高橋祥子のレビュー一覧
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課題は未来差分の認識から生まれる
生命原則に抗える
快楽より幸福を
主観から生まれる「思考」こそ人類の希望である
情報ではなく主観が不確実な世界における最後の拠り所となる。AIとの差分。
カオスに身を置くことで「なぜ?」が生まれる。
多様性の本質は同質性
相対主義の危険
不確実な時代ほど客...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルからして専門的かなと思いましたが、引用も多くて納得いく話。特に視線の問題は、非常に納得した。今年読んだ本は少ないですが、1番の一読おすすめです。Posted by ブクログ
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とても興味深く読みました。こういう書物って、普段から考え抜いて、大事な事は書き留めたり、たくさん本を読まれて自分のものにしないと書けないですよね。実践もされていて凄いかただと思いました。Posted by ブクログ
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本書は「まず自分が生き残り、次に子孫を残して種の繁栄を目指す」という生命原則を軸に、主観と客観それぞれの重要性や視野の調整の仕方等について述べられていた。
個人的には科学的根拠は無いものの、「覚悟」と「幸福と快楽の違い」の部分が興味深いと感じた。普段図式化して考えないことだったので、認識が深まった...続きを読むPosted by ブクログ -
生命科学的にはこうって決まってるけど、人間は主観を持って生きることでそれに対抗できる!希望を感じる本でした!!Posted by ブクログ
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研究者として、また経営者として活躍してきた著者が語りかける、「わたしたちは何者で、どうあるべきか」。
著者の思考のエッセンスをかいつまんで記載されているが、空間的、時間的なミクロ/マクロの視野の調整がジェットスターのように縦横無尽。それでいて、流れがうまく組まれていて、かつ平易な文章のため、振り落と...続きを読むPosted by ブクログ -
なぜ科学を学ぶのか?それは、科学が個別の知識を提供するというよりもむしろ1つの思考の枠組みを提供してくれるからで、それは実質的にもアナロジーという形でも日々の生活に応用することができます。本書は、著者が起業の経験からビジネスへの応用を書いた本となっています。途中、LGBTsに関する記述も出てきますが...続きを読むPosted by ブクログ
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主観的な感情も客観的な情報どちらも大事だが、客観的な情報の変化は目まぐるしいので、主観的な感情を大事にしつつ、情報に合わせて行動を調整していく
行動を起こすことによってやる気もでてくるし、思考せざるを得ないことじゃないと思考は働かない
自分がどうしたらいいか分からない時はカオスに身を置くってのは...続きを読むPosted by ブクログ -
著者についてはいつからかTwitterでフォローしており、関心があった著作をようやく拝読。
テーマは「生命原則を客観的に理解した上で主観を活かす思考法」。
ビジネス書や自己啓発本は小手先の話が多いので好んで読まないが、本書は著者の想いが貫かれているのでそういった章も好意的に読めた。
個人的に気づきが...続きを読むPosted by ブクログ -
1、感想や気づき
主観や思い込みが自分のエネルギーとなる。試行することが人類のエネルギーーである。他者とは違う考えを持ち、行動し続けることが正しいと自分の背中を後押ししてくれた。
途中のキーワードでも主観こそ人類の本質だと言っている。主観は自分だけの羅針盤と言い換えることも可能である。
個体と環境を...続きを読むPosted by ブクログ -
生命の本質的な事から、自分たちが今の社会を生きていくにはどうしたらいいか、が書いてあった。非常に面白かった。
人は生存本能から、エネルギーを使う思考をなるべくしないようにするが、今後をより良く生きていく為に思考すること、未来を考え、自分が幸せになるために長期的な時間軸でやるべき事を考えること。
生命...続きを読むPosted by ブクログ -
生命原則を冷静に見つめることから、湧き出てくる感情に支配されてしまう自分を理解することができる、そして支配から解き放ち、自由で正しい進化を意図する。生命科学の視点から人類の方向までも照らそうとする生命哲学科学書。Posted by ブクログ
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遺伝子レベルで考える思考方法とでも言えばいいのか。
示唆に富んだ内容が多かった印象はあるが、だらだらと読んでいたためほぼ失念してしまった。
本の内容をまとめられるほどの理解が進んでいなかったのかもしれない。
もう一度しっかりと読むべき本。Posted by ブクログ -
生命科学と言われる分野で、これまでにわかってきた生命の特性を理解することで、自ら思考するために必要な視野をコントロールして、主観的な行動を促すことができる。そして、人類は希望に満ちた未来を切り開くことが可能であるという著者の考えを聞くことができる一冊。Posted by ブクログ
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難しい内容なのかな、と思って読み始めましたが、生物の知識がない私でも読めるくらいわかりやすく書かれていました。狭い視野も広い視野も持つように意識したいです。Posted by ブクログ
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私たち人間は「個体として生き残り、種が反映するために行動する」という共通する生命原則に基づいて行動している。
この生命原則は生物の進化などに学ぶところが多々ある反面、個体として生き残りに最適化され過ぎて視野が狭くなるなど生命原則に抗う方が長期的には良い結果をもたらすことも少なくない。
また、「常に変...続きを読むPosted by ブクログ -
著者は生命化学の研究者であり、遺伝子解析の会社を経営する人物。
Audibleの朗読者は女性。耳だけで一回聞いただけでは克明に理解することが困難な本だった。
色々な人生の難問やストレスは、生物的思考や原理に照らし合わせればUnderstandableだという話なのだれど、立板に水のような話を運転...続きを読むPosted by ブクログ -
非常に興味深く面白かった。生命科学的検知からのビジネス。
利他の中に利己があるということ。勉強になりました。Posted by ブクログ -
生命科学の研究者にしてベンチャー起業家である筆者が、生命科学の視点による「生命原則(個体として生き残り、種が繁栄するために行動する)」を客観的に理解した上で、人生や組織運営における課題に向き合い、主観的な意思を持って行動することにより、より良く生きるためのヒントを提供してくれる。生命原則を理解するこ...続きを読むPosted by ブクログ
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ヒトのゲノムの全塩基配列がヒトゲノム計画で明らかになった。
塩基配列というのは、DNAの構成物の一部である塩基の並びのことをいうのだそうだ。
塩基には
アデニン(A)
チミン(T)
グアニン(G)
シトシン(C)
の4種類があり、この並びが生物によって異なっている。
このすべてが明確になれば、ヒトと...続きを読むPosted by ブクログ