真咲理央のレビュー一覧
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購入済み
©︎1999年
面白くって一気読み。
若いカップルが引き離され8年後の再会。
息子を隠し、必死なヒロインと、悪役ヒーロー。8年は年月立ちすぎですが、その分、2人の憎悪が増してすんなり行かなく面白かった。
第三者が、殆ど良い人で救われます。
ヒーローが最後に腰抜けになりましたが、その葛藤が良かった。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレハーレクインbotさんがツイートしていたこの作品から引用した台詞に「象女」というフレーズがあって、どんな風にシンデレラになるのかと読んでみた。
ヒロインにはいくつもトラウマになりそうな出来事が降りかかるが彼女はまだ人生を愛していて、楽天的すぎるほど楽天的。(背が高いことはコンプレックスになっているが。)
対するヒーローの方は重すぎるトラウマ持ちで大金持ちの多忙な経営者。個人的な話を他人にするのが嫌いなのでヒロインを何度か突き放すが、いつの間にか惹かれ……というのは予想の展開。ヒロインへの愛情を自覚してからはハーレヒーローらしい素晴らしい行動力を発揮する。
全体的にみるとなかなかいい話なんだ -
- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
完璧なる思い込み誤解ヒーローです。復讐の的にされてしまったヒロインもラストで真相知ったヒーローの告白&懇願をあっさり許しすぎじゃない?!次作、ヒーローの従弟の話も楽しみ。
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モナコで2台の車の衝突事故があり若い男女が命を亡くした。男性はロンドンで出版業を営むロビンの兄で、女性は世界屈指の有名実業家チェーザレーの妹だった。早すぎる妹の死を悼み、事故の調査をしたチェーザレーは、ギャンブルで破産したロビンの兄が自ら死を選んび、妹はその犠牲になったと結論づけた。そしてその恨みは妹のロビンに向けられ、チェーザレーは彼女に復讐計画を練り上げた。 -
Posted by ブクログ
ジュリーはイギリスの売れっ子クラブ歌手。あるとき、思いがけず、ローマの一流クラブに引き抜かれた。ローマはかつての恋人リコの生まれ故郷だった。ジュリーはリコと深く愛し合い、子供まで身ごもっていながら、銀行家である彼の祖父に結婚を反対され、別れさせられたのだった。その後生まれた息子は七歳になる。でも、リコはそれを知らない……。
複雑な思いでローマに到着したジュリーを待っていたのは、人を愛する心を失い、冷酷な人間に変わり果てたリコだった。彼がジュリーを引き抜いたクラブのオーナーだったとは。リコはジュリーに捨てられたと思い込み、彼女を目にするや冷ややかに宣言した。「君をここに呼んだのは復讐のためだ!」