黒枝シアのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレイラストとあらすじに惹かれて購入しました。
エルフの末裔の伯爵令嬢レナとそんなレナを10年前に見初めて以来、熱烈なアプローチをしようとするたびに、レナの兄に妨害されて、心が荒んでしまった宰相ヴィクトリアスのお話です。
イラストのヴィクトリアスは読み終わった後に見ると、内容からのイメージよりだいぶマシな感じがします。顔はいいのに残念な人っていうのがヴィクトリアスのイメージです。
別の女性と婚約した王子様はとってもいい人で、レナと一緒になってもいいほどでしたけど、王子様の前でヴィクトリアスが毎日レナへの愛の歌を歌っていたら、ちょっと政略結婚しますとは言えなかったかも。まあ、ヴィクトリアスの策 -
Posted by ブクログ
エルフの末裔たる少女は、家族全員に王子妃を
切望されている。
しかしある日、それが無理だと分かったとたん…。
ストーカー? いやヤンデレ? と悩んでしまうほど
怪しげなヒーロー(笑)に手助けされつつ
次兄を探す主人公ですが…騙され具合がw
いやどう考えても連れ回されてるだけ! と
突っ込みがいがある捜索方法です。
当初、うっかり王子を見習って(?)彼の事を
ものすごく疑いましたが。
心を砕いてくれたから、というのはありますが
本当にそれでいいのか!? と聞きたくなるお相手。
あの家にいるぐらいなら、そちらがいいですけどねぇ。
そして偽次兄、完璧に習得できたようで?w -
Posted by ブクログ
ネタバレ前巻でもちょっと思ってましたけど、この巻を読むと、ヴィクトリアスがビーズログ文庫の「恋する王子と受難の姫君」のアレクのキャラと似ているって感じました。レナへの愛情の深さとか変態度合いが・・・。
今回新キャラのレナの婚約者のアルウェンが登場しましたが、彼がほんとにいい奴で、こんなにいいように書いちゃうと、ヴィクトリアスがかすんじゃうなあって思いました。私的にはアルウェンの性格の方が好きですし、なんだか「天は赤い河のほとり」のラムセスっぽい感じがしました。
(かっこいいけど報われない人・・・。)
これはまだ続くのかな?
なんかヴィクトリアスの変態度がUPしてて、もうちょっといいところを増やして -
Posted by ブクログ
ネタバレエルフの末裔でもある伯爵令嬢レナは幼い頃から王子妃になるのだと言い聞かされ育った。ところが16歳になったレナを予想外な出来事が襲う。王子は別の女性を婚約者に選び、さらに家族は旅の途中で事故に合い、行方不明になってしまい、跡取り問題で伯爵家は窮地に立たされてしまう。そんな中、兄の親友と名乗る青年宰相ヴィクトリアスが王子と共に現れ、レナの後見人になると名乗り出て・・・。
感情表現の乏しいエルフの女の子が激しすぎる愛情を持つ策略家青年宰相に猛アタックされて落とされてしまう話でしょうか(笑)
ヴィクトリアスが予想外でした。表紙のイラストではまさかあんな性格とは思いもよりませんでした。レナへの愛が深