小国士朗のレビュー一覧

  • 笑える革命~笑えない「社会課題」の見え方が、ぐるりと変わるプロジェクト全解説~

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    広報や企画を仕事にする人には読んでもらいたい本。delete Cプロジェクト、注文をまちがえる料理店、プロフェッショナルのアプリ、NHK1.5チャンネル、丸の内プロジェクトなど挑戦的なエピソードも多く語られている。皆が前のめりで乗っかりたくなるような太陽的なアプローチを自分でも考えたいと思わされた。理想をつかむ、何だろう→実は→なるほどの流れづくり、今なぜこれを伝えるのかを徹底的に考えることを大切にしたい。

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    2025年03月23日
  • 笑える革命~笑えない「社会課題」の見え方が、ぐるりと変わるプロジェクト全解説~

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    自分が描いている「原風景が何か」というところは企画を立てる上でとても大事になる。原風景があるからこそ、企画や着地の方向性が決まるし、流通の手法が見つかり、姿勢も省みることができる。そういうことはなんとなく頭では分かっていても、なかなか整理して言語化できないし、よもや企画して実現させることはもっと難しい。そういう意味では、プロジェクトを企てるときの思考的手順が言語化されているし、実例を持って紹介されているので、とてもおもしろく読めた。書いていること、言葉、過去のプロジェクト、目から鱗なことばかりだった。
    多様性とかコンプライアンスとかを意識しすぎて、社会全体が、息苦しく、生きづらくなりつつあるけ

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    2024年11月12日
  • 笑える革命~笑えない「社会課題」の見え方が、ぐるりと変わるプロジェクト全解説~

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    読み返しては、アイデアの力にワクワク想像力に薪をくべてくれる、尊敬する恩師の本。
    肩書きに収まり切らない「小国士郎」さんという在り方と、数々の「笑える革命」を原風景を元に起こしていく生き方に憧れる。

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    ものはいいよう例と自分考察↓

    ◎「注文の間違える料理店」
    - 課題:認知症が否定的に捉えられている、社会から隔離されたり、何もできない人と認識されている、しかし、今後も認知症は増えていく
    - 認知症は「間違えてしまう」というネガティブを、ひっくり返すインサイト「まちがえちゃったけど、まぁいっか」の空間作り

    ◎TAMPON BOOK
    - 課

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    2024年10月03日
  • 笑える革命~笑えない「社会課題」の見え方が、ぐるりと変わるプロジェクト全解説~

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    自分が実際に見たり、触れたりしたときに本気で心が動いた「原風景」を大切にする。この原風景がないと、コンセプトが机上の空論に終わったり、ものすごい薄っぺらい言葉遊びのようなものになってしまう - 優れたアイデアは、すべての一度に解決するというのがとても心に残った。

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    2024年09月18日
  • 笑える革命~笑えない「社会課題」の見え方が、ぐるりと変わるプロジェクト全解説~

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    暗く重いイメージのある社会課題に、どうやって多くの人を巻き込みながら楽しく取り組むかのヒントが紹介されている。
    元NHKのプロデューサーである著者が、大切なことを伝えるために考えるべき事項を5つの要素に分けて紹介されている。
    語り口もカジュアルで過去の事例などもふんだんに取り上げられていてとても読みやすい。
    社会課題に限らず、すべての社会人にとって学びになる考え方だと感じる。

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    2024年07月01日
  • 笑える革命~笑えない「社会課題」の見え方が、ぐるりと変わるプロジェクト全解説~

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    自身のバックボーンを含め、プロジェクトを興すに至った経緯が読んでいて面白かったです。

    YouTuberについてなど、自分が驕っていた際のエピソードも書いてある事が興味深かったです。
    普通は自分の恥ずかしい過去・驕っていた過去などは恥ずかしくて1人で思い出すのすら嫌なものですが、それを経験・学びとして、プロジェクトの下地となる経験として文章で書かれている点がよかったです。

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    2024年03月17日
  • 笑える革命~笑えない「社会課題」の見え方が、ぐるりと変わるプロジェクト全解説~

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    日本ではSDGsで知られている「持続可能な開発」の事例を冬休みに探していました。「持続可能な開発」の特徴は、本業で利益を出しつつ社会課題を解決することです。これが本業の儲けで行う社会貢献活動との違いです。

    本書は、社会課題を解決する事業の資金はスポンサー頼みなのでちょっと目的とは異なっていた以外は非常に興味深い内容でした。「注文をまちがえる料理店」はネットで知っていましたが、著者がその企画者だと読み初めて知りました。

    やっぱり、メッセージは届かなければ価値無しだし、ストレートにくそ真面目なだけでもうまく届かない。ユーモアのセンスが大事です。アイデア一発の企画ではなく、その見えない裏側では、

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    2024年01月08日
  • 注文をまちがえる料理店

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    認知症の方々が、「間違えたくない」と思っていると言うことに気づけたのって重要だったんじゃないかなと思った

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    2023年09月06日
  • 注文をまちがえる料理店

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    認知症はあって、出来ないことも増えたけど、出来ることも沢山あるという当たり前の事に気付かされました。要は社会が寛容かどうかというだけ。それは、認知症ではない人にもとても暮らしやすい社会になるのだと思います

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    2023年08月03日
  • 注文をまちがえる料理店

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    認知症と共に生きる方々が飲食店の従業員!?

