、私の場合、相手の方は微塵も悪いことをしたという自覚はないし、事実、そのときはそうだったのだろう。
しかし、結果として、私は長く苦しむ痛みを身体的に抱えることになってしまった。
自分の決断と選択を幾度責めたかしれない。相手を信頼して、大切な健康を任せてしまったことが結果として大きな不幸を招いてしまった。
だが、あのときの私は、相手を心から信頼し、この人であれば任せられると信じて疑わなかった。今の後悔と罪悪感は、やり場のない怒りと焦燥感が招いたものであり、過去の自分が悪かったとは言えないし、自分を責めて苦しめても意味はない。
国王が皇太子に向けたこの言葉は、図らずも深い私の懊悩をいくばくなりとも軽くしてくれた。
相手の罪を許し、事実を受け容れなければ、試練を乗り越えて先に進むことはできない。
改めて感じた次第である。 -
ネタバレ 購入済み
シリーズもので3男の物語
過去の恋愛や家族のことも重なりあって恋や結婚に臆病なヒロインと恋人をなくして彼女以外愛することを拒否しているヒーロー。でも惹かれあっていくのですが・・。出てくる料理が美味しそうです。最後はほっこりします。
-
ネタバレ 購入済み
白黒
友情から愛情へ?ヒロインは関係性をハッキリさせたいタイプなんだね…でもなんだか自分勝手。最初は自分も友人として接してたのに、自分は愛情に変わったから、同じものを示さないヒーローとは絶縁しようとする…自分の気持ちを伝えてもいないくせに。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かったです。
まず、新鮮だなと感じたことがあります。
というのもー。
「デザイア」の傑作選にも拘わらず、ヒーローとヒロインが物語りのラストまで一線を越えない、つまりプラトニックな関係を維持して物語が終わるというところがとても珍しいというか、新鮮でした。
ハーレクインでは、恐らく極めて珍しいパターンではないかと思います。
こういうのも、とても良いですね。
後、内容とは関係ないですが、表紙がとてもキレイで、惹かれました。
以前、辛い結婚をしたシークが女性不信に陥り、我が子たちのナニーには「美しくない女性」であることを採用条件の一つにしている。
母の治療のために治療費が欲しいヒロインは自分が美女であることを隠し、ナニーの採用試験に応募して採用されました。
しかし、シークは「美女ではないはずの」彼女に次第に惹かれてゆきー。
過去の辛い恋で女性不信に陥るシークの話、というのは王道ではあります。しかし、最初に書いたようにハーレっぽくない展開がとても新鮮で、ありきたりという印象はありませんでした。
ただ、個人的に、ちょっとヒロインの受け容れがたい性格が、、、
「私は美人」、事実、そうなのでしょうが、あまりにも本人がはっきりとそれを自覚しすぎているのは、特に同性にとっては共感できない部分です。
私的には、「美人だけれども、自分の美しさを意識でないない女性」の方が好きですー笑
特にラストの数行、ヒロインの呟き
ーそして美女は王子様を手なずけ、末永く幸せに暮らしました、と。
は、いただけません。
「自分で言うんじゃないの」と、思わず突っ込みを入れたくなるエンディングでした。 -
Posted by ブクログ
クリスマスシーズンものらしい、愛と理解の物語。
十二年前の確執を引き摺っている家族が誤解を解き、そして誤解を解くために行動した部下のヒロインと上司のヒーローが愛し合うまで。結局は大団円で終わるけれど、そうじゃなければ他人の家族の問題に立ち入るおせっかいなヒロインとも。もちろんやり方は真っ当だし、許される範囲内ではあるけど。いったい十二年前になにがあったのか、謎が解けてみればあっけなかった。そのときにせめて兄くらいには打ち明けていれば、こんなに拗れることはなかっただろうに。もっとも十二年前にニューヨークに行かなければヒーローは成功しなかったわけなので、それはそれで良しということか。 -
ジンクスなんて大嫌い 魔法のランプ II
- カート
-
試し読み
-
購入済み
読みやすい
絵もきれいで読みやすいです。
でもな、、、2人が想い合っている描写が淡白すぎて、熱を感じなかった。
交際期間に入る好意レベル。
もちろん、今後結婚へと意識が変わるんだろうけど、プロポーズには時期尚早です。 -
購入済み
フランとアレックスは似た者同士
これからフランはアレックスに惹かれていくらしい。フランの言うようにフードコンサルタントは女性軽視の風潮が強いのかな?
-
購入済み
家族に内緒で結婚?
ロージーは兄の親友スティーブと結婚するらしい。本当なら結婚する筈が無かった者と結ばれる展開もあるんだな。
スティーブは何者で、何が目的なんだろう?