ブライアン・ピーターソンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これまで見た写真の本と比較し、圧倒的に読み応えがあり体系的だった。多くの本のようにアドホックな感じではなく、少しずつ考えを積み重ね、少しずつ複雑な構図に移っていく構成が良い。例えば、多くの本でかなり序盤で紹介される、基礎中の基礎であるところの三分割法が、この本では半分のところでやっと登場する。著者のフィボナッチ数列信仰はやや謎で、そこだけ笑ってしまう。
簡潔な言語化が難しい部分も多いが、学びの一部をランダムに列挙する。
* 人は、動いている被写体が写真の中にあると、それを主役とみなす。従って、その配置は重要。進行方向にスペースを開けるべき。
* 画面いっぱいに捉える構図の場合、被写体の一部 -
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