坪内知佳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
行動力の大切さをこの本から学びました。
ずっと前にテレビで坪内さんが取り上げられていて、「いかにも成功した、やり手のキャリアウーマンだなぁ」とまぶしく見ていました。
でも裏では、メディアに取り上げられるに匹敵する苦労や葛藤、努力があり、そうしたものを何年も何年も積み重ねてきたからこそ、坪内さんや船団丸の皆さんの努力の結晶が日の目に当たることになったのだなぁと思いました。
と同時にやはり一からのビジネスは並大抵の努力では成り立たないとひしひしと感じました。資金面でも相当ご苦労されたようです。それでも試行錯誤して、新しい方法をどんどん取り入れ行動していったおかげで、その姿勢がいろんな方に支持され今があるのだと実感しました。
成功するには理念を持ってまずは行動、ですね。 -
Posted by ブクログ
「根性さえあれば営業なんて誰だってできる!」っていう哲学を地で行く、漁業ビジネスのパイオニアの話。
本編で説教じみた根性論は皆無なのですが、どうしたって気になるのはそこです。ストーリーの隅々から滲み出る坪内さんの根性とセンス、これにまず感心します。
坪内さんは、足を使い販路を拡げる体力もあれば、女性らしさを利用して人を動かすズル賢さもあるし、人の懐に入り込むためにどうすべきかを心情的に立案できる計画力と感受性があるし、人に笑われ裏切られようと諦めない信念の強さもあるし、誰かを切り捨てることなく全体が幸せになれるような関係性を構築しようとする志もある。この万能感は本当に何なんでしょう!営業マンとして、素直に戦闘力が高すぎると感じました笑
こんな感じの自分語りが展開されると大体嫌味な本になりがちですが、個性的な登場人物のおかげでとてもマイルドな読み物になってて楽しく読めます。特に長岡さんとのエピソードは、ほっこりもするし「なんでそうなるんだ!?」と驚きもするしで、読み手を色んな感情にさせてくれて、読後、いいアクセントになってたなぁ!と感じました。
また、踏み込んで書きにくかったであろう漁協とのドロドロしたやりとりなんかも、よくぞ書いてくれたなと思いました。俄かには信じられませんでしたが、地方の闇ですね。
副次的に、養殖は環境負荷が高いことなど知れたのも良かったです。未来に起こりうる食糧難からの動物性タンパク質の枯渇問題で、昆虫食なんて開発せずに日本は海が広いんだから養殖しろよ!なんて声が世間ではありますが、養殖業もそんな万能な解決策ではないのですね。
あと最後に一個だけ、小泉進次郎氏はじめ代議士がかっこよく見えるシーンが数ヶ所あります笑 必見、結構いいシーン。 -
購入済み
ドラマ以上の内容
ドラマで本書を知り、最終回を観終えてから読み始めました。ドラマの曖昧なところや、演出されたお話ではなく、具体的な悪戦苦闘のお話が凄かった。オススメの一冊です。
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Posted by ブクログ
ドラマやニュースでこの女性のことを知り手に取りました。
今、日本は漁業だけでなく変革を求められる大変な時代だと思う。これは変革のモデルケースだ。勇気をもらった人は多いのではないか。
新しいことを始めるのは周囲との軋轢を生むのは当然だ。古い価値観を大事にする人から理不尽な扱仕打ちがあっても対立するのではなく共存共栄を目指す筆者の姿勢に感銘を受けた。
資金繰りに窮したとき、普通なら誰も相手にしてくれないだろう赤字の零細企業に融資してくれる銀行が現れた件など、筆者がそれまで積み上げてきた信頼が巡ってきた幸運であろう。
硬直した仕組みの中で、変わらなければと暗中模索している名もなき多くの戦士たちに勇気と希望を与えた1冊ではないか。 -
Posted by ブクログ
農協も漁協も初めは生産者と消費者を結び
より良い仕事と生活を支える純粋な組織だったはず
人とお金とが寄ることで少しずつ違う方向に進み
それに支配される構図ができてしまう
オリンピックだって力持ち自慢をみんなに見てほしい祭典だったはず
この大きな頑固な壁を一人で壊そうとする女性が現れ
凝り固まった頭をたたき続けるパワーに圧倒される
彼女が
子育て、経済、人材配置と育成他
全てを担うのは何故?
応援の気持ちとあきれる想いとないまぜのまま読みました
この小さな島の漁業が持つ悩みは個人の生活ばかりではなく
全世界のそして地球の資源枯渇も提示してます
今 50年後の世界に責任を持つべきです