生馬直樹のレビュー一覧

  • 夏をなくした少年たち(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    帯を見て面白そうだなと思い購入。
    前半と後半の2部構成で、前半は少年時代の夏に起きた痛ましい事件、後半はある男が殺されたのを機にある刑事が故郷を訪ねていき、事件の真相に迫っていきます。
    プロローグでは、遺体安置所のシーンになり、刑事が誰かわかるものの、この段階では誰が死んだかわかりません。
    その疑問を抱いたまま、少年時代を振り返ります。
    てっきり少年時代のエピソードは少量なのかと思ったら、全体の半分だったため、後半はあっさり目かなとちょっと心配してしまいました。案の定、重めな展開にはなりますが、ちょっとアッサリ感がありました。その分、少年時代のエピソードは、少年たちの心の葛藤が丁寧に描けていて、瑞々しさがありました。その伏線があったからこそ、現代のパートになると、久しぶりに再開した時のぎこちなさが伝わってきました。
    新潟を舞台にした作品なので、出身の方には様々な地名が登場するので、より身近に感じるのではと思います。
    苦味のあるストーリーにはなっていますが、読後感は重々しくありませんでした。希望の光を点させてくれるような、前向きにさせてくれるような雰囲気を残しつつ、終わるので、しっとりとジーンとした空気にさせてくれました。読み終わると同時に夏が終わったなとふいに思ってしまいました。

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    2019年09月03日
  • 夏をなくした少年たち(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    第3回新潮ミステリー大賞受賞作
    新潟 弥彦山を舞台としたミステリー

    中学時代に間違った選択をしたが故に発生した事件。
    その時の選択を、ずっと引きずって生きている。
    そして、22年後、かつての仲間と再会し、事件の真相と向き合う。
    中学時代の

    一度ならず間違った選択をして、悔やんだことがある。
    しかし、中学時代、こんなに考えていた?意識して行動していた?
    中学時代の自分を振り返ってみよう。

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    2019年08月24日