岩本悠のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まず、二十歳でこの文章力と表現力そして、物事に対する姿勢、心の持ち方、捉え方が素晴らしくて、自分が二十歳の頃こんなに深く考えていただろうかと思わされた。二十歳という若さで物事を真っ直ぐに捉えて、自身の中で一つ一つ消化したから出てきた考え、感情だと思った。
世界を知るということは人と繋がることだと改めて教えてくれた。
文中にあるインディージョーンズの舞台になった世界遺産ペトラを絶対に見ないと後悔すると進められて、彼は「今ここでしかできないことをやるべきだ」「今自分が一番やりたいことをやる」自分が何を食べたいか、やりたいかわからない人はみんながいいって言うことをものを取り入れてひとまず安心して、 -
Posted by ブクログ
感想:タイトルに惹かれ購入。文庫本で一気に引き込まれるように読んでしまった。
大学在学中に休学して世界を旅した著者。書かれていることがものすごくリアルで、実際に旅をしてそこにいるかのような感覚になる。良いなと思ったフレーズがたくさんありすぎて、選びきれない。
世界に出て視野が広がることなど、言葉にするのがなかなか難しいことをうまくまとめているのも魅力の1つ。
話の中で、"目に見えないモノ"の話が出てくる。要は起こった出来事そのものを描写するのではなく、その出来事から自分が何を感じ、何を考えたか。
この本が抜群に面白いのは、様々な国の様々な出来事そのものが面白いだけでなく、 -
Posted by ブクログ
最近、若い人の間では、バックパッカーとして世界を放浪することが一種のステイタスとなっているように感じます。
それがどうも「旅をしたことがある」という肩書きに憧れているだけのような気がして、胡散臭いなぁ、本当に世界に興味があるわけ?と、勝手に思っていました。わたし、ひねくれているなぁ…
でも著者の岩本さんはわずか20歳ながら、とても頭が良く感性が鋭い。目を背けたくなることにもチャレンジし、その度にいろいろ感じて大きく成長していく姿がとても興味をそそり、
ページをめくる手が止まりませんでした。
「百聞は一見に如かず
一見も体験には如かず」
という、彼の身をもって出た言葉はとても刺激的で、
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Posted by ブクログ
二十歳のころにこんな活動をされてたなんて、さすが、岩本さん!!
海士町の、いや、日本の、教育委員会の鏡です!!
すっごく刺激を頂きました!!
ありがとうございます!!
以下、引用。
何の不満もなかった。
ただ何かが足りなかった。
漠とした不安だけがどこかにあった。
このまま楽しい大学生活をつづけ
それなりにやりがいのある仕事について
温かい家庭を持って
そこそこ裕福な暮らしをエンジョイして
老後はのんびり趣味に費やし
そして安らかに死んでいく
そんなシアワセな将来を思い描くと、不安になった
もっと違う何か、もっとすばらしい何かがあるかもしれない
その何かを見ずに、その何かを探 -
Posted by ブクログ
これは「流学」なんです。
僕は今、「世界」という名の学校で学んでいるんです。
出逢うすべての人が先生で、すべての体験が、一生使える僕だけの教科書になっていくんです。
p.54 l.1-4
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大学を1年休学し、
アジアーアフリカ、そしてオセアニアを放浪、あらため流学した体験記
まるで自分までその国に行ったみたいに
世界を楽しみ、悲しみ、感動した気になれた
だけど、
世界は体験した者のみぞ知る学校
この本から感じられることの
何倍も何百倍もの価値ある体験をしたんだろう
私も世