ブライアン・ピーターソンのレビュー一覧

  • プロの撮り方 構図を極める

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    これまで見た写真の本と比較し、圧倒的に読み応えがあり体系的だった。多くの本のようにアドホックな感じではなく、少しずつ考えを積み重ね、少しずつ複雑な構図に移っていく構成が良い。例えば、多くの本でかなり序盤で紹介される、基礎中の基礎であるところの三分割法が、この本では半分のところでやっと登場する。著者のフィボナッチ数列信仰はやや謎で、そこだけ笑ってしまう。

    簡潔な言語化が難しい部分も多いが、学びの一部をランダムに列挙する。

    * 人は、動いている被写体が写真の中にあると、それを主役とみなす。従って、その配置は重要。進行方向にスペースを開けるべき。
    * 画面いっぱいに捉える構図の場合、被写体の一部

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    2019年04月13日
  • ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方 露出を極める 改訂新版

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    カメラの露出についての入門書ですが、何よりも載っている作例がとても素晴らしくて、それらを写真集として眺めているだけでも楽しめると思います。

    絞り、シャッタースピードなどの解説も分かりやすく、設定による効果を理解するための作例も豊富です。特に絞りの章は被写界深度の使い分け方が良くわかって楽しかったです。

    一方、記述されている撮影方法の例は初心者には若干敷居が高かったです。全てフルサイズ機を前提に書かれており、基本的に三脚を使って撮影した例が多く、コンデジなどで写真を始めようという人にはなかなか実践できない部分もあります。

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    2023年10月15日
  • プロの撮り方 構図を極める

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    カメラを始めたてで、構図とはどんなものがあるのかをとにかく知りたかったので、自分にはうってつけの本でした。

    常に構図の失敗例と成功例をセットにしてくれてるので、素人の自分にはとてもわかりやすかった。

    前作の露出を極めるも是非買いたい。

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    2019年01月16日
  • プロの撮り方 構図を極める

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    ナショジオには『構図の法則』もあるけど、本書とは著者が異なる。ブライアン・ピーターソンは『実践の露出』や『創造力を極める』などの著者でもあり、こちらのほうが著者の思想がそこそこ強く出ている気がする。

    よくある3分割法や前景にフレームを入れるような方法論の他に、ズームレンズの扱い方や縦位置での構図の決め方についての話は面白かった。あと、あえて背景素材を差し込んだり、必要なら演出を加えることも大事だみたいな話もなるほど感があった。

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    2017年09月03日