七河迦南のレビュー一覧
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大オチには騙されたが、冬の章だけ読み直すとかなりアンフェアな気が。
名前の言い切り(冬の章Iの「北沢春菜です」とか)や、瞭の話をしている最中にあえて主語を省略していてその主語が春菜だとか、瞭が誰かに恨まれてなかったかを聞くところとか(春菜が恨まれていなかったかはなぜ聞かないのか)、瞭が屋上で誰と話し...続きを読むPosted by ブクログ -
最終章、そうきたかーと声が出ました。
途中まで構成や文体になかなか馴染めず、少し停滞していた時もありましたが、中盤からは惹き込まれて楽しめました。続編期待します。3.5Posted by ブクログ -
児童養護施設を舞台に展開されるミステリー。短編の中に出てくる人物が実は主人公の近くにいる人間であると言いうのはとても驚いた。途中まで、海王さんは悪い人だと思っていたがそんなことも無くいい人である事が分かり、良かった。Posted by ブクログ
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シリーズものだったのですね。
前作を知らないので海王さんとやらが正直くどく感じました。前作関係者なのかな?
前作を読んでいたら最後の衝撃は大きかったかもしれないけれど、今作からだと思い入れが浅い分、周りくどさから何かあると予想できたので、あまり衝撃的ではなく、少し周りくどさだけが印象に残りました。こ...続きを読むPosted by ブクログ -
夢と現実の世界それぞれで事件が起こり、主人公とその彼氏が謎を解くお話。
夢の中では世界最悪の存在魔王襲撃事件、現実では殺人事件が起こります。
・「夢の中で起ったと思っていた事が「実は現実で起きた事」と考える事で事件が解決する」
・「夢の中での出来事なしには現実の事件を解決する事は難しい」
...続きを読むPosted by ブクログ -
前作「七つの海を照らす星」の続き(というよりは同じ舞台設定)だったようだが、気づかず読み出してしまった。読んでいなくてもそれほど大きな問題はないが、どんでん返しのインパクトは、やはり前作を読んでいたほうが大きかったのではなかろうかと思われる。その意味で少し損した気分。
この1年に起きた学園での事件の...続きを読むPosted by ブクログ -
読みながら何かが隠されているような違和感をずっと感じていたら、ああ、そういうことでしたか。こういうトリック(?)はミステリの世界ではよくあることなのでしょうか。
このシリーズをもっともっと読みたいのに2作目でヒロインにこの仕打ちはひどい。どのように復帰させてくれるのか期待しています。Posted by ブクログ -
面白かったよー。さらりと読める本格ものを求めていたのに思ったより凝った仕掛けで満足満足。
「転換」へのこだわりを感じる一冊。違和感の正体には気づけても、それによる帰結に気づける人はいるのだろうか。全然わからんかったなぁ。
登場人物がポンポン出てきて焦る、こういう感じの物語かなと思ったらなんのことはな...続きを読むPosted by ブクログ -
児童養護施設を舞台に、日常の謎を追うというもの。その重いテーマ性にもかかわらず、著者のみずみずしい文章のタッチと主人公の性格ゆえか、思ったよりも重くは感じられない。マイノリティあるいは社会的弱者に対して、わたくしたちはいかに関わっていくか、ということを考えていく上で、考えさせてくれる作品です。Posted by ブクログ
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表紙に惹かれて読んでみたら、思いのほか面白かった。ただ、謎解きがやや強引すぎるかな?という話もちらほら・・・。でも、最後で全ての話が一つに繋がってたのには驚かされました。Posted by ブクログ