<ドリームマン>シリーズ第一弾。
グエンは一年半前に運命の人と出逢って以来、夜中に訪ねてくる彼の名前も知らないまま、身体だけの関係を続けてきた。
そのミステリーマンは、トラブルの巻き添えで命を狙われ始めたグエンを守るため、正体を告げる。
クリスティン・アシュリーを読むのは初めてで、これは「当た
...続きを読むり」だった。
久々に、ユーモアがあってヒロインも可愛くて、ヒーローも素敵な良い作家に出逢った。
最初は、グエンがただヤルだけにやってくるミステリーマンに何も言えないでいるのを、心配していたのだけど、読み進めるほどにグエンが好きになった。
可愛いんだよね。
あと、いつもは他に良い男の登場人物がいて、そっちに揺れてるの見ると、嫌な気持ちになったんだけど、グエンはそんな事思わなかったな。
寸止め女王だからかな(だっけ?(笑))
バイカーの彼も良かったけど、ミッチがいい感じだった…(うっとり)
ホークはぐいぐいくる感じで、良かったなぁ。
でも、グエンが彼にすべてを与える決意をさせて、心を開いた後で捨てるような真似をした後、夜中にまたヤリに戻ってきたあのやり方はなぁ、どうかと思うけど。
それで翌日に、自分の過去を話すけど、結果「だから?それで?」だと思うんだよね。
そういう過去があったから、自分はびびってあんな事を言ってしまったけど、本気じゃない。取り消したい。許して、もう一度俺にチャンスを欲しい。まで言うのが筋だと思うな~。
それで彼女がまだ傷ついたまま、それを消化しきれないでいると「最後通告だ」みたいな感じで去っていくなんて、ひどいじゃんよー。とおもた。
まぁ、すべてうまく行ったからいいんですけどねー。
いやしかし、良い作家さんだな。
できるだけ早く、次々に新しい本を出して欲しい。
☆4つ。