    本屋で手に取って即買いして一気に読んだ。

    少子高齢化の日本では(日本以外もそうだが)今後認知症患者が大きく増加するのは間違いないので、こう言った取り組みがもっと簡単に実現できる社会になって欲しいと切に願う。

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    2022年06月12日
  • 注文をまちがえる料理店

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    昨年『注文をまちがえる料理店のつくりかた』というプロデュースする側としての本を読み、とても共感しました。
    こちらは、認知症の当事者…は、料理店で働いた出来事を次の日にはすっかり忘れてしまっているので、サポートするスタッフ、家族、そしてお客さんとして来た方々から見たイベントの様子、認知症のスタッフの方たちの様子について語られています。

    このレストランを通して、認知症が特別視するべきものではなく、できないことばかりではない、たとえ間違えてもカリカリする必要はない、間違いも含めて受け入れていくことで、みんなが笑顔になり、丸く収まることもある、ということを教えてくれる。
    認知症の方だって、もっと人の

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    2022年06月06日
  • 注文をまちがえる料理店

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    『手の倫理』で知り読んでみた。

    認知症の方々にホールを担当してもらい、間違ったとしてもそれで良いという設計がなされた、心理的安全性が目指す一つの形なんじゃないかと思う。

    しかしそれを目指すには、やはり様々な人の協力や関わり、綿密な準備や計画、そして何より「やりたい」という意思が必要なのだと感じた。

    こういう素晴らしい活動があることをもっと早く知っておきたかった。

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    2022年05月17日
  • 注文をまちがえる料理店

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    こんな素敵なストーリーがあったなんて!
    マスコミで話題になったと書いてあったが、この本に出合うまで、全く知らなかった自分を恥じた。
    しかもこの本が紹介されていたのは、『デジタル社会のマーケティング』という大学の教科書としても使われそうな、超固くて真面目な本。”デジタル社会”というテーマとは、まるで関係ないことのように思うのだが。
    デジタル社会にあっても、ある意味普遍的と言える、人の心に訴えるマーケティングというものに共通するものがあるのだろう。
    ピアノを間違えながらも、ご夫婦で演奏される場面は、涙がとまらなかった。難しい演出はいらない。感動はシンプルな中にこそあるのだと。

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    2021年10月09日
  • 注文をまちがえる料理店

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    素敵過ぎる。こういうお店を自分も作りたい。
    また、『あたたかい』というのは自分にとっても重要なテーマなので、とても共感できた。

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    2021年01月22日
  • 注文をまちがえる料理店

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    認知症の人だって、人の役に立ちたいと思っている。忘れてしまうこと、間違えてしまうことを許容する場所でなら、認知症の人も活躍できる…。
    登場するお客様もスタッフもみな温かい心で、このレストランを楽しむ。認知症である前に「人」である。基本的には人と人との触れ合いである。
    とてもあたたかく微笑ましいエピソードの裏に、実現させるための努力と理解の大きさも見える。
    認知症の人も当たり前に受け入れられる社会、それは理想的でそうあってほしい。けれど、認知症の家族を持つ身にはなかなかそこまで優しくおおらかになれない部分もあり、反省しながら読み進めた。

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    2020年06月28日
  • 注文をまちがえる料理店

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    現代社会は、社会の問題点を解決すること自体が価値あると思う。例えば本作で対象とした認知症の方である。彼らを得体の知れない人々と判断して封じ込め作戦をした過去から抜け出し、認知症の方でもできることをサポートしつつ社会に組み込んでいく、これ自体が価値があり、今後目指していくべき社会なのではと思う。
    他の社会問題として、障害者、高齢者、性的マイノリティー、ほか沢山ある。これからはそれらの問題に注目しつつ、いかにしてその問題を解決しつつ、社会活動をするべきかをよく考えていきたい。

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    2019年10月09日
  • 注文をまちがえる料理店

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    「ま、いっか」という寛容さ。大らかさを改めて考える本。
    所々涙したり、心に刺さったりしながらあっという間読めます。クラウドファンディングという仕組み、上手く使えると何でもチャレンジできるんだろうなー、と前向きになれました。

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    2019年09月18日
  • 注文をまちがえる料理店

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    ニュース番組の特集で見て、気になっていたので読みました。
    前半は、この料理店を作った人たち、働いた人たち、お客さんとしてきた人たちの、それぞれに感じたことやエピソード。後半は、仕掛け人である著者がどんなことを考えて、そしてどういう人たちと一緒にこの料理店を作ったのかの紹介でした。

    認知症の人であったり、障害を持った人であったり、高齢の人であったり。そういった人たちに対して、社会が少し”寛容”になるということ。「認知症」「高齢者」というようなグルーピングでとらえるのではなく、「○○さん」という個人でとらえるということ。そんな社会は、社会全体にとって生きやすい・過ごしやすいものになるんじゃないか

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    2018年02月02日
  • 注文をまちがえる料理店

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    間違えてもいいというコンセプトはもちろん、異業種のメンバー同士のコラボが面白い!

    ただ、当事者の方の「間違えるのはつらいこと」は忘れてはいけないなと思う。

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    2018年01月19日
  • 注文をまちがえる料理店

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    いい本でした。
    「注文をまちがえる料理店」のロゴマークの「てへぺろ」は、「あ、間違えちゃった、ごめんごめん」というお気楽な気持ちを表しているのではない。
    「間違えることは、つらいこと」
    未熟だから間違えるのではない、そうではなくて間違えてしまうことのせつなさを感じながらの「てへぺろ」。そのせつなさに寄り添うデリカシーが、著者でありこの料理店の発起人である小国さんにあったからこそ、このプロジェクトは成功したのでしょう。
    終盤で語られる小国さんのこれからの展望が形になっていくのを楽しみに応援したいです。

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    2018年01月06日