秋元雄史のレビュー一覧

  • アート思考――ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法

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     芸術とは縁遠い自分にとっては、こういった世界に関わっている人の考えがわかる書籍はとても貴重だった。
     アートは現状の価値観を壊してくれるもので大変価値があり、(裕福な人がメインにはなってしまうが)お金だけでは買えない言語では言い表せない価値があるものを通したコミュニケーションの手段なのだと思う。
     近代の権力者に求められたものをつくるための芸術から、それを破壊しその時代の課題を先駆けて提示する芸術の変遷があると言った話がなるほど大変ためになった。今後美術館鑑賞する際の参考にしたい。
     また今の世の中にもの申すためにつくった作品が、結局は現代の資本主義の中に飲み込まれ高値で取引されるなどのジレ

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    2025年06月25日
  • おどろきの金沢

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    憧れの土地、金沢についてもう少し知りたかったため拝読。
    古都の風情が残る街並みはもちろん美しく、工芸や美術的な素養などの文化的な要素も感じるが、そこはかとないというか、説明できない美しさを金沢の街にはどこか感じていたが、それをこの本は解消してくれた気がした。
    土台としての文化があってこそ生活の循環が生まれ人も育つという気風が根付いていて、それを守りながらも、新しいことも必要とあれは受け入れていく、そんな意思が金沢の人と街にはずっと生き続けているから、滲み出る魅力を感じるのだろうと思った。
    金沢に本気で移住したい今日この頃。

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    2023年11月04日
  • アート思考――ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法

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    現代は、論理的に考え、正しい答えを出すことが、良いとされている。
    しかし、正しさは問いによって変わる。
    デザイン思考が最適解を得るための課題解決の思考であるのに対し、アート思考はそもそも何が課題なのかという問題を作り出し、「なにが問題なのか」といった問いかあ始める。

    既存の規則や常識にとらわれていると、ゼロベースで問いを考え出すことは難しい。アートはいったんゼロベースにして、物事や社会を捉えなおす。
    その思考法は、私たちが生きる上での新たな価値感や新たな幸福感を与えてくれるだろう。

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    2023年05月06日
  • 直島誕生 過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録

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    今や現代アートの先進地として、また、地域活性化の成功事例として海外でも評価が高い直島。このアートの島の誕生にキュレーターとして関わった秋元氏の奮闘記。直島がどのように変化していったのかがよくわかる。やはりキーとなるのは現場の思いだろう。福武さんの英断、資金、交友関係もなくてはならないが、秋元氏の考え抜く、突き詰める、諦めない姿勢が組織や島民、芸術家を動かしてしていったのだと感じる。ここでも本質を見極める姿勢が大事だったのだと感じる。

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    2022年02月11日
  • アート思考――ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法

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    芸術を何か得体の知れない降ってきたイマジネーションと捉えていたため、理解不能で興味を持てず過ごしてきた私にとって、

    芸術を歴史として知り、知識として得るものという観点は目から鱗で、新鮮で。

    何より『それなら興味が湧いた!』と現代アートを鑑賞してみたいという気持ちにさせた本。

    水野学著 『センスは知識からはじまる』と合わせて読めば、美術の授業ももう少し興味を持って取り組めていただろうし、

    アートがわかる、歴史を知ってるという、博識になれた気分でちょっと背伸びして違った自分になっていたかもしれない。

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    2021年03月19日
  • 直島誕生 過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録

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    直島のアートプロジェクトを手がけた筆者の、立ち上げにまつわる苦労話やエピソードを紹介。
    特に、迫力あるのは、ジェームスタレルを招聘した南寺という作品だろう。体験型のこの光のアーティストは、長い時間をかけて光が飛び込んでくる様をアートにした。実際、ちょっと不安になるくらい真っ暗だから、人はいかに暗闇を畏怖するのかと思ったくらい。
    そして、モネの睡蓮を飾ることになる地中美術館、これはMOMAで目の前にしたモネの絵の感動と、同じくらい素晴らしい体験だった。教会のようだという表現が本書にもあったが、まさにそんな神聖な感覚を持つ。こんな美術館は他にない。自分がどこにいるのか一瞬忘れるような体験。そして、

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    2021年02月22日
  • 直島誕生 過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録

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    「豊島」に行ったことがある
    それも海路を伝い船で行ったことがある
    もう何十年も前のことである
    瀬戸内海の汚染の傷跡を巡る旅だった
    「豊島」の港に降り立った時に
    産廃の撤去運動をしておられた
    猟師さんのお話を聞かせてもらった
    そのすぐ近くに
    「直島」という島があることを
    教えていただいた

    「直島」が現代アートの聖地と呼ばれるようになった
    と見聞した時に
    東京の「両国」のことを想ってしまった
    江戸期に刑場としてあった場所が
    そののち見世物小屋、芝居小屋、相撲興業、…
    いわゆる庶民が寄り集う歓楽街になっていった
    という史実を重ねていた

    そんな意味で気になっている場所の
    一つが この「直島」である

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    2021年01月20日
  • 直島誕生 過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録

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    絵画の裏にある札束も見ることも大切だが、それだけではダメで。秋元さんはがむしゃらに上手いバランスを見つけたのだと感じた。

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    2021年01月14日
  • アート思考――ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法

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    ネタバレ

    アートとビジネスというテーマだけでなく、「現代アート」って何?や、どうやって作品を介しアーティストとコミュニケートするかというようなことをサクサク(いい意味で)ライトに説明されているのが入門書として良い。
    一点、私はアートに関心がある方ですが、端々の「アート、わかったほうがいいスよ?」なやや上から目線な書きぶりだけ気になった。(日本の文化/美術教育・政策に疑問を呈したいというのは共感しますが)

