古森義久のレビュー一覧
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アメリカが世界に与える最良の資産、それは、昔も、今も、将来も、希望であった、希望である、希望でなくてはなりません。アメリカ国民を代表する皆様。私たちの同盟を「希望の同盟」と呼びましょう。アメリカと、日本、力を合わせ、世界をもっとはるかに良い場所にしていこうではありませんか。希望の同盟-。一緒でなら、きっとできます。ありがとうございました
2015年4月 アメリカ連邦議会 上下両院合同会議
日米戦争の、終結70周年記念スピーチ
ペンシルベニア大学 アーサー・ウォルドロン氏
中国共産党政権がいま日本の首相の靖国は参拝を非難するのは日本に対して優位に立ち、支配権を取得するための手段。日本指導者や国 -
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ネタバレ[ 内容 ]
本書は、安全保障や危機管理を主題とした国際情勢の最新レポートである。
世界唯一の超大国アメリカの首都・ワシントンからの視点は、日本のマスメディアに今なおはびこる戦後の「平和主義」が、いかに非現実的、非国際的であるかを浮き彫りにする。
たとえば、アメリカでは靖国神社参拝反対論は意外なほど少なく、むしろ中国側を批判しているのだ。
日本の外交は、もっと「凛」とした態度をとってしかるべき。
平和を保つためには軍事や安全保障を遠ざけてはならない―これが世界の現実認識である。
[ 目次 ]
日本の「平和主義」と世界の現実
1 中国には毅然と(「中国の軍事」から目をそらすな;中国「石油外交」 -
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「援助」といえば必ず相手が喜びそうな気がする。それを何年も続けているなんて
日本はすごいな、何をやっているのだろう。そんな気持ちからこの本を読み始めました。気がつくとODAに対するイメージはがらりと変わりました。
不況、財政赤字が続く中での莫大な公的資金の供与。相手国での認知のされていない
現状。特にそれが顕著に現れている中国、ケニア、ベトナムをこの本では紹介している。
著者はそこからODA予算の見直し、そして対中ODAをゼロベースにすることを提案している。さらには外交政策とのきちんとした差別化も強調している。
もと記者という経歴から中立的な立場だと予想していたが明らかに外務省批判、政府批判の -
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書の大半は、膨張主義、怒涛のジャイアニズムな隣国の怖さを語る。
ルールは、利用するためにあって、他者を縛る道具に過ぎず、目的のためには手段を選ばず。
米国だって基本自国の利益が最優先なわけで、いつまでもその傘の下に、そうして、確実に守ってもらえるわけではない。
憲法改正というか、ぶっちゃけ、自分のことは自分で守ろうよ、というだけ。それに触れるのはほんの最後の章だけで、まあ珍しくもなんともないと言えばそうなのだが。
白眉は、実際日本国憲法を書いた米国人にインタビューした一言だな。
「日本を永久に非武装のままにしておくことです。」
憲法の先生たち、もうちょっと、ましな学問やろうよ。