世耕石弘のレビュー一覧

  • 近大革命

    Posted by ブクログ

    自伝は自伝だと意識しながら読むとしても、超保守的な業界でも(結果として)こういう方向に持っていけるんだなあ、とは思った。

    0
    2017年12月20日
  • 近大革命

    Posted by ブクログ

    著者がいかにして近畿大学の広報に奔走してきたかがよくわかる。
    少子化が進行し、子ども(大学入学者)は、近いうちに、今の2/3程度になる中、これまでの関関同立などの枠組みに収まったままだと、大学はどんどん淘汰される。だからこそ、世の中にある価値観を転換させていく必要がある。著者にとってはその手段として広報を用いて取り組んでいる。
    広報と広告の違いとかは、確かに納得。結構無意識に混同して使ってる人も多いよなぁと思った。

    0
    2024年11月15日
  • 近大革命

    Posted by ブクログ

    広報がニュースとなる話題作りを主体的に仕掛けていく、その先には日本の大学界の常識をぶっ壊し、
    「この勉強をするために、この大学に行く」と決断する学生が当たり前の世界を作ることが。その根本には、「学びたい者に学ばせたい」という創設者のアツイ想いがある。

    PRする意味、広報として選択をして打ち出していく意味、批判に対してそれを上回る意義、それらを納得・理解しながら、目の前の数字や成果を次に活かす。

    一貫した「想い→アウトプット」に迷った時、本書に戻ってきたい。

    0
    2024年05月06日
  • 近大革命

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ■大学序列「入れ替えのないリーグ戦」変えるためにできることを考えて広報戦略を立てている近畿大学。

    ■従来の大学・教育観に縛られない発想で動く必要性。

    ■少子高齢化が急速に進む中で、大学が生き残るためには、大学全体で意識改革が必要
    →大学ガバナンスの重要性

    ■大学として、どのようにして稼いでいくか。
    →研究からの実学
     金融資産への投資も一つ
     稼いだお金は学生、社会へ還元できるサイクルに。

    ■必要のないものをやめることも必要
     →広報媒体などの観点

    0
    2021年09月19日
  • 近大革命

    Posted by ブクログ

    新しいことをするには、それ相応の努力が必要であるし、また抵抗勢力も現れる。それを乗り越えてこそ成功者となり得る。自身もこれを読んで勇気をもらった。突き進んで行きたい。

    0
    2020年02月15日
  • 近大革命

    Posted by ブクログ

    大学職員への転職に興味があったので読んでみた。主に大学の広報活動としてどんな取り組みを行ったか羅列している。これまで広報に関わる仕事をしたことがないが、どれほど重要なことか理解が出来た。結果として近大は成功しているがそれは数多くの挑戦をしているからである。挑戦をしないことには成功はない。広報のテクニックやタイミングなどを研究し大当たりを引くのを待つを繰り返すのが良いのかと思った。やりがいのある仕事だと感じたが失敗続きの際のプレッシャーやテコ入れが難しいことを想像すると難しさがあるのではと思った。

    0
    2024年08月21日
  • 近大革命

    Posted by ブクログ

    企業としては至極まっとうな広報を丁寧に大学に埋め込んだ経緯について書かれている。大学広報担当がこれを読んでも参考にならないだろう。なぜなら、これらのような取り組みの実現を取り組みを阻害する要因をしっかりと分析さえしていないのだから。

    0
    2017年11月12日