ジョン・F・ケネディのレビュー一覧

  • 勇気ある人々

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    この本にこの年(40)まで出逢えなかったことをうらめしく思います。同時に、この本に人生の中で出逢えたことに心から感謝します。

    本書は1955年に当時米国上院議員の職にあったジョン・フィッツジェラルド・ケネディ自身が、8人の先輩上院議員(米国南北戦争前後の議員)が身をもって示した勇気について記したものであると同時に、後に著者自身が米国第35代大統領として全世界に向けて身をもって示した数々の「重圧のもとでの気高さ」の根源に触れることができる貴重な一冊です。

    本書のタイトルを見た時、「口に正義を唱え始めた瞬間から、その人の不幸が始まる。」というある人の言葉を思い出しました。私的にはこの言葉は一定

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    2012年11月11日
  • 勇気ある人々

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    1年以上前に購入し本棚に放置プレイしていたけど
    なんとなく読み始めたら。。
    名著! さすがピューリッツア賞とるだけある。。

    政治家は読んだ方がいいし今度、立候補する人たちも当然
    読んだ方がいい。

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    2011年08月28日
  • 勇気ある人々

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    J.F.K.ことジョン・フィッツジェラルド・ケネディは、93年まえの1917年5月29日に生まれたアメリカの第35代大統領。

    二十世紀最高のリーダー? 何故か日本でも、クリーンなイメージが定着しているようですが、ご多分にもれず私も小学生の頃は正義の味方みたいに思っていたのですが、あにはからんや、実はとんでもない食わせ者かも知れません。

    たしかに、第三次世界大戦にもなりかねないキューバ危機の回避とか、黒人問題への取り組みなど、その成し得た功績は大きいように喧伝されていますが、キング牧師の釈放など黒人差別撤回運動への理解などは、どうもかなり政治的に利用した面(黒人票の獲得)がみえますし、最大の

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    2011年09月15日
  • 勇気ある人々

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    ジョン•F•ケネディの信念触れることができる本。何度も読むべき。そして考えるべき。
    著者の暗殺シーンぐらいしか記憶が無かったが、その内面に触れられたことがとても嬉しい。彼が仮にあそこで助かった時、彼しか出来なかったことはたくさんあっただろうと思うととても残念である。しかし、その信念はこうやって本に残ったことはとてもありがたいことである。
    政治不信は我々の無知が引き起こしていると改めて思う。なぜなら政治家を選ぶのは我々だからだ。政治家の信念とその行動をつぶさに観察していれば誰を選ぶかは自明なはずだ。仮に自分の利益に反した行動をとったとしてもそれがその政治家の信念であれば仕方が無いと思わねばならな

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    2014年03月15日
  • 勇気ある人々

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    今こそ読むべきなのかもしれない。
    例えば国会議員は「国家にとって大切なこと」と「地元や支持団体の利益」との狭間に立たされることがある。
    「国のため」と口で言うのは容易いが、理解が得られずに政治生命を失うかもしれない覚悟を迫られる。一方で信念を曲げ、目先の評価を優先し、国の将来のとって大切なことを犠牲することを善しとするのか。
    国でも企業でも、いつの時代も、どこの世界にも似たようなことが起きる。「本当に大切なものは何か」と信念をもって決断し、覚悟をもって行動した勇気ある人々。あるとき、人はその勇気ある行動に何か想いを馳せるのであろう。

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    2011年11月16日
  • 勇気ある人々

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    ネタバレ

    今日は暑い一日でしたね。私も病院で氷入りお茶を15杯くらい飲みました。

    さて今日のブログは「勇気ある人々」ジョン・F・ケネディ。有名なケネディ大統領の著書です。

    ケネディ大統領(当時上院議員)が、背中に疾病を患って療養していたとき、「時間を有意義に使いたい」とうことで、アメリカの著名な上院議員8名について研究・調査し伝記を書きました。

    これが本著です。私は一人チョイスすることにしたのですが、どの方も一癖も二癖もあってなかなか決められませんでした。

    そこで、ダニエル・ウェブスター上院議員を取り上げることにします。

    ウェブスターはニューハンプシャー州出身。1805年ダートマス大学卒業後、

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    2016年05月23日