尾崎裕哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
さらっと読めるんだけど、すっと心の中に入ってくる文章だ。ここまで自分の気持ちを整理して表現するまでの道のりは、平坦ではなかっただろうけども、その苦しさも含めて良い具合に自分を突き放して客観的に表現している。
音楽を作る側の人の音楽の聴き方って、ただの音楽ファンとは全然違うのね。
トリビュートアルバムの時も思ったけど、若い頃に尾崎豊のファンで、体制に反抗していた(あるいは、尾崎豊の曲を聴いたり小説を読むことで反抗したつもりになっていた)青春を大切にしているおじさん達が、体制側にしっかり組み込まれた今になって、尾崎豊の息子にあーだこーだ言っているのが、なんだかすっごくおもしろい。まあ他人事なの