    最も感銘を受けたのは第3章で、茂木先生の事象の読み取り方は「文脈」と「感動」であり、ストーリー(文脈)だけではわかったことにはならず、経験に昇華するには「感動」が必要であるという話を読んでいて、私が好

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    2021年01月03日
  • アート思考――ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法

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    13歳からのアート思考を読んで、アート思考をもっと勉強しようと思い、手に取る。
    こちらはどちらかというとビジネスパーソン向け。
    アート思考を実際のビジネスに活かす方法が実際のアート作品を解説しながら、述べられており、分かりやすかった。

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    2020年12月06日
  • アート思考――ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法

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    冒頭に
    「どんな角度から考えても『アートとビジネスはまったく異なる』。これが正直な感想です。」
    とある。えっ、と思わされるだろう。しかし本書は
    「アートは、直接、ビジネスのヒントになるかどうかはわかりません、はなはだ心もとないというところではあるのですが、今の社会を考えるにあたって、これまでの視点では得られなかった考え方やものの見方を得るきっかけになるのではないかと思います。ビジネスもアートも人の暮らしの上にある以上、どこかで共有すべきものがあるでしょう。」
    と結ばれている。
    この間にあるもの探しながら読んでいくと、いろいろと見えてくるものがあるだろう。

    それは簡単ではない。わかりやすくもな

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    2020年08月10日
  • アート思考――ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法

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    感性思考を読んだことからアート思考に興味を持ちこの本を購入。
    アートの捉え方が主で、そこからビジネスへはこのように応用できるのでは?という道標があるように感じた。
    アートの考え方を取り入れて世の中を見ていくことで、新たな価値観が生まれるということにも気づかせてもらえたので、これからは美術についても勉強しようと感じた。

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    2020年07月25日
  • アート思考――ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法

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    ネタバレ

    ・何かを考える上で、判断する上での新しい視点を得ることができたと思う。(特にビジネスにおいて)
    ・大きなキーワードは「そもそも何が問題なのか」、「ゼロベースで考える」
    ・起業や新たな取り組みを始める際に、特に参考にしたい。(もちろん既存の取り組みや、何かを判断するときにも大いに参考になる)
    ・ビジネスにおいては、「改善」ではなく、既存のものとは全く違う発想で、ゼロベースで考えることが、非連続的な成長を生み出すと感じた。
    ・現代アートを構成する3要素「インパクト:他と違ったオリジナリティ」、「コンセプト:どんな考えによって作品が生み出されているか」、「レイヤー:いくつもの解釈が可能ということ。」

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    2020年05月26日
  • アート思考――ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法

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    アート、特に現代アートについての解説をベースにどう向き合うと良いのかが書かれていた。
    その上で、ビジネスとの関わりと共通性、つまりゼロベース思考だったりものの見方を変えてみるという点が浮かび上がっている。

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    2020年03月29日
  • 直島誕生 過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録

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    月1で美術の本ということで、直島を思い出しながら読んだ。作品がどんなふうに作られてたのか、展示を思いながら楽しめる。製作秘話が詳細に書かれていて、なんていうか回顧録なのに小説のように面白い。南寺にまた行きたくなってしまってぞくぞくしてきた。

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    2020年01月27日
  • アート思考――ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法

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    ネタバレ

    面白かった。
    アートとビジネスは決定的に違う、しかし、深いところで響き合っている。
    というのが、相反しているようで、でもいい得ていると思う。
    デザイン思考やデザイナーと、アート思考やアーティストの違いで、アートは『問いかけ』を生み出すものだというのも分かりやすい。

    現代アートは何度見てもわからない。
    けど、分かろうと考えることが大事なのだと納得できた。

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    2020年01月20日
  • アート思考――ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法

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    アート側の著者が書いたアートとビジネスの本。
    アートそのものとは何か。それに対してビジネスとはどういう立ち位置のものか。なんかを考えるのにピッタリ。

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    2019年12月18日
  • 芸術の価値とは何か AIが奪い尽くすからこそ、アートに〝解〟がある

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    現代アートに連なる歴史と解説、現代アートの見方、美とは何か、接し方について解説した新書。
    ゴールドの便器からバナナの話は知らなかった。こういう文脈がアートの価値として必要という話であり、一方で現代アートとしてポリコレ、反グローバリズム、反資本主義の潮流にしたいけど結局トランプが予算削ったり中国経済が失速したら市場が思いっきり縮小するみたいなのがなんとも言えない。「買ってみよう」の章でもやっぱりそういう価値観だし、ビジネスとアートの章でも「アートはビジネスに役に立たない?そんなことはなくてアートに触れることで発想や文脈や観察力を鍛えられる」みたいな、読書離れを嘆く界隈や哲学周りと同じような事を言

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    2026年07月23日
  • 芸術の価値とは何か AIが奪い尽くすからこそ、アートに〝解〟がある

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    芸術の価値を概念的に議論するのではなく、単純に歴史や人物に焦点を当てた話が多く期待したような内容ではなかった。

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    2026年05月22日
  • アート思考――ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法

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    第1章 すべては遠いから始まる
    p62 現代アートは現在の人間像について多角的に考えて未来に向けてさらなる可能性を持つ新たな人間像を求め人間の概念を拡大することに挑戦する試みである

    第2章 アートとビジネスの交差点
    p86 言葉以外の感覚も総動員して理解を深めていく事はどんなに便利な世の中になっても必要なこと。言葉と感覚からなる美術が現代アート

    第3章 イノベーションを実現する発想法
    p144 アートは大量生産のプロダクトではなく誰もが必要とするものでもない。指向性が強く人を選ぶものである。

    第4章 アートと資本主義
    p153 作品に込められた作者の思いや哲学が人々から「価値がある」、つ

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    2022年01月21日