小国士朗のレビュー一覧
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自身のバックボーンを含め、プロジェクトを興すに至った経緯が読んでいて面白かったです。
YouTuberについてなど、自分が驕っていた際のエピソードも書いてある事が興味深かったです。
普通は自分の恥ずかしい過去・驕っていた過去などは恥ずかしくて1人で思い出すのすら嫌なものですが、それを経験・学びとし...続きを読むPosted by ブクログ -
日本ではSDGsで知られている「持続可能な開発」の事例を冬休みに探していました。「持続可能な開発」の特徴は、本業で利益を出しつつ社会課題を解決することです。これが本業の儲けで行う社会貢献活動との違いです。
本書は、社会課題を解決する事業の資金はスポンサー頼みなのでちょっと目的とは異なっていた以外は...続きを読むPosted by ブクログ -
認知症はあって、出来ないことも増えたけど、出来ることも沢山あるという当たり前の事に気付かされました。要は社会が寛容かどうかというだけ。それは、認知症ではない人にもとても暮らしやすい社会になるのだと思いますPosted by ブクログ
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認知症と共に生きる方々が飲食店の従業員!?
本屋で手に取って即買いして一気に読んだ。
少子高齢化の日本では(日本以外もそうだが)今後認知症患者が大きく増加するのは間違いないので、こう言った取り組みがもっと簡単に実現できる社会になって欲しいと切に願う。Posted by ブクログ -
昨年『注文をまちがえる料理店のつくりかた』というプロデュースする側としての本を読み、とても共感しました。
こちらは、認知症の当事者…は、料理店で働いた出来事を次の日にはすっかり忘れてしまっているので、サポートするスタッフ、家族、そしてお客さんとして来た方々から見たイベントの様子、認知症のスタッフの方...続きを読むPosted by ブクログ -
『手の倫理』で知り読んでみた。
認知症の方々にホールを担当してもらい、間違ったとしてもそれで良いという設計がなされた、心理的安全性が目指す一つの形なんじゃないかと思う。
しかしそれを目指すには、やはり様々な人の協力や関わり、綿密な準備や計画、そして何より「やりたい」という意思が必要なのだと感じた...続きを読むPosted by ブクログ -
こんな素敵なストーリーがあったなんて!
マスコミで話題になったと書いてあったが、この本に出合うまで、全く知らなかった自分を恥じた。
しかもこの本が紹介されていたのは、『デジタル社会のマーケティング』という大学の教科書としても使われそうな、超固くて真面目な本。”デジタル社会”というテーマとは、まるで関...続きを読むPosted by ブクログ -
認知症の人だって、人の役に立ちたいと思っている。忘れてしまうこと、間違えてしまうことを許容する場所でなら、認知症の人も活躍できる…。
登場するお客様もスタッフもみな温かい心で、このレストランを楽しむ。認知症である前に「人」である。基本的には人と人との触れ合いである。
とてもあたたかく微笑ましいエピソ...続きを読むPosted by ブクログ -
間違えることを受け入れてくれる
あたたかい料理店。
失ったものではなく
今あるもの、
できることに目を向けていく。
とても素敵だと思いました。Posted by ブクログ -
現代社会は、社会の問題点を解決すること自体が価値あると思う。例えば本作で対象とした認知症の方である。彼らを得体の知れない人々と判断して封じ込め作戦をした過去から抜け出し、認知症の方でもできることをサポートしつつ社会に組み込んでいく、これ自体が価値があり、今後目指していくべき社会なのではと思う。
他の...続きを読むPosted by ブクログ -
「ま、いっか」という寛容さ。大らかさを改めて考える本。
所々涙したり、心に刺さったりしながらあっという間読めます。クラウドファンディングという仕組み、上手く使えると何でもチャレンジできるんだろうなー、と前向きになれました。Posted by ブクログ -
ニュース番組の特集で見て、気になっていたので読みました。
前半は、この料理店を作った人たち、働いた人たち、お客さんとしてきた人たちの、それぞれに感じたことやエピソード。後半は、仕掛け人である著者がどんなことを考えて、そしてどういう人たちと一緒にこの料理店を作ったのかの紹介でした。
認知症の人であっ...続きを読むPosted by ブクログ -
間違えてもいいというコンセプトはもちろん、異業種のメンバー同士のコラボが面白い!
ただ、当事者の方の「間違えるのはつらいこと」は忘れてはいけないなと思う。Posted by ブクログ -
いい本でした。
「注文をまちがえる料理店」のロゴマークの「てへぺろ」は、「あ、間違えちゃった、ごめんごめん」というお気楽な気持ちを表しているのではない。
「間違えることは、つらいこと」
未熟だから間違えるのではない、そうではなくて間違えてしまうことのせつなさを感じながらの「てへぺろ」。そのせつなさに...続きを読むPosted by ブクログ -
元TV局の人らしく情報の受け手に迎合する感は否めなかったが、企画に対する熱意やその中で抽出されたエッセンスに対する考察は学ぶべき。Posted by ブクログ
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認知症を知ったふりをして、勝手に決めつけていた。出来ることがあったり、出来ないことがあったりと、それは普通の人と変わらない。注文を間違えるかもしれない、それを温かく受け入れれば、世の中はもっと寛大になり、認知症の人に限らず、人同士が認めあえる世の中になるPosted by ブクログ
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数年前にニュースで「注文をまちがえる料理店」のことを聞いたことがあった。
認知症を抱える人たちがホールスタッフとして働くレストラン。
まちがえることを受け入れて
まちがえることを一緒に楽しむ
斬新なアイデアで、私も行ってみたいなと思った。
認知症に限らず、病気や障害があっても役割があるということ...続きを読むPosted by ブクログ