新沢克海のレビュー一覧

  • コロージョンの夏

    Posted by ブクログ

    作者もあとがきで述べているとおり、まごうことなきキャラクター小説でありライトノベルなのですが、
    どうしてもこの手のものは読んでいて西尾を意識しています。良くも悪くも。
    キャラクターの掛け合いがメインになるのでそれも致し方なしなわけですが、ちゃんと作者の色は出ていると思います。
    日常と非日常が表裏一体となっている世界観もなかなか面白いです。と言っても、その「裏」は会話の中で仄めかされる程度なのですが、「マガミ」のお話も含めてこのあたりの具体的な話は次巻以降に出るのかな?

    ともかく、パイルバンカーと女の子の組み合わせはロマンがあって実に良いと思います。

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    2011年08月06日