本間洋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2025/04/06
p.26
米国では、IT人材の7割がユーザー企業のIT部門に所属しています。そのユーザ起業のIT要因が、自分たち手自社システムを開発し、開発したシステムの運用については、アウトソーシングサービスを積極的に利用し、外部に委託しています。
一方、日本ではIT人材の7割がITベンダー側にいます。ユーザー企業のシステム開発の多くの部分を外部のITベンダーが担い、開発されたシステムの運用についてはシステム子会社を含めたユーザー企業で行っています。つまり、米国とは全く逆の構造となっているわけです。
米国の方式が優れているというわけではないが、システム開発は外部に委ねるのではなく内製した方が、組織の文化をITシステムで表現することができるし、実務の流動的な変化にあわせてITシステムを手直しすることが容易になる。初動の苦労を乗り越えられれば、全体的にみてメリットは大きいと言える。ただ、IT部門だけで内製するのではなくて、部門や社員全体で内製に取り組むことが大前提となる。