マイディーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」
父とゲームフレンドに。
齢六十を超えるゲーマーの父にファイナルファンタジーXIVをプレイして貰い、自分は正体を隠してフレンド登録。共に冒険を続け、いつの日か自分が実の息子であることを打ち明ける。これは壮大な親孝行計画、通称「光のお父さん計画」である。
きっかけは、父が胃癌の手術を受けることを聞かされたことである。病室の扉を開けると弱り切った父がベットで寝ていた。父と母が話しているのを聞きながら、父がお見舞いに貰ったタブレットにアプリやゲームをダウンロードしていた時、ふと「父が死んだ時、泣くのだろうか?」と今まで考えたこともない疑問が湧い -
Posted by ブクログ
ネタバレ実の息子であることを隠し、FFの世界でお父さんと仲間になり冒険をする物語。
跪いて挨拶したり、半袖がかっこ悪いからFFをやめたいと思ったり、少し天然なお父さんのエピソードを読んでて面白かった。
冒険を進めていくことで息子とは知らずだけど、親子の絆が深まっていくようだった。最後のボスに勝てた時、感動して私も涙が出てきた。自分も親が喜んでる姿を見ると泣いてしまうだろな、、、。
要所要所でマイディーさんのお父さんとのエピソードやお父さんへの思いが書かれていて、感動した。最後は息子であることを直接打ち明けて、、お父さんも喜んでくれたようで素敵な話だなと思った。
ゲームでこんなに絆が深まるんやと、、、い -
Posted by ブクログ
オンラインゲームであるファイナルファンタジー14のプレイ情報を取り扱っているブログでの企画記事の書籍化である。齢60にして現役ゲーマーである父にこのゲームをプレゼントして密かに手助けしていくという形の親孝行企画だ。
帯に「僕はこの人が死んだ時、泣くのだろうか?」とあるように、社会人である作者は父との関係が疎遠であり、その隙間を埋めるようにゲーム内で親子関係を深めていく様は胸を打つものがある。創作に勝る感動がそこにはある。
また、ファイナルファンタジー世界・キャラのキャプチャーによる、画像と文章のコラボによる表現もこの書籍の特徴だろう。画像の量はかなりの量に上る(平均して1Pに一枚はあるだ -
Posted by ブクログ
ネタバレオンラインゲームをやったことないし、FF14がどんなゲームかもよく知らない。ただ、ここに書かれていることが面白いので購入。
まずオンラインゲームを60歳過ぎの方がやるということに驚いた。大抵この年代の方は「ゲーム=ファミコン」、プレステだろうがドリキャスだろうがみんなファミコンという勝手なイメージがあった。自分の親がそうだからかもしれないけど。そしてお父さんがマメにゲームをして、ちゃんと予習もしてボスに臨む姿が初心者ではないゲーマーということがわかりました。
あとはもうお父さんに対するツッコミが多い面白い本ですと。マイディーさんがこういうことをしようと思ったことに感動しました。最後は泣け -
Posted by ブクログ
性格的にゲーム廃人になる要素をたっぷり持ち合わせている人間なので、ある時からキッパリとゲームはやめました。ゲームってものすごく時間取られるし、頭の中は攻略でいっぱいになって他のこと全然できなくなっちゃう。
生活に支障をきたす、ってやつです。
ということで、FFXIVはやったことないけど、そもそもゲームの世界観やキャラデザインを見るのも大好きなので、この本の画像のキャプチャを見てうっとり。眼福。
絵本として読みました。
しかし、内容はスッカスカ。
なんか大げさなワード("壮大な親孝行" みたいな)がやたら使われているけど、お父さんは完全にカカシだし、身元を隠して交わす会話も