高橋祥子のレビュー一覧
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生命科学に限らず、テクノロジーの加速度的発展の時代に生きる私たちが持つべき心構え・マインドセットを考えさせられた。Posted by ブクログ
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研修で企業訪問をすることになったため、事前学習のために購入。急激な変化を起こすテクノロジーへの向き合いかた、その中でも注目すべき生命科学の現状と展望について書かれている。
テクノロジーの進歩の速度は予測できないが、進歩を前提としてどんな未来が実現されていくかの流れは予測できる。それを是として受け...続きを読むPosted by ブクログ -
著者の書く記事が好きだった為、どんなことを考えているのかさらに知りたくて購入。生命科学系については何となくわからないからと疎遠だったが最近の潮流も書いてあっていいインプットになった。
現代のテクノロジーは一般層が理解できるスピードを超えているものが多いから、既得権益層との戦いに骨が折れてるんだろう...続きを読むPosted by ブクログ -
NGSの登場等によるゲノム解析の大幅なコストダウンと、生命データの価値の向上の逆相関は興味深い。また、サイエンスの2面性としてアートと実利があると説く著者の解釈に関心した。自分のゲノムもみてみたくなった。Posted by ブクログ
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ゲノム解析の歴史や概要・可能性がやさしくまとめられている本。こんな時代になったのかと驚くことしきり。ただ、この本は単なる解説本ではなく、著者が賛否両論あるゲノム解析との向き合い方についても語っている点がミソ。いろいろ考えさせられることが多かった。今後、ゲノム解析が食や飲食業に与える影響も小さくなかろ...続きを読むPosted by ブクログ
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生命科学の中心となるゲノムの概要と今後どのように発展していくかが簡潔に書かれていて読めました。面白かったです。
ゲノムは興味深いですねー。はやく自分のデータを知りたい。Posted by ブクログ -
・ひとつひとつの思考が丁寧
・多様性はある意味同質性を前提としている、という論は初めて聞いた。なんかで使えそうPosted by ブクログ -
生命科学から、さまざまなものを捉え直すという内容。
どこかの書評で見た気がするが、
生命科学的にこうだからとはあまり周りに言えないけど
知っていると自分が存分に生きやすくなるものでないか。
抜粋
・現在は未来の一部である
・私自身が現在を生きていながら常に一部は未来を生きている
→未来をどう思うか...続きを読むPosted by ブクログ -
途切れ途切れに読んでしまったので再読が必要。
ビジネスと人生を生命科学の面から捉えるのは、一応農学部出身として気になる切り口です。Posted by ブクログ -
「生命原則を客観的に理解した上で主観を活かす思考法」というコンセプトに惹かれて手に取ってみたが、著者の個人的な経験からの話が多く、ある意味Newspicksらしい薄味な自己啓発本といった印象を受け少し残念だった。(思考法だからそういうものかも?)
ただ、各章の最後にまとめがあるため理解が深まりやすく...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトル程の学びはなかった。所々利己的な遺伝子の内容を引用しているので目新しいことはい印象。遺伝子論をビジネス視点でかかれているが当たり前っちゃ当たり前の事だった。Posted by ブクログ
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ゲノム解析とは、ゲノム解析によって何が変わるのか、「私」にはどのような変化がもたらされるのか、についてわかりやすく書かれている。
医療系の大学に通ってたので知っていることも多く、新しい発見はあまり無かった。
遺伝子のみが自分の性格、見た目、病気の発症などを決定してるわけではなく、生体内での代謝や...続きを読むPosted by ブクログ -
学ぶことで、感情を含む生物としての生体反応から自由になれるという意図は、福岡伸一さんの著書と重なる部分だと感じた。Posted by ブクログ
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生命原則にのっとって行動することの重要性を教えてくれる。ビジネスと人生の見え方が一変すると本の表紙にも書かれているがそれは、この本を読み学んだことを実践することで見えてくるものである。また、実践に用いることは簡単なことではない内容ということに注意が必要である。
また、生命原則にのっとった社会のあり方...続きを読むPosted by ブクログ -
うーん…。考え方のプロセスが生命科学的…という点以外は、とても当たり前の話というか。
そして科学者系の人の本であれば、考え方のアプローチとしても普通。
見え方が一変…ってほどではなかったかな。
たぶんテーマ自体が私にとっては目新しくなく面白くなかったのかも。
最終章のゲノム編集ベビーの話は面白かっ...続きを読むPosted by ブクログ -
言っていることがわからないというほどではないけれどピンとこない。遺伝の話は興味があるけれどビジネスと結びつけなくてもいいかな。遺伝についてだけ本の方が私には合ってるようだ。Posted by ブクログ
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装丁、テーマともにすごく好みだったのでちょっと期待値高くしすぎたかな…という感じ。
これまで持っていた考え方に生命科学面での根拠付けができたのは良かった一方で、新しい視点を得るまでには至りませんでした。
ひとつひとつの内容は納得感が高く、特に時間認識のところは特に腑に落ちました。
比較軸を何にする...続きを読むPosted by ブクログ -
生物学的思考
◯死は生命活動の一部
死が必要なのは、生命が生きる環境が変化するから。新しい生命を作る時に遺伝子の一部を変えることで親と異なる遺伝子セットを持つことができる。
◯感情
・怒りは敵に対抗するため
・孤独は集団で生き延びてきた人類が一人でいることを避けるため
◯視野
・個体として生き...続きを読むPosted by ブクログ -
ゲノム解析の詳しいところは流し読みになりましたが、どんな分野でも新しい技術開発とそれが世の中に与えうる影響について関心を持たないとと思った。
世の中の変化の加速が加速していてぼーっとしていると置いてかれる。歴史も理科も学校で習ったことはどんどん古くなる。若い人から教えてもらう姿勢がいる。Posted by ブクログ -
生命科学の様々なテクノロジーに対して、わからない、または怖いという考えを持ってしまうのは仕方のないことかもしれません。高橋氏は「時間」の概念を考えに入れることで、それらテクノロジーが社会へ応用されていく助けになると考えます。つまり、どんな風にテクノロジーが進化するのは分からないが、いつかはこうなるだ...続きを読むPosted by ブクログ