ティボール・ローデのレビュー一覧

  • モナ・リザ・ウイルス 下

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    おおおおおこれは予想以上におもしろかったぞ。ヘレンのキャラもわりとすき。モナリザのミステリアスな微笑みがいい感じのスパイスになってるし、こんなフィクション読んでしまったら、かの有名な奥方に再度会いに行きたくなってしまう。ルーブル行くか。

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    2018年03月04日
  • モナ・リザ・ウイルス 下

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    ネタバレ

    画像を破壊するコンピュータウィルス、美人コンテスト参加者の誘拐、蜂の大量死、美術品蒐集家の失踪、そして過去の物語が、世界中を移動しながら展開する。広げ過ぎた感はあるが、謎を残しつつ上手くまとめられているのは良。佳作なので他の作品もあれば読みたい。
    アート好きとしては、やや許せん扱いもあるが、演出の一環。過去の話は創作だろうか、何か元ネタがあるなら知りたい。

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    2024年06月11日
  • モナ・リザ・ウイルス 上

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    こういう色々要素を盛り込みすぎていて、同時進行型に登場人物も入れ替わるのに、人物紹介表を見なくて済んでる本というのは初めてかもしれない。人物描写はうまいと思う。一応事件起こるけど、重みないんだなー。ポテロングってすごい軽さだよね。そして作者の個性というか、AIが書いたみたいで、臭くない。これ、どうなんだろう、全く下巻の予想つかないなあ。(粗筋以外?面白いのか、どう収集つけるのか、多分ビックリしないんだろうなー)このアメンボのような軽やかさはなんだろうー。この体臭臭くなさはなんなんだろー。

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    2020年02月09日
  • モナ・リザ・ウイルス 上

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    ドイツの作者が書いたミステリー小説。
    話の始まりはアメリカン・ミスの美女たちを乗せたバスが拉致される事と並行してある脳神経科学者の娘が行方不明になることを起点として世界を股にかけて事態は進行する。

    話の核となるキーワードは「美貌」について。
    物語の裏には、元々ハンサムだった大富豪が事故によってその美貌が崩れ、精神的にも破綻し、凶行に走っていく事があるようだが、まだ明るみには出てきていない。。

    話の切り口は斬新で面白いが、いかんせんやることがエグイ。ただ、ともするとある人物を評価するにあたり、その人の人格、内面、能力以上に評価される美貌とその価値について再考するきっかけになるかなーとも思った

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    2018年05月12日