佐藤大介のレビュー一覧

  • 13億人のトイレ 下から見た経済大国インド

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    インドは人口世界一、GDPも日本と然程変わらない経済大国だが、まだまだ生活環境劣悪な場所もあることを実感した一冊。「トイレ」は全人類がなくてはならない設備なのに、存在しない場所、劣悪環境下で労働に当たっている人も大勢いらっしゃる。我が国は「清潔なトイレ」「安全労働環境」が当たり前にあると感じるが、そうでない国、地域があることを学び、SDGsの目標にも考えてほしい。

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    2024年04月30日
  • ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル

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    「ルポ○○」というタイトルの作品が好きでよく読むのだけど、こちらもまたインパクト絶大な一冊。
    死刑囚、元死刑囚の遺族、刑務官、衛生夫、教誨師、元法相、異なる立場の人々からの克明な証言をもとに、謎に包まれている死刑制度の現実と実態を知ることができ、とても意義深い内容だった。
    改元前にオウム真理教元幹部らが立て続けに死刑執行されたことはまだ記憶に新しいけれど、それも「ニュースで知った」というだけで、どのように異例だったのか等の詳細は何にも考えたことがなかったのだと気づいた。
    いわゆる「袴田事件」については、死刑が確定していたのに49年目にしてそれが覆り、釈放が認められたというのだから驚愕するほかな

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    2023年09月13日
  • 増補版 寄生蟲図鑑 ふしぎな世界の住人たち

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    古今東西の寄生生物が載っています
    平和に共存 ウィンウィンな関係なものから
    宿主を乗っ取り形状や生態まで
    狂わせてしまう まさにエイリアンな生物まで
    度も宿主を変えたり
    なんでこういう生態を思いついた?んでしょうね
    ここまでして 宿主を利用するのが
    果たして効率的なのか 疑問も感じますけど
    私たちって 栄養の塊が
    ふよふよ のんきに暮らしてるんですね

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    2023年08月09日
  • 会社を辞めずに年収1000万円稼ぐ! 中国輸入ビジネス

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    利益を大きく伸ばしていくまでのステップと各ステップでの作業概要が説明されていて、全体観がわかる本
    初心者向け

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    2023年08月03日
  • ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル

    購入済み

    死刑を知る良書

    興味あるけど分からない。表面だけ掬って、心のざわめきを楽しむだけ。
    そんな人にこそ読んでほしい。
    死刑の裏側や現状が分かります。
    ただの廃止論ではありません

    #タメになる

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    2023年03月29日
  • ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル

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    死刑制度にやや否定的な論調であるが、死刑制度について、
    ・当事者の心情
    ・制度運営の実情
    ・制度の是非に関する議論の現状
    がまとめられており、死刑制度の基礎的な知識を習得することができる。読者は著者の主張を理解しつつ、自らの意見を持つよう努めながら読むことが肝要である。

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    2023年03月13日
  • 医良戦略2040~2040年の医療を生き抜く13の戦略

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    病院で働く医者というよりは、公衆衛生や民間企業に腰を据える医療関係者の人たちの対談コラム
    私自身病院に来る手前の人たちに医療従事者側が介入するシステムを構築することに興味があるので色々と参考になる内容が多かった。横文字が多くてちょっと読みづらかったけど。
    医者としての将来に不安はつきないが、同時に変化していく未来が楽しみでもある。何でもできるし、何者にでもなれる。多分。

    ✏少子高齢化や人口減少で社会保障費の負担がどんどん大きくなる中で、サステナビリティだけを考えれば、医療費を抑えるために治療を「諦める医療」にシフトすればいいという話になりがちである。しかし、質を担保したまま持続可能な医療にす

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    2023年01月11日
  • ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル

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    死刑制度について、実際のところどんな手順で執行されるのか、死刑囚や被害者はどう思っているのか、刑務官の苦悩など、インタビューを重ねて書き上げられている。死刑のことをよく知らずにその是非を議論することの無意味さを痛感する一冊だった。こういう繊細な内容はもっと想像力を働かせて考えなければならないと改めて感じた。

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    2022年12月19日
  • ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル

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    死刑への賛否は別として、日本人の考え方や人権意識を考える素材として良い素材だと思う。巻末のインタビューでも安田弁護士が述べていることに同感。日本人はわあわあいうだけで、議員への働きかける力が弱い。

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    2022年11月15日
  • ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル

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    巻末インタビュー含めて、よくよく踏み込んだ、考えさせられる1冊でした。死刑はいろんな議論がある。だからこそ、もう少しオープンにして国民的な議論があってもいいというのは納得。
    犯罪被害者はどうしたら救われるのか。死刑は解決策となるのか。もちろん、やったことは許されないけど、オウムの井上死刑囚の反省が少し響いた。

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    2022年09月16日
  • ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル

