山田英春のレビュー一覧
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大型本・ハードカバー。
様々な模様のある石の断面をクローズアップした贅沢な石本。
鮮明な写真で細部まで石の美しさが表現されていると思います。Posted by ブクログ -
果物は人間などの動物にその実を食べてもらう
ことによって、種子を遠くまで運ばせます。
この本で取り上げられている木の実も、あらゆ
る手段で、子孫繁栄の為に工夫が凝らされてい
ます。
海に流されやすく、風に飛ばされやすく、人や
動物にくっつきやすく、中には山火事などの自
然災害を想定した生態を持っ...続きを読むPosted by ブクログ -
瑪瑙を中心とした、単結晶ではない鉱物が描く文様の写真が多数掲載された本。
ヴンターカンマー(驚異の部屋)、クンストカンマー(アートのキャビネット)、廃墟大理石などのそわそわする言葉をちりばめたエッセイの中で風景の石パエジナ・ストーン、クレーの絵を思わせるアルノーの緑、魔除けの効果があるとされた瑪瑙の...続きを読むPosted by ブクログ -
ページをパラパラとめくって、石の 様々な模様になんだかドキドキしてしまい 即購入。
石のことなんか考えたこともなかったわたしですが、写真だけでなくて その文章にも大変ときめきながら楽しく読むことができました。著者の石に対する興味・ときめきが伝わってきたのだと思います。むかし、河原で石ころ拾っていた...続きを読むPosted by ブクログ -
奇妙で美しく、面白くて一気読み! 石の、なんとまあ、綺麗で不思議なことよ。
カイヨワしかり宮沢賢治しかり、その他文学にも石は数多く登場し、人を魅了する。
知っている石もたくさん出てくるが、知らないこともたくさんあった。前からサンダーエッグの実物を是非見てみたいと思っていたが、写真を見て思いはますま...続きを読むPosted by ブクログ -
『不思議で美しい石の図鑑』の続編のような写真集。前出書と同じ石も、倍率をさらに高めるとまた別の景色が見えてくる。さらに奥深く、石の世界へ。
石の中には、外から見た姿とは似つかぬほど、繊細で美しい模様を秘めているものがある。
こうした模様は、玉髄・瑪瑙・ジャスパーと呼ばれるものによく見られる。
本書...続きを読むPosted by ブクログ -
様々な木の実が美しい写真で綴られている。あまり馴染みのない植物も多いので、見て楽しむといったところである。Posted by ブクログ
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宝石とか全く詳しくないが、この本は自分のような人にでも瑪瑙を中心に、その断面の写真を掲載させることに加えて、石に関する歴史などを紹介することによって、全くこのような石の世界があるのかと思い知らされた。
ゼリーのような媒質の中でいくつかの化学物資が混ざったときに現れることのある縞、輪のリーゼガング...続きを読むPosted by ブクログ -
全体的に茶色い木の実が多いので、ビジュアルブックとはいえ、「綺麗!」のような印象ではない。
ただ、茶色にもいろいろな茶色があって、茶色だからこそ造形美に驚く。
こんな木の実を作ったなんて、自然は本当に物凄い創造力を持つ。
お気に入りは「ハンバーガービーン」。ちょっと焦げたハンバーガーや、『D-Gr...続きを読むPosted by ブクログ -
「どうしてこうなった!?」という木の実の写真集です。日本語の一般名が付いていない植物は、ラテン語の学名をカタカナ読みで表記されているので、意味はちんぷんかんぷんです。
が、見た目が変なものばかりなので、何も考えず眺めるだけでいい本です。
個人的には、アルソミトラ・マクロカルパがお気に入り。ウリ科でグ...続きを読むPosted by ブクログ -
「松ぼっくりにもいろいろあるだろうから見てみたいな」と軽い気持ちで読み(眺め)始めたら、想像を超えた面白さだった。よくもこんな多種多様に枝分かれしたなと思う。
フタゴヤシの種は大きくて重いので遠くまで行けず、木の個体はすべて管理されているとか、ライオンゴロシという種があるとか、どれも新型コロナウイ...続きを読むPosted by ブクログ -
これは石の図鑑というより、美術写真集、またはコンテンポラリーアート集というべきか。
瑪瑙とジェム・ストーンなどは断面を拡大して観察すると、鑑賞に値する、という新発見。
実物を手に取ってルーペで何十分も観察していたくなった。Posted by ブクログ -
自分は鉱物が好きでいくつか持っていたりもするのですが、持っているのはハンマーで割った欠片のようなやつで、この本にあるようなカッターで切ったら綺麗な模様が、というのは見たことなかったです。確かにカットした断面がきれいなんだけど、なんか自分の趣味ではないなぁと。とはいえ、そういう綺麗なカット断面に魅せら...続きを読むPosted by ブクログ