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    死刑、日本における絞首刑の現状を説明しながら、その問題を浮かびあげている。
    厳罰として、被害者感情を考えると日本人は死刑ありき論が多いが、アンケートの設問の問題も指摘している。
    個人的には終身刑が妥当と考える。やはり、絞首刑は野蛮だ。それに関わる仕事しているとしたら、平静ではいられない。

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    2022年07月15日
  • ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル

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    死刑制度についていろいろな方の立場から取り上げたもの。人の命を突然奪った人が人権を主張するなと、自分も例に漏れず応報的な考えだったけど、本当に反省している人は刑を受け入れ、そうでない人は再審を請求したりして執行を延ばそうとしているという記述を見て、思うところがあった。

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    2022年03月06日
  • ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル

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    日本が死刑に関してあまら情報開示していないように、本書を読んで多くのことを知った。正直序盤までは死刑には賛成だったが、死刑囚の心情以外にも執行人や関係者の心身への負担が大きくなったりする点から、ここまで多くの人を巻き込んで全員が嫌なことをするべきなのか疑問に思った。
    国際的な評価を気にして、死刑制度を見直す日本政府は想像できるが自分達が発起人となって見直されることはないだろうなと思う。

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    2022年02月18日
  • ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル

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    死刑をめぐるさまざまな立場の意見をまとめた新書。
    筆者の書いているとおり、普段、私たちは死刑がどのように行われているのか、死刑囚がどんな生活をしているのか、彼らの刑の執行までどのような人が関わっているのか、知ることはない。法務省の役人から被害者遺族、教誨師、世話係まで、いろいろな立場の言葉を読むことができ、勉強になった。

    筆者の立場は明確に死刑廃止で、文章の切り取り方からもそれが見える。関係者の言葉を読む限り、死刑についてもっと議論し、廃止も含めて検討すべきなんだろう、ということに対して疑義はない。

    だが、一般市民としては、被害者のことをどうしても考えてしまう。被害者は命を奪われて口がきけ

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    2022年02月12日
  • ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル

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    死刑囚の執行までの日々の生活、執行を行う法務省や拘置所の人々、教誨師、犯罪被害者の心情など、タイトルどおり、死刑に関するリアルな内容を提供してくれる。本書内で明らかにしているように、著者は死刑反対という立場であり、そのせいか、世論調査の数字の見方などでは若干バイアスがかかった表現のように感じられる部分もあるが、全体的には冷静な筆致で、分かる範囲で事実を書いている。死刑囚に対して行われたアンケートや、犯した罪を深く反省する死刑囚やその被害者家族の話を聞くと、凶悪犯罪に対して応報刑を科すべきとか、犯罪被害者の気持ちは他人には分からないと主張する死刑容認論者の意見のみが正しいとは言えないように思えて

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    2021年12月15日
  • 13億人のトイレ 下から見た経済大国インド

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    インドのトイレ事情についてのルポルタージュ。
    中国に次いで世界最大の人口のインドだが、トイレがない人たちが約半数ぐらいいる。日本の常識から考えると信じられない話だが、トイレは不便と考えるのがインド人の常識になっているようだ。モディ首相は、トイレ設置による衛生状態の向上を施策に挙げて推進しているが、実態はトイレがあっても使わない。後の処理が面倒だから、費用がかかるから、という人も多いようだ 農村は野糞が当たり前で、そのために犯罪が起きる(特に女性子供)こともあるらしい。またトイレがあるところでも、下水の清掃で命を落とす人たちもいる。カースト制の悪影響の問題を技術で問題解決を目指す人たちの話等々、

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    2021年09月01日
  • 増補版 寄生蟲図鑑 ふしぎな世界の住人たち

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    寄生虫について軽く学べる一冊である。物凄く細かい訳ではないが、こういう生態のものがいるんだなぁと知ることができる。

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    2021年04月18日
  • オーディション社会 韓国

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    KPOP、GALAXYなど、華やかなに見える国の内情は華やかではなかった。学歴社会、家族の崩壊、表には出てこない闇が描かれていた。

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    2021年04月17日
  • 13億人のトイレ 下から見た経済大国インド

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    インドはカレー、ヨガぐらしいか知らなかった私。衛生面より、なによりも大事とされる宗教。宗教とともに生まれ生きる人々が衝撃だった。

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    2020年12月11日
  • 13億人のトイレ 下から見た経済大国インド

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    スピリッチュアルな世界に関心のあるひとにとっての
    世界の路地裏を歩くバックパッカーたちにとっての
    インドではない
    それこそ 13億人の人間が暮らす
    インドを「トイレ」から見たレポート

    都市であれ村であれ
    どんな場所でも
    バラモンであれダリットであれ
    カーストなど関係なく
    「出すこと」は
    平等で必要なこと

    きっちりとした取材に
    裏打ちされた
    「トイレから見た国家」が
    小気味よくあぶり出されていく

    著者の着眼点のすばらしさに脱帽
    取材をされた人たちへの
    リスペクトも感じられる
    だからこそ
    本音が聞きだせることができ
    だからこそ
    インドの今を語ることに
    つながっている

    現在のインドを語る

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    2020年11月16日